バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

修了お祝い会

2007年03月19日 | 日々の出来事
日曜日、幼児グループの修了お祝い会があった。年齢別のグループごとに1年間の成果を発表したり、みんなで歌を歌ったり。
バンビは下から2番目のグループで、課題は母親が名前を読んだら返事をして、カーテンから登場。先生が両脇から支えてくれてる鉄棒にぶら下がって(そのまま先生が移動する)母親のところまで来て抱きとめてもらうというもの。
バンビは私が抱きとめる直前に手を離して落ちるというハプニングもあったけどでも無事やり終えた。今年で3回目だけど、随分成長したなぁとしみじみ...。

入会したころ一緒に通っていた子ども達が今年はもう卒業で、発表では桃太郎のお芝居を上手にやっていた。みんなの成長ぶりにも驚かされ、胸が熱くなった。
バンビもあと3年経つとこんな風になれるのかなぁ、とこれまたしみじみ。

会の最後は先生やボランティアさんが1列に座っている前を子ども達が一人ひとり歩いてお別れのパッチン(手と手を合わせる)をすることになっている。
バンビは5番目くらいだったのに、担当のN先生がもう泣いている。 N先生は涙もろくて有名で毎年泣いてるんだけど、今年はお世話になっただけにこっちの涙腺までうるうる。 記念品(手作りのアルバム等)をもらって無事に会は終了した。

もちろんまた新年度も通所するんだけど、それでもこの季節はいつもちょっとせつない気持ちになる。卒業してしまう人もいるし、通所日の関係で顔を合わす機会が少なくなっちゃう人もいるし。
正直この1年毎週センターに2日、幼児グループに2日母子通園で行くのは体力的にも、精神的にも結構ハードだった。それでもほとんど休むこともなく通い続けられたのは、もちろんバンビのためというのがいちばんだけど、私自身も楽しかったり、学ぶことがあったりしてプラスになることが多かったから。
4月からは新たに幼稚園での生活が始まって、また新しい出会いがあるはず。不安もあるけど、今は期待というか楽しみな気持ちもとっても大きい。これからも焦らず無理せず、前向きにがんばっていこうと思う。

ちなみにこの日の夜は恒例の飲み会。子守はパパにお任せして、1年でこの時だけは先生もボラさんも一緒に大騒ぎ。みんなほんとに明るくてパワフルだなー。いつも元気と勇気をもらえる気がする。

お世話になった先生方・ボランティアさん、それに一緒に笑ったり時には泣いたりして励まし合いながらがんばってきたママさん達と子ども達、本当にお世話になりました。役員さんもお疲れ様でした。こうしてまた1年がんばれたのも、皆さんのおかげです。ありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくお願いします
コメント (2)
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