んまあっ!連休!
んまああっ!関東地方はお出掛け日和が続く、ですって!
こんにちは、休日は何処へ、じゃなくて、
何を読もうかな~♪と考える活字マニアのネーさです。
「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!」
「ぐるる!」(←訳:虎です!)
さあ、連休にこそ読書タイム!
本日は、いま本屋さんでベストセラーリストにランクイン中の
すばらしい作品を御紹介いたしますよ。
こちらを、どうぞ~!
―― 永遠の0(ゼロ)――
著者は百田尚樹さん、単行本は2006年に、
画像の文庫版は’09年7月に発行されました。
以前に御紹介したスポーツ小説の傑作『ボックス!』で
ボクシング好きさんたちの共感を勝ち取った著者・百田さんの、
デビュー作がこの御本なのです。
「べすとせらッ? すごいィでスねッ!」
「がるるる!」(←訳:きっとすごい御話なんだ!)
そうですね、すごい……それとも、凄まじい、と形容すべきでしょうか。
主人公は、司法試験浪人の健太郎(けんたろう)くん。
今年こそ難関の試験を突破すべく、猛勉強の真っ最中!
……と言いたいところですが、
お姉さんの慶子(けいこ)さんからの依頼で、
なんだか奇妙なことに手を染めてしまいました。
僕のお祖父さんて、どんなひとだったんだろう?
「うむッ? おじいちゃんッ?」
「がるるっ?ぐるるっ?」(←訳:父方のっ?母方のっ?)
母方の祖父――宮部久蔵(みやべ・きゅうぞう)さんについて、
必死に調べているのですよ。
健太郎くん、実の祖父ではあっても、
久蔵さんは60年ほども前に亡くなっているのですから、
その生涯を何も知りません。
ただ……『特攻隊で死んだ』というくらいしか、
聞かされていないんです。
調べろ、ったって……気が進まないよなあ、と
健太郎くん、思っておりました。
退屈しのぎにやってみるか、という気持ちでおりました。
最初のころは。
「さいしょはッ?」
「ぐるがるるっ?」(←訳:でも今はっ?)
厚生省に問い合わせて判明する祖父の軍歴。
戦友会に照会し、祖父を知る人々と会い、
久蔵さんの人となりを語ってもらう日々。
退屈など光年の彼方へ吹き飛んでしまいました。
祖父の人生と、
健太郎さんは向き合い、問いかけます。
久蔵さん――なぜ?
なぜ貴方は特攻へ?
或るひとは悪しざまに罵ります、
宮部久蔵は大変な臆病者だったと。
また或る者は、
宮部さんは優秀な教官だったと讃えます。
優秀だったけれど勇敢ではなかったと言う者、
あの人は多くの学生に慕われていたと言う者もいます。
「むむゥ? どれがァ、ほんとゥ?」
「ぐるるる~…」(←訳:難しい~…)
難解なパズルのような、回想と証言。
カケラを丁寧に、
心をこめ、ひとつひとつ、つなぎ合わせていった果てに、
健太郎くんと姉の慶子さんが見出した
久蔵さんの素顔――
実の祖父の、思いの形は……。
文庫版が発売されたのは、一年も前でした。
それが今夏、ベストセラーとして認められる御本になりました。
読むモノがなけりゃやってらんない!悲しい!
という活字マニアさんだけでなく、
たくさんの一般の方々もがこの御本を手に取った結果、ですね!
未読の御方は、この連休に、ぜひ!
「おすすめェなのでスッ!」
「がるぐるるがるっ!」(←訳:厚いけど一気読みでっ!)
激おすすめの、一冊です!!
んまああっ!関東地方はお出掛け日和が続く、ですって!
こんにちは、休日は何処へ、じゃなくて、
何を読もうかな~♪と考える活字マニアのネーさです。
「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!」
「ぐるる!」(←訳:虎です!)
さあ、連休にこそ読書タイム!
本日は、いま本屋さんでベストセラーリストにランクイン中の
すばらしい作品を御紹介いたしますよ。
こちらを、どうぞ~!
―― 永遠の0(ゼロ)――
著者は百田尚樹さん、単行本は2006年に、
画像の文庫版は’09年7月に発行されました。
以前に御紹介したスポーツ小説の傑作『ボックス!』で
ボクシング好きさんたちの共感を勝ち取った著者・百田さんの、
デビュー作がこの御本なのです。
「べすとせらッ? すごいィでスねッ!」
「がるるる!」(←訳:きっとすごい御話なんだ!)
そうですね、すごい……それとも、凄まじい、と形容すべきでしょうか。
主人公は、司法試験浪人の健太郎(けんたろう)くん。
今年こそ難関の試験を突破すべく、猛勉強の真っ最中!
……と言いたいところですが、
お姉さんの慶子(けいこ)さんからの依頼で、
なんだか奇妙なことに手を染めてしまいました。
僕のお祖父さんて、どんなひとだったんだろう?
「うむッ? おじいちゃんッ?」
「がるるっ?ぐるるっ?」(←訳:父方のっ?母方のっ?)
母方の祖父――宮部久蔵(みやべ・きゅうぞう)さんについて、
必死に調べているのですよ。
健太郎くん、実の祖父ではあっても、
久蔵さんは60年ほども前に亡くなっているのですから、
その生涯を何も知りません。
ただ……『特攻隊で死んだ』というくらいしか、
聞かされていないんです。
調べろ、ったって……気が進まないよなあ、と
健太郎くん、思っておりました。
退屈しのぎにやってみるか、という気持ちでおりました。
最初のころは。
「さいしょはッ?」
「ぐるがるるっ?」(←訳:でも今はっ?)
厚生省に問い合わせて判明する祖父の軍歴。
戦友会に照会し、祖父を知る人々と会い、
久蔵さんの人となりを語ってもらう日々。
退屈など光年の彼方へ吹き飛んでしまいました。
祖父の人生と、
健太郎さんは向き合い、問いかけます。
久蔵さん――なぜ?
なぜ貴方は特攻へ?
或るひとは悪しざまに罵ります、
宮部久蔵は大変な臆病者だったと。
また或る者は、
宮部さんは優秀な教官だったと讃えます。
優秀だったけれど勇敢ではなかったと言う者、
あの人は多くの学生に慕われていたと言う者もいます。
「むむゥ? どれがァ、ほんとゥ?」
「ぐるるる~…」(←訳:難しい~…)
難解なパズルのような、回想と証言。
カケラを丁寧に、
心をこめ、ひとつひとつ、つなぎ合わせていった果てに、
健太郎くんと姉の慶子さんが見出した
久蔵さんの素顔――
実の祖父の、思いの形は……。
文庫版が発売されたのは、一年も前でした。
それが今夏、ベストセラーとして認められる御本になりました。
読むモノがなけりゃやってらんない!悲しい!
という活字マニアさんだけでなく、
たくさんの一般の方々もがこの御本を手に取った結果、ですね!
未読の御方は、この連休に、ぜひ!
「おすすめェなのでスッ!」
「がるぐるるがるっ!」(←訳:厚いけど一気読みでっ!)
激おすすめの、一冊です!!