「♪る~る~るるる~る~♪」
「♪がるる~る~♪」
……こんにちは、ネーさです。
どうやら、え~、音楽の秋!を強調したい毛玉が若干名いるようですが……。
「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ! ♪るる~♪」
「がるる!♪ぐるる~る~♪」(←訳:虎です!♪ららる~る~♪)
では、私ネーさも……いえ、歌いません、歌いませんてば。
我々へなちょこ音楽ラヴァーズの代わりに、
本日ご紹介いたします一冊が、
奏でてくれますよ天使の音色、天上の楽を!
さあ、音楽を愛する活字マニア諸氏よ、こちらを、どうぞ~!
―― ストラディヴァリウスの真実と嘘 ――
著者は中澤宗幸さん、2011年4月に発行されました。
表紙の、著者名の横には、やや小さめな字で、こう記されています――
“ヴァイオリンドクター”と。
「どくたーッ??」
「ぐるるがるがるる?」(←訳:お医者さまですか?)
兵庫県生まれの著者・中澤さんは、
ヴァイオリンをはじめとする弦楽器の製作者さんであり、
修復を請け負う技術者さんでもある御方です。
奥様は、ヴァイオリニストの中澤きみ子さん。
御本の表紙写真に写っているのは、きみ子さんと、
きみ子さんの腕に抱かれた1717年製のストラディヴァリウス『ハンマ』なんですよ。
「わおゥ!
ほんもののォ、すとらどッ!」
「がるる!」(←訳:これが!)
音楽ファンでなくとも、
クラシック音楽に疎い方々にも、
その名を知られる楽器製作者ストラディヴァリと、
彼が造り上げた作品《ストラディヴァリウス》。
中澤さんは、卓越した技術と情熱をもって、
ストラディヴァリの時代に製作された多くの弦楽器を修理&修復し、
美しい音色が甦るよう、
力を尽くしているドクターさんなのですね。
「むゥ! たいへんなァ、おしごとォでス!」
「ぐるるがるるるぐるる!」(←訳:昔むかしの楽器だもんね!)
現存する最古のヴァイオリンは、
イタリアのアンドレア・アマティさん(1505?~1578?)が製作した
1564年製のもの、だそうです。
アマティさんの孫ニコロ・アマティさんは
クレモナを《楽器の町》たらしめた名工さんでした。
そして、ニコロさんの弟子にあたるのが、
アントニオ・ストラディヴァリさん(1644?~1737)。
折しも、ヨーロッパ文化はバロック――
日本では江戸期の、元禄とか綱吉とか、ま、そういう時代だったのね。
時代の波を、当時の演奏者たちの要望を、
若きアントニオさんは
見事にとらえます。
天才ストラディヴァリ!
欧州の王さまたちは、こぞってクレモナのストラディヴァリ工房に
楽器を注文したのでした。
「みんながァ、ほしがるゥ、てんかのォ、めいさくゥ!」
「がるるーぐるぐる!」(←訳:町も大繁盛ー!)
けれど、時の流れは無情。
天才の名作も、
それに見合った手入れをしなくては、
天上の音色もひび割れてしまいます。
そうなったら……楽器は、ヴァイオリンドクターのもとへ!
「でばんでスゥ、どくたーッ!」
「がるぐるがる!」(←訳:治してあげて!)
ヴァイオリンの歴史、
アントニオさんの生涯にまつわる謎の数々、
ストラディヴァリウスにつきものの伝説は嘘かまことか、
中澤さん御自身はどのようにヴァイオリンと出逢い、
製作・修復への道を進んでいったのか――
ヴァイオリンにかける熱い思いに圧倒され、
ぐいぐいと引き込まれる深遠なストラディヴァリウスの世界!
音楽好きさんは、もうぜひ!
活字マニアさんにもぜひのおすすめ!
コンサートへお出掛けする前の、必需本ですよ~♪
「よんだらァ、あなたはァ、ききたくなるゥ~!」
「ぐるるるぐるがるがる!」(←訳:ヴァイオリンを、聴きたくなる!)
