雲は多いけれど、暑さはすっかりなくなり、気持ちよい風が頬を
かすめていきます。
あの８月の暑かった日が、遠ざかっていくのが分かる今日でした。
外に出るのが、楽しみです。
畑には、ニラの白い花が咲いていました。
稲が実り、刈取りを待つばかりになっています。
これは、お化け柚子のようです。
黄色くなって、柚子風呂に入れる頃には、畑の持ち主が収穫していきます。
この辺りで１番早い刈取りです。
話しかけましたが、刈り取り機のエンジンの音で、こちらの声が聞こえないようなので、
もうここから引き返しました。
暑い頃には、ここまでさえも出られなくて、クーラーの付いた部屋に終日、
閉じこもっていたので、作物も花も見ることなく過ごした真夏でした。
シオカラトンボがゆっくりと羽休みをしていました。
怠けている体や、足の動く感覚を、取り戻さないとしていかないと、
あちこちのお出かけも大儀になってしまいます。
先程、５時少し過ぎだったと思います。
雨が降っていたので、パソコン横の障子を閉めててあったのですが、
急に明るくなったので、障子を開けますと、
簾を通して、虹が見えました。
カメラを持って、慌てて裏の道に出ました。撮れたての虹です。
これ・わたし
端から端まで、弧を描いた大きな虹を、見ることができたのは、
ラッキーでした。
僅か１０分くらいですが、両端の部分が気味が悪いほど、はっきりした色でした。
９月５日撮影
コキア畑で立ち話をした人が、「せっかく来たのだから、
この丘の向こうに彼岸花が咲いているのを、撮って帰ればいいですよ。」
と教えてくれました。彼岸花の咲くには少し早いと思っていたのですが、すぐ近くだということでしたので緩い坂を登って行きました。
左側の池の土手一面に、咲き始めた彼岸花が目に入って、嬉しくて
ドキドキしました。
土手を埋めるような咲き方ではなかったのですが、これからもっと密に
咲いてくることでしょう。
白い彼岸花が、２所に見えました。
秋の訪れを知らせてくれる彼岸花は、子供の頃から好きな花でした。
野原から摘んできては、ままごと遊びにしたり、首飾りをしたり、蕾で蝋燭を
作ったり、友達と彼岸花遊びをした懐かしい思い出が、この花を見るたび
思い出します。
母は彼岸花で遊んだあとは、石鹸でしっかり洗いなさいと、その度に
うるさいくらい注意されました。
母を思い出すのもこの花です。
もうすぐお彼岸になると、田の畦を美しく彩ることでしょう。
そんな楽しみの初めが、この彼岸花でした。
やや暑さが収まった今朝、午前中に帰るつもりで、久しぶりの
お出かけをしました。
ヒマワリの花を撮りに行った時に、丸坊主の可愛い頭のコキアの坊やと出会い、
猛暑を乗り切った今、どうなっているのが、そんなことを思いながら、
出会いに行きました。
馬見丘陵公園へへのお出かけの目的は、それでした。
ヒマワリの頃は、濃い緑の美しい色だったのが、今日はやや、中の方から
薄赤くなっていました。
グランドで蹴ったら、ころころと転がっていきそうないい形になっています。
この区画は一面みんなコキアです。
横で撮っていた人が、去年はごく少なかったそうで、係りの人にもっと植えると
いいでしょうねと、話したらこんなに一面で、感激しているとのことでした。
濃い緑の頃のコキアが好きだと、話していましたが、私もその頃来ていたことを
話しで、これから赤くなっていくのがまた楽しみだと、話が弾みました。
葉の中のは、小さい花が見えました。
赤い花の最初です。
茎も葉っぱも、赤く染まったころに、またここに来ることにしましょう。
９月２日撮影
昨日ブログの編集をしようとしたら、カメラからの画像の転送も
できなくて、諦めて今朝からやり直しました。
持ち主が怠けると、パソコンもそれに倣って、怠け癖が付いてしまったようです。
今日はリハビリの日ですから、これから行って、帰ってからゆっくりと、
調べ直してみようと思っています。
リハビリから帰ったら、雷ごろごろで、今頃になってしまいました。
昨日、雨上がりの夕方の空は、澄んで美しい感じでした。
外に出たらよかったのですが、庭から写したので、空が狭くなってしまいました。
稲の穂が実って、頭を垂れてきています。
庭の、豆タヌキちゃんも、雨のシャワーが、気持ちよかったみたいです。
