今年も国立能楽堂で、恒例の「手話狂言•初春の会」を観る。
威張る人種を山伏に象徴させて揶揄した「柿山伏」、
主人が太郎冠者に、『供はまだ決まらぬと言へ』と言ひつけるところに、雇用者の俗な計算が仄見える「素袍落」、
けっきょく男女の縁とは“諦め”であることを、妻と愛人の手車が皮肉たっぷりに笑はせる「鈍太郎」──
ろう者俳優たちが魅せるこれら赤裸々な人間賛歌に先立ち、黒柳徹子さんが「お話 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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