8月は遊ぶぞ!と志を高く抱いている少年&少女さんたち、
宿題制覇計画は進んでいますか?
こんにちは、遊びたい派の味方、ネーさです。
「こんにちわッ、テディちゃでスッ!」
「がるるっ!」(←訳:虎ですっ!)
8月後半たっぷり遊びたければ、この一週間が正念場!
本日は、読書感想文に応用できる、
いえ、感想文のためでなくとも
読んで悔いなし!の一冊を御紹介いたしましょう。
こちらを、どうぞ~!
―― 銀のほのおの国 ――
著者は神沢利子さん、初版は1972年に発行されました。
画像は、2003年発行の改訂版です。
表紙画&本文挿絵は、堀内誠一さん!
「うむゥ!
となかいさんがァ、おそらをォとんでいまスゥ!」
「ぐるる~…がるるー?」(←訳:じゃあこれは~…ファンタジー?)
ジャンル的には、ええ、ファンタジー小説ですね。
ファンタジーといっても色々あって、
『指輪物語』のように
完全に《別世界》の物語を描いたもの、
『ナルニア国』シリーズのように
この現実世界と繋がった《異世界》を描いたもの……と
大きく分けられるのですが、
「わほッ、
このおはなしはァ、どッちィ、でスかッ?」
「ぐるるがるーがるる?」(←訳:僕は指輪物語好きなんだけど?)
それを知りたければ、
さあ、ページを捲ってみましょう。
主人公は……
たかしくん、
ゆうこちゃん、
という二人の兄妹。
お母さんがお出掛けして、
ふたりで御留守番していた或る日のこと。
なぜとなく、
壁にかけられたトナカイの剥製が
二人の話題になりました。
壁飾りのトナカイは首だけ、ですが、
今にも動き出しそうな、
その毛並み、
いかめしい枝角……
見ていると、
これは魔法にかかったトナカイなのだ、
という気分になってきます。
「まほうのォ、となかいッ!
ろまんッ♪でスねッ!」
「ぐるる~がる~がる……」(←訳:でも~もしかして……)
『ぼくが魔法をといてやるさ』。
たかしくんは言い、
壁のトナカイに向き直ります。
『なんじののろいはとかれたり』。
その言葉がもたらしたものとは――
「ぎゃあああッ!」(←驚きのあまり、でんぐり返り!)
「ぐるがるるっ!」(←こちらは宙返り!)
衣装箪笥から始まるナルニアの冒険に似て、
トナカイの瞳から始まる
たかしくんとゆうこちゃんの大冒険!
読者は少年&少女限定、
なんてことはありません!
むしろ、大人の活字マニアさんにこそ読んでいただきたい
壮大なファンタジー小説です。
壁の彼方の異世界へ、皆で一緒に、はいっ、ジャーンプ!!
「うりゃッ! じゃんぷゥ!」
「がるる~…がるっ!」(←訳:着地~…成功っ!)
宿題制覇計画は進んでいますか?
こんにちは、遊びたい派の味方、ネーさです。
「こんにちわッ、テディちゃでスッ!」
「がるるっ!」(←訳:虎ですっ!)
8月後半たっぷり遊びたければ、この一週間が正念場!
本日は、読書感想文に応用できる、
いえ、感想文のためでなくとも
読んで悔いなし!の一冊を御紹介いたしましょう。
こちらを、どうぞ~!
―― 銀のほのおの国 ――
著者は神沢利子さん、初版は1972年に発行されました。
画像は、2003年発行の改訂版です。
表紙画&本文挿絵は、堀内誠一さん!
「うむゥ!
となかいさんがァ、おそらをォとんでいまスゥ!」
「ぐるる~…がるるー?」(←訳:じゃあこれは~…ファンタジー?)
ジャンル的には、ええ、ファンタジー小説ですね。
ファンタジーといっても色々あって、
『指輪物語』のように
完全に《別世界》の物語を描いたもの、
『ナルニア国』シリーズのように
この現実世界と繋がった《異世界》を描いたもの……と
大きく分けられるのですが、
「わほッ、
このおはなしはァ、どッちィ、でスかッ?」
「ぐるるがるーがるる?」(←訳:僕は指輪物語好きなんだけど?)
それを知りたければ、
さあ、ページを捲ってみましょう。
主人公は……
たかしくん、
ゆうこちゃん、
という二人の兄妹。
お母さんがお出掛けして、
ふたりで御留守番していた或る日のこと。
なぜとなく、
壁にかけられたトナカイの剥製が
二人の話題になりました。
壁飾りのトナカイは首だけ、ですが、
今にも動き出しそうな、
その毛並み、
いかめしい枝角……
見ていると、
これは魔法にかかったトナカイなのだ、
という気分になってきます。
「まほうのォ、となかいッ!
ろまんッ♪でスねッ!」
「ぐるる~がる~がる……」(←訳:でも~もしかして……)
『ぼくが魔法をといてやるさ』。
たかしくんは言い、
壁のトナカイに向き直ります。
『なんじののろいはとかれたり』。
その言葉がもたらしたものとは――
「ぎゃあああッ!」(←驚きのあまり、でんぐり返り!)
「ぐるがるるっ!」(←こちらは宙返り!)
衣装箪笥から始まるナルニアの冒険に似て、
トナカイの瞳から始まる
たかしくんとゆうこちゃんの大冒険!
読者は少年&少女限定、
なんてことはありません!
むしろ、大人の活字マニアさんにこそ読んでいただきたい
壮大なファンタジー小説です。
壁の彼方の異世界へ、皆で一緒に、はいっ、ジャーンプ!!
「うりゃッ! じゃんぷゥ!」
「がるる~…がるっ!」(←訳:着地~…成功っ!)