「てんつくてんつくッ、ぴ~ひょろろッ♪」
「がるる~ぐるる!」(←訳:祭囃子だピ~ヒョロロ!)
街に響くは、祭りのお囃子~♪
こんにちは、お祭り好きなネーさです。
今日8月6日より、八王子まつりが始まりましたよ!
「わッっしょィ~! テディちゃでスゥ!」
「がるるっぐるる!」(←訳:虎ですっわっしょい!)
お祭りの本日は、
年に一度の本屋さんのおまつり――本屋大賞で
今年度の第一位に輝いた作品を御紹介いたしましょう。
こちらを、どうぞ~!
―― 天地明察 ――
著者は冲方丁さん、’09年11月に発行されました。
活字マニアさんたちには、既に御馴染みの快作ですね!
「ひょうしィがァ、かッこいィ~!」
「ぐるるうるー!」(←訳:北斗七星だー!)
星座が描かれたシャープなデザインの装丁は
高柳雅人さんによるものです。
漆黒の地に映える、
世界中どこでも知られる星のかたち……
物語を象徴するような
美しい御本でしょ。
「ふァいッ! ならばァ、さぞやッ」
「ぐるる!」(←訳:中身も!)
美しき御本の美しき調べを奏でる主人公さんは、
渋川春海(しぶかわ・はるみ)さん。
この御仁、実に不思議な御方です。
碁の名家に生まれながら、
碁がすべて、とは考えていません。
出世にも、あんまり興味はなくて。
家督とか、名誉とかにも興味はなくて。
興味があるのは、
いえ、春海さんが好きで好きでたまらないのは、
算術。
「さッ、さんじゅつゥ~??」
「がるるるがるがる!」(←訳:理系のお人だ!)
算術を愛する春海さんが進んでゆくのは、
物語の背景となっている江戸初期に於いては
《異能》ともとれる世界です。
旧き暦を変え、
新しき暦を、世に。
でも、これが……難しいおしごと、なんですねえ。
「わきゃりまス!」
「ぐるるがるーる!」(←訳:カレンダーが一変するんだもんね!)
江戸の、後期ではなく前期を舞台としているところが
ストーリーの芯、と言えましょうか。
まだまだ揺れ動き、
定まっていない事柄がたくさんある時代。
そんな世で、
最も《星に近付いた》人物が、
春海さんという、
不思議な、そしてちょっと規格ハズレな天才さん、
だったのかもしれません。
「えすえふゥ、みたいィ~♪」
「ぐるるがるるる!」(←訳:時代劇じゃないね!)
美しくも規格ハズレな、
真っ白い彗星を想わせる或る算術マニアさんの一代記、
SF好きさんに、
歴史好きさんに、
碁好きな御方も、ぜひ!
「きゅうれきのォ、たなばたにはッ」
「ぐるる~がる!」(←訳:ぴったりの一冊です!)
皆さまも、心躍る星のお祭りを!
「がるる~ぐるる!」(←訳:祭囃子だピ~ヒョロロ!)
街に響くは、祭りのお囃子~♪
こんにちは、お祭り好きなネーさです。
今日8月6日より、八王子まつりが始まりましたよ!
「わッっしょィ~! テディちゃでスゥ!」
「がるるっぐるる!」(←訳:虎ですっわっしょい!)
お祭りの本日は、
年に一度の本屋さんのおまつり――本屋大賞で
今年度の第一位に輝いた作品を御紹介いたしましょう。
こちらを、どうぞ~!
―― 天地明察 ――
著者は冲方丁さん、’09年11月に発行されました。
活字マニアさんたちには、既に御馴染みの快作ですね!
「ひょうしィがァ、かッこいィ~!」
「ぐるるうるー!」(←訳:北斗七星だー!)
星座が描かれたシャープなデザインの装丁は
高柳雅人さんによるものです。
漆黒の地に映える、
世界中どこでも知られる星のかたち……
物語を象徴するような
美しい御本でしょ。
「ふァいッ! ならばァ、さぞやッ」
「ぐるる!」(←訳:中身も!)
美しき御本の美しき調べを奏でる主人公さんは、
渋川春海(しぶかわ・はるみ)さん。
この御仁、実に不思議な御方です。
碁の名家に生まれながら、
碁がすべて、とは考えていません。
出世にも、あんまり興味はなくて。
家督とか、名誉とかにも興味はなくて。
興味があるのは、
いえ、春海さんが好きで好きでたまらないのは、
算術。
「さッ、さんじゅつゥ~??」
「がるるるがるがる!」(←訳:理系のお人だ!)
算術を愛する春海さんが進んでゆくのは、
物語の背景となっている江戸初期に於いては
《異能》ともとれる世界です。
旧き暦を変え、
新しき暦を、世に。
でも、これが……難しいおしごと、なんですねえ。
「わきゃりまス!」
「ぐるるがるーる!」(←訳:カレンダーが一変するんだもんね!)
江戸の、後期ではなく前期を舞台としているところが
ストーリーの芯、と言えましょうか。
まだまだ揺れ動き、
定まっていない事柄がたくさんある時代。
そんな世で、
最も《星に近付いた》人物が、
春海さんという、
不思議な、そしてちょっと規格ハズレな天才さん、
だったのかもしれません。
「えすえふゥ、みたいィ~♪」
「ぐるるがるるる!」(←訳:時代劇じゃないね!)
美しくも規格ハズレな、
真っ白い彗星を想わせる或る算術マニアさんの一代記、
SF好きさんに、
歴史好きさんに、
碁好きな御方も、ぜひ!
「きゅうれきのォ、たなばたにはッ」
「ぐるる~がる!」(←訳:ぴったりの一冊です!)
皆さまも、心躍る星のお祭りを!