迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

“母校”が出逢ひ。

2018-08-30 21:56:56 | 浮世見聞記
国立劇場敷地内の伝統芸能情報館へ出かけ、手猿楽師としての“勉強”をする。


このたび新しく学んだこともあれば、

知ってゐるつもりで実は知らなかったこと、

ちゃんと憶えてゐたつもりが実は勘違ひして憶えてゐた事柄など、

たくさんの出逢ひに学ぶ楽しさを再発見した、有意義なひととき。



私が国立劇場で傳統芸能の基礎を学んでゐた当時、これら資料は劇場本棟にあった閉架式の図書室に収められており、暇さへあれば“特権”を活かして書庫に閉じ籠もり、資料漁りをしたものだった。

──さうして私はこれら膨大な資料のなかから、のちに私の師匠となり、そして現在へと至る人物の名前に、出逢ったのである。
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