京浜急行の2000形が横浜港の大桟橋に現れた、との話しを聞きつけ、さっそく現地を訪れる。
大桟橋内の売店が並ぶ一角に、先日オープンした京浜急行のグッズショップ、「おとどけいきゅう」のなかに設けられた2000形の正面を模ったモニュメントが、すなわちそれ。
正前に商品を載せたワゴンの置かれてゐるのが、なんとも無粋でガッカリではある。
それはさておき、種別が“快特”ではなくて“特急”であるところに、晩年を迎へた2000形の現実を思わせる一方、行き先が「羽田空港」となってゐるところに、“エアポート急行”として再び一花咲かせた嬉しさがある。
モニュメントの車番は、現在もリバイバルカラーで現役続行中の“2011”だが、内部の運転席は、先ごろ廃車になった2038号車のものをそのまま使用して再現され、
運転席うしろの三人掛けシートや吊革なども、そのまま使用されてゐる。
ハンドルは、フィーバーしたお仲間や幼児(ジャリ)がいじくり倒すのを防ぐためか、動かないやうに固定されてゐるが、なかなか使ひ込まれた感のあるそれは、「長らくお疲れ様でした」と、つひねぎらひの言葉を掛けたくなるやうな感動をすらおぼえる。
2000形の後継車2100形や、バリエーションを増やしつつある新1000形が現在の京浜急行の“顔”となってゐるなかーもっとも車番がなければ全て同じ顔つきだが……ーかういふ形で2000形が生きてゐることは、ファンとしてありがたい限りだ。
何度も言ってゐることながら、京浜急行2000形は、わたしのなかでは永遠のスターなのである!
大桟橋内の売店が並ぶ一角に、先日オープンした京浜急行のグッズショップ、「おとどけいきゅう」のなかに設けられた2000形の正面を模ったモニュメントが、すなわちそれ。
正前に商品を載せたワゴンの置かれてゐるのが、なんとも無粋でガッカリではある。
それはさておき、種別が“快特”ではなくて“特急”であるところに、晩年を迎へた2000形の現実を思わせる一方、行き先が「羽田空港」となってゐるところに、“エアポート急行”として再び一花咲かせた嬉しさがある。
モニュメントの車番は、現在もリバイバルカラーで現役続行中の“2011”だが、内部の運転席は、先ごろ廃車になった2038号車のものをそのまま使用して再現され、
運転席うしろの三人掛けシートや吊革なども、そのまま使用されてゐる。
ハンドルは、フィーバーしたお仲間や幼児(ジャリ)がいじくり倒すのを防ぐためか、動かないやうに固定されてゐるが、なかなか使ひ込まれた感のあるそれは、「長らくお疲れ様でした」と、つひねぎらひの言葉を掛けたくなるやうな感動をすらおぼえる。
2000形の後継車2100形や、バリエーションを増やしつつある新1000形が現在の京浜急行の“顔”となってゐるなかーもっとも車番がなければ全て同じ顔つきだが……ーかういふ形で2000形が生きてゐることは、ファンとしてありがたい限りだ。
何度も言ってゐることながら、京浜急行2000形は、わたしのなかでは永遠のスターなのである!