カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

上野運動公園 晩秋の名残

2019年11月22日 | 我が町

 

11月21日撮影

11月12日に裏庭で転倒して以来、骨折はしなかったものの、酷い打ち身の痛さが続き

毎日の生活がとても辛い日でした。

どんどん進んでいく季節を、カメラで追っかけることもままならず、pcを開ける気力も

削がれてしまっていました。

両足膝下の紫色の内出血が、昨日やっと消えましたので、歩き辛いなりに出かけようと思う気力がわいてきました。

一人で行ける所は 近くの上野公園です。

トリムコースや、池の畔に広がる秋の名残が嬉しくて、足を気遣いながらも運動公園を、ゆっくり歩きました。

白いススキの穂先にさえ、晩秋の美しさを見つけました。

 

池を隔てた向こうに紅葉の美しい木があります。

西日に当たった部分が、輝いています。

池にその輝きを浮かべていました。

後で傍まで行くことにしました。

5月に黄色い花を咲かせていた、ユリの木の葉の紅葉です。

見上げると黄色い天井の下に、立っているような気がします。

シダーアリーナーの向こうには、何本かのユリの木が一際綺麗に色づいて並んでいます。

トリムコースの外側の銀杏が、他の木の中で、黄色く鮮やかな姿を見せています。

ユリの木は、もう落葉にかかっています。

 

池の向こうに見えていた綺麗な紅葉です。

傍に行ってみますと、ラクウショウ(落羽松)でした。

沼杉とも呼ばれ木の下には、にょきにょきとした気根が生えている、不思議な風景が見られます。

太陽の良く当たる方が紅葉が早く始まっています。

ことに西日を受けると、一層茜色に輝いて見えます。

メタセコイアととてもよく似た木です。

きっと琵琶湖の畔、マキノでは、メタセコイアの並木が美しく紅葉していることでしょう。

暦の上では、冬が訪れていますが、ここでは、晩秋の名残の色づきの木々と出会い、本当は怪我さえしていなかったら

もっと行ってみたかった、紅葉の名所の代わりに、ここで季節の流れを実感しました。

コメント (6)
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