カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

節分

2024年02月03日 | 日記

 

 

日の出少し過ぎの東の空は、太陽の居所を知らせるような朝焼けの名残がありました。でも高見山をはじめ奥の山並みは雲の中でした。

 

お昼前には、風が強いものの、たっぷりした陽ざしが届いて、洗濯日和になりました。

 

まるで春のような綿雲があるばかりで、冬と春の季節の分かれ目=節分と言ったような陽気の

空模様がお昼過ぎまで続きました。

頼んでおいた1週間分のお買い物が届きました。

豆撒きはしないのだけれど、福豆は買っておきました。

子供の頃の節分を思い出しますと、恵方巻の記憶はありませんが、豆まきと福豆を頂くのは思い出の中にきちんとあります。

今日まで続いてきた節分の歴史を思いつつ、家族の健康と幸福を祈る意味で、両親が続けてくれていた風習を、

この歳になっても節分には続けたいと思いながら、福豆の用意だけはしたかったのです。

 

 

福豆は、自分の数え歳に一つたした数の豆を頂くものだと両親が教えてくれて、家族それぞれの数の豆を数えて半紙に取り分けました。

今は歯が弱くなっているし、歳の数は反比例して多くの豆を頂かなければなりません。

もう何年か前から、私は福豆を数えて、瓶に入れそれに酢を加えて「豆の酢漬け」にしてきちんと数だけは食べることにしています。

しっかりと酢に浸かった煎り豆は軟らかいし、香ばしくて、酢の物の好きな私は、節分でなくても、残った豆を酢漬けにしておやつ代わりにしています。

「数え年より1つ多く」というのは、翌年も健康でいられますようにとの願いだそうです。

それも父が教えてくれた幼い頃の私の記憶です。

今年は空き瓶がなかったので、ワイングラスにサランラップの蓋をしました。2つに分けないと酢を含んた豆が

飛び出してしまうからです。

 

 

恵方巻は丸かじりできないので、最初から切っておきました。

今朝からラジオで何度か、幼い子の豆の食べ方と、高齢者の恵方巻の丸齧りには周りの人が気を付けて…と聴こえてきました。

毎年何人かの救急搬送があるそうです。

無事に節分のお食事もできました。

孫のお嫁さんから「家では豆撒きをしますよ。」とラインがありました。

次第に曇り空になって来ています。明日は雪が降るかもしれないとの予報です。

寒くなるのは厳しいです。

コメント (4)
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