迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

浮世とは“見る”學問。

2020-08-20 23:02:00 | 浮世見聞記
日中は籠城しながら「歴史」を観て、讀んで、謠って日没までを過ごし、それから散歩に出る。



隣町の驛ちかくまで来ると、學生らしき“裸顔”混じりの團体が、大衆飲食店の前で思案の最中。


感染者を出した大學に籍をおく學生たちが、あちこちで“立入拒否”に遭ってゐる云々。

その元凶が、すなはちこれなり。


浮世狎れして小狡さばかりを身に付けたかうした太平樂どもに、自分の仕事を邪魔などされてたまるか……!


私も雇用者の立場だったら、間違ひなく同じ宣告をしてゐる。





ご近所の臺所からは、トントントン……、と包丁の音。



常に変はらぬ生活の聲。


さて、明日はなにが見られるかな。







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