迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

しなやかに「俺様」。

2019-02-02 19:10:16 | 浮世見聞記
旧東海道川崎宿からほど近歩道で見かけた、みごとな木の根っこ。

以前に某所で、丸く根を張っているのは見かけたが、ここでは方形である。


しかも、隣の棕櫚に根を巻き付けてゐるその有様には──写真左端に注目──、弱肉強食はなにも生物だけではないといふ事実を見せつけてゐる。


その場の状況に應じて柔軟に、

しかし、

強かに根を張り巡らす。



生への凄まじい執念。


草木は無心にあらず。


ほどよく共存すべし。




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