山岸の里です。
もう1度啓翁桜が満開になった時、連れて行って貰う筈で、楽しみにしていたのですが
行けない都合ができてしまいました。
今頃多分、サンシュユと一緒に、川岸を彩る啓翁桜が淡いピンクの色彩に
さながら、桃源郷を思わせる風景になっていることでしょう。
瞼をつぶればその様子が浮かんできます。
向こう岸に花木の世話をするために渡る吊橋です。
この吊橋を作った人は、先日投稿した幻の五新鉄道跡の、
枝垂れ梅のあるお家の、ご主人だと、賀名生へ行った時に聴きました。
西吉野地区のまだほかの所にも、この人の作った吊橋がいくつかあるそうです。
この日には、吊橋の道路側が、修理されて、新しい板になっていました。
トン・トン・トンと調子よくこの橋を渡って、向こうの花を撮影しに行った頃が、
もう遠い昔になってしまったような気がします。