御本に付属の、ヴァイオリン共演CDも必聴です♪
「♪がるる~る~♪」
……こんにちは、ネーさです。
どうやら、え~、音楽の秋!を強調したい毛玉が若干名いるようですが……。
「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ! ♪るる~♪」
「がるる!♪ぐるる~る~♪」(←訳:虎です!♪ららる~る~♪)
では、私ネーさも……いえ、歌いません、歌いませんてば。
我々へなちょこ音楽ラヴァーズの代わりに、
本日ご紹介いたします一冊が、
奏でてくれますよ天使の音色、天上の楽を!
さあ、音楽を愛する活字マニア諸氏よ、こちらを、どうぞ~!
―― ストラディヴァリウスの真実と嘘 ――
著者は中澤宗幸さん、2011年4月に発行されました。
表紙の、著者名の横には、やや小さめな字で、こう記されています――
“ヴァイオリンドクター”と。
「どくたーッ??」
「ぐるるがるがるる?」(←訳:お医者さまですか?)
兵庫県生まれの著者・中澤さんは、
ヴァイオリンをはじめとする弦楽器の製作者さんであり、
修復を請け負う技術者さんでもある御方です。
奥様は、ヴァイオリニストの中澤きみ子さん。
御本の表紙写真に写っているのは、きみ子さんと、
きみ子さんの腕に抱かれた1717年製のストラディヴァリウス『ハンマ』なんですよ。
「わおゥ!
ほんもののォ、すとらどッ!」
「がるる!」(←訳:これが!)
音楽ファンでなくとも、
クラシック音楽に疎い方々にも、
その名を知られる楽器製作者ストラディヴァリと、
彼が造り上げた作品《ストラディヴァリウス》。
中澤さんは、卓越した技術と情熱をもって、
ストラディヴァリの時代に製作された多くの弦楽器を修理&修復し、
美しい音色が甦るよう、
力を尽くしているドクターさんなのですね。
「むゥ! たいへんなァ、おしごとォでス!」
「ぐるるがるるるぐるる!」(←訳:昔むかしの楽器だもんね!)
現存する最古のヴァイオリンは、
イタリアのアンドレア・アマティさん(1505?~1578?)が製作した
1564年製のもの、だそうです。
アマティさんの孫ニコロ・アマティさんは
クレモナを《楽器の町》たらしめた名工さんでした。
そして、ニコロさんの弟子にあたるのが、
アントニオ・ストラディヴァリさん(1644?~1737)。
折しも、ヨーロッパ文化はバロック――
日本では江戸期の、元禄とか綱吉とか、ま、そういう時代だったのね。
時代の波を、当時の演奏者たちの要望を、
若きアントニオさんは
見事にとらえます。
天才ストラディヴァリ!
欧州の王さまたちは、こぞってクレモナのストラディヴァリ工房に
楽器を注文したのでした。
「みんながァ、ほしがるゥ、てんかのォ、めいさくゥ!」
「がるるーぐるぐる!」(←訳:町も大繁盛ー!)
けれど、時の流れは無情。
天才の名作も、
それに見合った手入れをしなくては、
天上の音色もひび割れてしまいます。
そうなったら……楽器は、ヴァイオリンドクターのもとへ!
「でばんでスゥ、どくたーッ!」
「がるぐるがる!」(←訳:治してあげて!)
ヴァイオリンの歴史、
アントニオさんの生涯にまつわる謎の数々、
ストラディヴァリウスにつきものの伝説は嘘かまことか、
中澤さん御自身はどのようにヴァイオリンと出逢い、
製作・修復への道を進んでいったのか――
ヴァイオリンにかける熱い思いに圧倒され、
ぐいぐいと引き込まれる深遠なストラディヴァリウスの世界!
音楽好きさんは、もうぜひ!
活字マニアさんにもぜひのおすすめ!
コンサートへお出掛けする前の、必需本ですよ~♪
「よんだらァ、あなたはァ、ききたくなるゥ~!」
「ぐるるるぐるがるがる!」(←訳:ヴァイオリンを、聴きたくなる!)
御本に付属の、ヴァイオリン共演CDも必聴です♪