外国語学習って、覚えては忘れ、覚えては忘れ、そしてその忘れるスピードが年々早くなっている気もするけど、それでもやっぱり楽しいからやめられない。
前にブログに書いた表現や、メモしたばかりのことばに連続遭遇する不思議なタイミングがあります。
この本にもいくつか出てきました。
Others, meanwhile, seemed vaguely appalled, presuming it to mean that as First Lady I'd nothing but pipe-cleaner craft projects with my kids.
この日のブログに書いた"pipe-cleaner"というのはこれ。
大統領の就任式のシーン(だったと思います)に出てきたのが"pomp and circumstance"ということば。
これは式典などの形容に使われる、「重々しい、壮言な」という表現。
卒業式によく演奏されるエドワード・エルガーの"Pomp and Circumstance"は日本語では「威風堂々」と訳されています。
この表現を読んだすぐ後に「ビッグ・バン・セオリー」に出てきました。
It’s all pomp and circumstance until someone loses an eye.
目がつぶれるまでは感動的なシーンだ。
これだけだと意味不明ですが、これはシェルドンのせりふで、卒業生が角のとがったこんな帽子を投げるので、これから卒業式のスピーチをしに行くレナードに帽子が目に刺さっちゃうぞと警告しています。
「モダン・ファミリー」に出てきたのはグロリアが言った、
"Break your legs"という表現。
これもブログに書きました。
これから舞台に立つ人に「がんばって!」という意味で使うのは"break a leg"で、"break your legs"だと本当に「足を折れ」という意味になってしまうと、その時のブログに書きました。
でもグロリアは"Break your legs"と言っていました。声をかけた相手は息子のガールフレンドで、グロリアは気に入らない。
だからこれは言い間違いじゃなくて、確信犯ですよね。
指摘されたら、自分は英語が母国語じゃないからと、とぼけるだろうけど。
定着させるには、繰り返し出会うしかない。
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