今年の成人式は、母の仕立て直しの振袖を着ると云ふ傾向が、多く見られると聞く。
もちろん、昨年の成人式当日における、あの卑怯な事件がきっかけだ。
祖母から娘、娘から孫へと、仕立て直しをしながら受け継がれていく──
これが、かつて日本における「衣」の文化だった。
その傳統文化が、かの極悪人の卑怯な行為がきっかけで見直されたのだとしたら、なんとも皮肉なことではある。
もっとも、従来の文化が見直 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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