Orphan Train から降りて、引き取られた家で9歳のNiamh が直面する辛い生活。
でもとにかく目の前の仕事を黙々とやっていくNiamhの強さはすごい。
二つの時代を交互に描いている話としては300ページ弱と短めなので、そこを歴史的な部分が足りないと感じるか、あまり感傷的にならず淡々と表現していると感じるかは、読む人次第かもしれません。
地元の図書館になかったので、リクエストして取り寄せてもらいました。。
タイトルにある「入門講座」ということばと、この表紙から何となくイラストや写真が多めのさらっと読める本なのかなと思ったら、イラストも写真もほとんどなかった。
クリスティの本はだいぶ読んできたつもりだったけど、最初のページから「そうだったの?」ということが多くて、読み返してみるかという作品がたくさんありそう。
こういうのも面白いですね。
これから第2章の「舞台と時代で読む」を読みます。
アガサ・クリスティ完全攻略(これが1番知られていて評価が高そうです)BBCの名探偵ポアロ完全ガイドもありますよね。まだどれも手に取ったことがないのですが、サンプルでも読んでみます。