こんにちは、ネーさです。
コンビニやスーパーの店頭に『しょうが湯』がずら~り!の週末ですね。
「こんにちわッ、テディちゃでス!
しょうがでェ、ほかほかッ♪」
「ぐるる!がるぐるぐうるがるる!」(←訳:虎です!ジンジャラーの季節だ!)
生姜、シナモン、ハバネロ……
いえ、ハバネロは遠慮しておくことにして、
あったか食材で防御を固めたら、
お部屋でぬくぬく、今日も読書タ~イム!
本日は、こちらのニャンコ、じゃなかった、一冊を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/10/fc918d0b98aaeb1f82f1673d2fa0f7d9.jpg)
―― にゃん恋 ――
編者は新人物往来社の皆さん、2011年8月に発行されました。
にゃん恋?
ニャンコの写真集かしら?
それとも随筆集? 愛猫家日記? 育成ガイドかな?
と思いながら、この御本を手に取れば……あ~ら、びっくり!
「なにごとでスかッ?」
「がるぐるる?」(←訳:どうしたの?)
恋愛詩を添えた、
ニャンコの写真集。
のように見えますが、何かヘンです。
ページの隅に印刷されているのは……
万葉集?
古今と新古今の御歌も?
これって、いったい……??
首を傾げながら眺めていて、はっ!と、
いえ、パパッ!と、私ネーさの頭の上で電球のスイッチがオン!
もしかして、これは――
意訳!
「いやくゥ???」
「ぐるぐるるがる~?」(←訳:よく解らないや~?)
例を挙げましょうね。
51ページには、このような詩が掲載されています。
『不思議だなぁ。
あなたに出会うまえ、
どんなふうにすごしていたっけ。』
そして、ページ隅には、小さく、こちらの御歌が。
『思へども なほぞあやしき 逢ふことの
なかりし昔 いかでへつらむ』
「むむッ、なるほどォ!」
「がるるがるぐる!」(←訳:分かってきたかも!)
62ページには、こんな詩が。
『わずらわしいことは
なにもかも忘れて、
ふたりだけの世界にいきたい。
ふたりでただ、
手をつないでいたいんだ。』
そして、この御歌も。
『人もなき 国もあらむか 我妹子(わぎもこ)と
携ひ行きて たぐいて居らむ』
「むゥ!」
「がる!」
は~い、そうです!
お解りになりましたね!
可愛いニャンコの写真に添えられた詩は、
なんと!
万葉集や古今和歌集、新古今和歌集の古歌を
現代語に訳したもの!
いえ、現代口語に意訳したもの、なのでした!
巻末の解説によれば、
『思へども…』の御歌は、『村上天皇 斎宮女御集』。
『人もなき…』は、『大伴家持 万葉集』。
うぅ~む、感心! 唸らされました!
意訳というか、超訳というか、
こういう仕立て直しの方法も、あるんですね!
古い御歌がこんな形に、
どろろん!と化けちゃう、いえ、生まれ変わっちゃうとは!
「ちょッとォ、みらくるゥ!」
「がるるぐる!」(←訳:手品みたい!)
紀貫之さん、
草壁皇子さま、
権中納言敦忠さん、
藤原俊成女さん、
崇徳院さま、
さらに、よみ人知らずの御歌の数々が、
あっ!と驚く、
おお!と納得する、
むむ?と考えさせられる、
優しく、
ときに切なくも過激な現代詩の姿を装って再生する『にゃん恋』詩歌、
まずは本屋さんで実物を手に取って御覧ください!
日本に生まれ、
日本語を愛する活字マニアさんの胸に、
じんわり、ほんわり、と
きっと何かが、届きますよ~♪
「にゃんこまにあさんもォ、よんでねッ!」
「ぐるぐるがるがるるる~♪」(←訳:仔ニャンコきゃわゆいのだ~♪)
コンビニやスーパーの店頭に『しょうが湯』がずら~り!の週末ですね。
「こんにちわッ、テディちゃでス!
しょうがでェ、ほかほかッ♪」
「ぐるる!がるぐるぐうるがるる!」(←訳:虎です!ジンジャラーの季節だ!)
生姜、シナモン、ハバネロ……
いえ、ハバネロは遠慮しておくことにして、
あったか食材で防御を固めたら、
お部屋でぬくぬく、今日も読書タ~イム!
本日は、こちらのニャンコ、じゃなかった、一冊を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/10/fc918d0b98aaeb1f82f1673d2fa0f7d9.jpg)
―― にゃん恋 ――
編者は新人物往来社の皆さん、2011年8月に発行されました。
にゃん恋?
ニャンコの写真集かしら?
それとも随筆集? 愛猫家日記? 育成ガイドかな?
と思いながら、この御本を手に取れば……あ~ら、びっくり!
「なにごとでスかッ?」
「がるぐるる?」(←訳:どうしたの?)
恋愛詩を添えた、
ニャンコの写真集。
のように見えますが、何かヘンです。
ページの隅に印刷されているのは……
万葉集?
古今と新古今の御歌も?
これって、いったい……??
首を傾げながら眺めていて、はっ!と、
いえ、パパッ!と、私ネーさの頭の上で電球のスイッチがオン!
もしかして、これは――
意訳!
「いやくゥ???」
「ぐるぐるるがる~?」(←訳:よく解らないや~?)
例を挙げましょうね。
51ページには、このような詩が掲載されています。
『不思議だなぁ。
あなたに出会うまえ、
どんなふうにすごしていたっけ。』
そして、ページ隅には、小さく、こちらの御歌が。
『思へども なほぞあやしき 逢ふことの
なかりし昔 いかでへつらむ』
「むむッ、なるほどォ!」
「がるるがるぐる!」(←訳:分かってきたかも!)
62ページには、こんな詩が。
『わずらわしいことは
なにもかも忘れて、
ふたりだけの世界にいきたい。
ふたりでただ、
手をつないでいたいんだ。』
そして、この御歌も。
『人もなき 国もあらむか 我妹子(わぎもこ)と
携ひ行きて たぐいて居らむ』
「むゥ!」
「がる!」
は~い、そうです!
お解りになりましたね!
可愛いニャンコの写真に添えられた詩は、
なんと!
万葉集や古今和歌集、新古今和歌集の古歌を
現代語に訳したもの!
いえ、現代口語に意訳したもの、なのでした!
巻末の解説によれば、
『思へども…』の御歌は、『村上天皇 斎宮女御集』。
『人もなき…』は、『大伴家持 万葉集』。
うぅ~む、感心! 唸らされました!
意訳というか、超訳というか、
こういう仕立て直しの方法も、あるんですね!
古い御歌がこんな形に、
どろろん!と化けちゃう、いえ、生まれ変わっちゃうとは!
「ちょッとォ、みらくるゥ!」
「がるるぐる!」(←訳:手品みたい!)
紀貫之さん、
草壁皇子さま、
権中納言敦忠さん、
藤原俊成女さん、
崇徳院さま、
さらに、よみ人知らずの御歌の数々が、
あっ!と驚く、
おお!と納得する、
むむ?と考えさせられる、
優しく、
ときに切なくも過激な現代詩の姿を装って再生する『にゃん恋』詩歌、
まずは本屋さんで実物を手に取って御覧ください!
日本に生まれ、
日本語を愛する活字マニアさんの胸に、
じんわり、ほんわり、と
きっと何かが、届きますよ~♪
「にゃんこまにあさんもォ、よんでねッ!」
「ぐるぐるがるがるるる~♪」(←訳:仔ニャンコきゃわゆいのだ~♪)