競馬ファンの皆さま、有馬記念はいかがでしたか?
お馬さんは好きだけれど一度も馬券を買ったことがないネーさです、こんにちは。
「こんにちわゥ、テディちゃでス!
……さらぶれッどのようなァ、ながいィあしがァ、ほしィでス……」
長~い脚なら、ネーさだって欲しいわ♪
ですが、美脚よりも勝負運をちょうだい!という御方は、本日の一冊を座右の書に!
さあ、こちらを、どうぞ~!
―― カッシーノ2! ――
著者は浅田次郎さん、単行本は’04年4月に、
画像の文庫版は’07年11月に発行されました。
先日ご紹介いたしました『カッシーノ!』の続編にあたります。
「かじのゥ! またァぎゃんぶるゥ!
あさだせんせィ! こんどこそォ、おきをたしかにィ!」
ダメですってば、テディちゃ。
筋金入りのカジノ愛好家・浅田さんは既に旅立ってしまったのですよ。
『カッシーノ!』ではヨーロッパのカジノを渡り歩いた浅田さん、
今回は旧友のカメラマンさんの他に、
編集者さん、旅のコーディネーターさんも伴って、
《世界の鉄火場》を荒らしにゆくのです!
政情不安におののき、
作家先生を引き留めようとする出版社さんからの電話に、こう答えて――
《俺の命は俺が使う》
なんという名言でしょう!
さすが言葉の魔術師・浅田次郎さん!
「でもォ、せんせィ!
あぶなすぎるのでスよゥ!」
危険を承知で向かうのは、
アフリカの大国エジプトです。
長時間のフライトを経て、到着した都市カイロは、折しもラマダーン、
つまり聖なる断食月の最中。
かくのごとく非日常な状況で、
カジノは営業しているのでしょうか?
「だめでスゥ!
えいぎょうしててもォ、ちかよッちゃだめェ!」
カイロのお次は、アフリカ大陸のもっと南へ。
南アフリカ共和国の、悪名高き賭博リゾート、サン・シティが目的地です。
滅多に、いえ、殆ど日本人観光客など来ないという、
大型カジノの実体は?
「そ、そんなところまでェ?!?
あんびりばぼーでスッ!」
アフリカを征服したんですもの、
残るはやっぱり本場だよね!と、
ギャンブルツアーは続きます。
え? 本場ってどこですかって?
決まってますでしょ、ラスベガース!に。
「ひィィッ!
せいせィのォ、おさいふがァ……!
からッぽにィ、なッちゃうゥ~!」
日本語と仏教の経文に堪能な南アフリカの通訳青年、
絶世の美女であるチュニジアのカジノの総支配人さん、
ラスベガスの帝王と呼ばれるカジノのオーナーにしてプランナーさん。
カジノに様々なスタイルがあるように、
カジノに生きる人々も、多彩で、豪快で……ファンキー?
《カジノでは自分自身が法律である》
プレイヤーは、厳格に自分を律することが出来なくてはならない。
そうしてこそ、一生カジノに通える、という自信が生まれるのだ。
軽くなる一方のお財布を懐に、
リゾートカジノのでテラスで浅田さんは思索します。
そう、働きづめでは、窒息してしまう!
ならば、よく学び(働き)、よく遊べ、日本人!
「むむッ?
それはァ、そうでスねッ?」
身体を張り、自費をルーレットの目にどーんと張っての賭博場旅行記、
冬休みをラスベガス旅行に充てよう!という御方は……
この際、ぜひ!
永遠の真理が、ページの中から貴方に語りかけることでしょう。
それは、すなわち――
「もうかるのはァ、どうもとォだけでスッ!」
お馬さんは好きだけれど一度も馬券を買ったことがないネーさです、こんにちは。
「こんにちわゥ、テディちゃでス!
……さらぶれッどのようなァ、ながいィあしがァ、ほしィでス……」
長~い脚なら、ネーさだって欲しいわ♪
ですが、美脚よりも勝負運をちょうだい!という御方は、本日の一冊を座右の書に!
さあ、こちらを、どうぞ~!
―― カッシーノ2! ――
著者は浅田次郎さん、単行本は’04年4月に、
画像の文庫版は’07年11月に発行されました。
先日ご紹介いたしました『カッシーノ!』の続編にあたります。
「かじのゥ! またァぎゃんぶるゥ!
あさだせんせィ! こんどこそォ、おきをたしかにィ!」
ダメですってば、テディちゃ。
筋金入りのカジノ愛好家・浅田さんは既に旅立ってしまったのですよ。
『カッシーノ!』ではヨーロッパのカジノを渡り歩いた浅田さん、
今回は旧友のカメラマンさんの他に、
編集者さん、旅のコーディネーターさんも伴って、
《世界の鉄火場》を荒らしにゆくのです!
政情不安におののき、
作家先生を引き留めようとする出版社さんからの電話に、こう答えて――
《俺の命は俺が使う》
なんという名言でしょう!
さすが言葉の魔術師・浅田次郎さん!
「でもォ、せんせィ!
あぶなすぎるのでスよゥ!」
危険を承知で向かうのは、
アフリカの大国エジプトです。
長時間のフライトを経て、到着した都市カイロは、折しもラマダーン、
つまり聖なる断食月の最中。
かくのごとく非日常な状況で、
カジノは営業しているのでしょうか?
「だめでスゥ!
えいぎょうしててもォ、ちかよッちゃだめェ!」
カイロのお次は、アフリカ大陸のもっと南へ。
南アフリカ共和国の、悪名高き賭博リゾート、サン・シティが目的地です。
滅多に、いえ、殆ど日本人観光客など来ないという、
大型カジノの実体は?
「そ、そんなところまでェ?!?
あんびりばぼーでスッ!」
アフリカを征服したんですもの、
残るはやっぱり本場だよね!と、
ギャンブルツアーは続きます。
え? 本場ってどこですかって?
決まってますでしょ、ラスベガース!に。
「ひィィッ!
せいせィのォ、おさいふがァ……!
からッぽにィ、なッちゃうゥ~!」
日本語と仏教の経文に堪能な南アフリカの通訳青年、
絶世の美女であるチュニジアのカジノの総支配人さん、
ラスベガスの帝王と呼ばれるカジノのオーナーにしてプランナーさん。
カジノに様々なスタイルがあるように、
カジノに生きる人々も、多彩で、豪快で……ファンキー?
《カジノでは自分自身が法律である》
プレイヤーは、厳格に自分を律することが出来なくてはならない。
そうしてこそ、一生カジノに通える、という自信が生まれるのだ。
軽くなる一方のお財布を懐に、
リゾートカジノのでテラスで浅田さんは思索します。
そう、働きづめでは、窒息してしまう!
ならば、よく学び(働き)、よく遊べ、日本人!
「むむッ?
それはァ、そうでスねッ?」
身体を張り、自費をルーレットの目にどーんと張っての賭博場旅行記、
冬休みをラスベガス旅行に充てよう!という御方は……
この際、ぜひ!
永遠の真理が、ページの中から貴方に語りかけることでしょう。
それは、すなわち――
「もうかるのはァ、どうもとォだけでスッ!」