これは、鉄道線路のある所に、よく見かけます。
この写真の上の方は、五條へ下の方は、和歌山県の新宮へと線路が敷かれるはずだったのです。
幻の五新鉄道と、今では呼ばれていますが、大東亜戦争の途中で資材も労働者もみんな戦争のために、
鉄道どころではなくなって、工事は中止になってしまいました。
その幻の五新鉄道の線路沿いに植えられた紅白の枝垂れ梅です。
まだ五分咲きくらいでしょう。
でも駐車場から美しいピンクが見えました。
以下梅の木の下に立って、青空をバックに咲く枝垂れ梅を、あちこちから眺めました。
白梅の方は、開花が遅くてまだ二分咲きくらいです。
紅白の枝垂れが咲き揃ったら、賀名生の里の幻の五新鉄道を
華やかにしてくれることでしょう。