5月27日撮影
午後の厳しい日差しを避けて、子鹿が春日大社参道の木蔭の中で、とおり行く人に頭を下げているのがいじらしい。
お宮参りの帰り、せっかくの機会だから奈良市へ立ち寄った。
疲れているのであまりたくさんの目的地を決めるのは避け、駐車場が空車表示の出ているのを、道路標識で確かめて春日大社の駐車場に行くことに決めた。
平日なのに春日大社の参道は、人が随分多い。修学旅行生はグループ行動もあり、学校ごとの集団有で、平年の5月ならば、気持ちの良い皐月風の中を歩けるのだろうが、今年の異常な暑さは旅行生も引率の先生も大変だ。
大きな声が飛び交って歩いているグループは、日本語じゃない。外国の人も多いものである。
取りあえず椅子に腰を下ろして、冷たいものを食べたい。
荷茶屋に来るとその月の万葉粥を食するのが楽しみだけれど、粥は熱いとのことで、これをパスして一番爽やかそうで喉越しのいい上のようなのをオーダーした。
私の席からは、荷茶屋の玄関がよく見える。外の床几の赤い毛氈のところにも、お客さんがいたのだが、先に席を立っていつの間にか見えなくなっていた。
気温は高いのだけれど湿度が低いので、木蔭や建物の中に入ると、風が通り抜けてとても心地よい。食事時間でないので、混みあってこないのを幸いにして、この気持ちのいい場所で、ゆっくりと休憩の時間を取ることができた。
早朝に起きてきた疲れもすっかりとれて、膝さえ痛くならなければ、ちょっとその辺りを散策して来る気力が出てきた。
このまえアリゾナにいったとき、日光にいったとき、鹿を見ましたがものすごく汚れていました、
各地の人はならに行って飼い方(野生でしょうけど)を習えばよいものといつも思います。
ついカメラ目線が捉えるときは、綺麗な鹿ちゃんにいきます。
年老いた毛並みの醜い高齢者鹿は、お気の毒な気がしますので初々しい鹿ちゃんを写します。
白い斑点の美しいころの鹿は、一番です。
お疲れも回復されたことでしょう。
熱さを凌ぐ葛餅と冷たいお茶でしょうか。
可愛い小鹿とともに、奈良によく似合う場面でした。
いつも通り過ぎている見覚えのあるお茶やさんです。
機会があったら寄ってみたいです。
甘さを控えた葛餅と、冷たいグリンティーは、暑さも疲れも解消してくれました。
ここでお食事をするのでしたら、月替わりの万葉粥のメニューは、ヘルシーで落ち着いた気分にしてくれます。
一度は味わってみてください。
コメントありがとうございました。