カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

16年ぶり

2007年11月23日 | ★ 日々の呟き


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研究発表会に行った日
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「豊かな学びを育む授業の創造」と題して3年間の学校の取り組みの集大成である研究会のお知らせと案内状を頂いた。
最後に12年間在職した学校であることとその間苦楽を共にした人が学校長であること。
案内要綱の公開授業を見て、大好きな教材だった新美南吉の「ごんぎつね」の授業があること等々楽しみに参加した。
授業も、研究発表も、3年間の積み上げの成果がよく見られ、現職の先生方の取り組みに敬服した。

2年生の教室では、私が新卒当時担任した人の授業を見ることが出来たのも嬉しかった。
生き生きと目を輝かせている児童と、先生の阿吽の呼吸のような学級の雰囲気に、日頃の子供たちとの強い結びつきが構築されているようで、頑張っている姿に会えたことが「今日が一番いい日」の思いを抱いた。



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マウスオン・ワンクリック・3画像

みくら橋・この橋を渡って通勤した12年間が、懐かしくこの日の1日に凝縮した、研究会の参加だった。
橋を渡り終えて空き地のスペースに駐車して、橋の下を流れる吉野川を暫く眺めた。
青い水がゆったりとして流れて行く。
このように川をゆっくり眺める時間のなかった日々が、貴重な足跡のようにさえ思える。

浜松~舞坂
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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
感無量 (tona)
2007-11-23 20:37:27
研究発表、公開授業は先生にとってはとても大変なことですね。ふだんからいい加減にはできない授業ですが、これをいろいろな人に見ていただき批評をこうことは自分の授業法を伸ばすために必要なのことです。
そうしてこられたanikobeさんが、後輩がたの授業をご覧になって感無量だったのでしょうね。
廊下の掲示板の立派なこと、そして板書の字がとてもきれいなのに感動しました。
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Unknown (ちっち)
2007-11-23 21:59:08
「ごんぎつね」忘れられない思い出です。所属していました会のリサーチ・スピーチで「ごんぎつね」について発表しました。4年生の教科書でしたね。とても好評で、その記念に、有名な彼岸花の咲く季節、愛知県半田市に、新見南吉記念館、生家、お墓などに案内していただきました。当日は和紙で狐を折って胸につけ発表会に、私にとって輝かしい思い出です。
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tonaさんへ (anikobe)
2007-11-23 22:13:18
ほんとうに感無量でした。
記事には書かなかったのですが、朝読書タイムをとって、全校児童がそれぞれ読書しているとの発表もあって、読書離れが問題になる此の頃、小学生の頃から、読書の楽しさを身につけていく実践にも感心しました。
全てが積み重ねられた実績ですよね。
心揺さぶられるいい機会をもらえて幸せでした。
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ちっちさんへ (anikobe)
2007-11-23 22:31:24
「ごんぎつね」には、ちっちさんも素晴らしい思い出がおありだったのですね。

もうずいぶん前に、彼岸花のことへのコメントに「ごんぎつねの里」のことを書いてくださった名古屋の方がいらしたのを、思い出しています。
そこへ、彼岸花の咲く季節に行かれたちっちさんの感動、大きかったことでしょうね。
それも、研究発表の好評のご褒美ですよね。

いつも思うのですが、死をもってしか分かり合えなかったごんと兵十のあの結末、余りにも悲しすぎますね。鉄砲の先の青い煙が、その悲しみの象徴のような気がします。
新美南吉の記念館に行ってみたいです。
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ごんぎつね (マオママ)
2007-11-23 22:59:37
研究会の案内が、大好きなごんぎつんねで友人が学校長、最終在職校で、教え子の現職教師と何から何まで
教師冥利につきますね。
それだけ長く勤めて来られたanikobeさんだからの「今日も一番いい日」という事ですね
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マオママさんへ (anikobe)
2007-11-23 23:21:20
相田みつをさんの「今日が一番いい日」という言葉に出会ってから、締め括りはいつもそうなってきますね。
そう思えるのは、幸せですよね。
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感無量だったでしょうね (オヤジな私)
2007-11-24 10:11:56
校舎は新しくなっても、子どもたちの赤い帽子、
周辺の景色は変わってなかった・・

anikobeさんは当時にタイムスリップされたことでしょうね。
後輩の先生方の授業風景にも、当時の思いが交錯されたでしょうね。

吉野川の流れと、時の流れが一緒になって、本当にいい1日を過ごされましたね。
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オヤジな私さんへ (anikobe)
2007-11-24 11:24:00
美しい校舎の中で、人数は当時20名の2組だったのが、1組の20名足らず、少子化がここにも見ましたが、一人一人に目の届く環境で育まれる、子供たちの将来へ大きな期待を持ちたいと、授業を通して思った日でした。
最後の職場への懐かしい気持ちは、今も膨らんできます。
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半田の記念館 (のこたん)
2007-11-24 19:28:59
 ホームページはこちらです。
http://www.nankichi.gr.jp/index.html

 私も子供が小さな時に読み聞かせをしました。
 そうして愛知県半田市に新美南吉さんの記念館をあるのを知りました。
 ゴンの小道もありました。
 ステキな所でした。

 anikobe様の思い出の地で、教え子の授業も見られたのですか。
 とっても暖かな気持ちになりました。

 ご苦労様でした。
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のこたんへ (anikobe)
2007-11-24 20:40:37
物語る分を国語で扱う時、最初に私が読んで聞かせるようにしていたのですが、「ごんぎつね」を読む時、
兵十が「ごんお前だったのか・・・」というところでつい涙ぐんでしまう私でした。
36年間の間に何度あったことだろうと思います。
とても好きな物語です。

HPお知らせ有り難うございます。
見てきて、ますます、行ってみたい場所になりました。
いつかきっと行きますね。
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