今年初の戌の日です。
昨日のような寒さでなかったので、戌に関わりのあるお寺にお詣りしました。
片岡山 達磨寺です。
山門前には王寺町のマスコットキャラクター「雪丸ちゃん」の石像がお出迎えです。
境内に入りますと、紅白の山茶花の大きな木に、華やかな装いの花が今花盛りです。
お寺の説明の方が、これからご案内をしてくださいました。
まず本堂にお詣りします。
三体のご本尊さまです。
説明を聴きながら、どこにも撮影禁止の立札のないのが気にかかりました。
「写真を撮らせて頂いてもいいのですか。」説明をお聞きしてから尋ねました。
「はい・ここでの撮影はしていいのですよ。」
とても嬉しいことでした。
木造千手観音座像・王寺町指定の文化財で室町時代の作
木造聖徳太子座像・国指定の重要文化財・鎌倉時代の作
木造達磨座像・国指定重要文化財・室町時代の作
三体のご本尊様に、今日の日の感謝のお詣りを丁寧にしてから、写真を頂きました。
本堂内には上のような文化財が展示されています。
創建以来幾度かの兵火や荒廃に遭遇しながら、聖徳太子遺跡霊場十九番の寺院として、大切にされていることを
ボランティアの方の説明で、よく分かりました。
雪丸像
雪丸は聖徳太子が飼っていた犬で、人の言葉が理解でき。お経を読み、臨終の時には自分を達磨塚の丑寅の方角に
葬るようにと遺言したと伝られています。
現在は、境内のこの場所に移しているそうです。
達磨寺について、教えて頂いたことがまだ多くありますので、次の機会に書くことにします。