こんにちは、ネーさです。
ここ東京・多摩地域の紅葉は今週末が見頃!だそうです。
高尾のお山周辺は、観光客さんで賑やか~♪
「こんにちわゥ、テディちゃでス!
おみやげにはァ、たかおせんべいィ、おすすめでス!」
「がるる!ぐるぐるぐるるるがるがるー!」(←訳:虎です!甘くてサクサクな御煎餅だよー!)
関東圏の土曜日&日曜日は、お天気も良さそうですね。
お出掛けにはうってつけ!ですが、
その前にちょこっと読書タイム!
本日は、こちらを、どうぞ~!
―― 家の履歴書 文化人・芸術家篇 ――
著者は斎藤明美さん、2011年7月に発行されました。
以前に『家の履歴書 今は亡きあの人篇』を御紹介いたしましたが、
こちらの御本に登場するのは、
画家さん、漫画家さん、落語家さん、芸能人さん、映画監督さん、野球解説者さん、と
現役で活躍なさっている『文化人・芸術家』の方々です。
あなたは、どんなお家に住んでいましたか?
思い出に残っているお家は?
そのお家で、どんな暮らしをしていましたか?
そんな風に訊ねられたら誰だって、
ついつい、気合を入れて、
《家》つまり《我が家》《我が住まい》の履歴を
語ってしまうものですよね。
「うむッ!かたッてしんぜようゥッ!」
「がるるるぐるがる!」(←訳:見取り図だって描いちゃうよ!)
一番手を飾るのは、
私たちも大ファンの、安野光雅さん!
島根県津和野の、“宿屋の倅”に生まれたという安野さんは、
生家を回想しつつも、
昭和28年から25年間暮らした東京都小金井市のお家に
特別な思い入れがあるようです。
それは、アトリエがある家でした。
念願の、アトリエ付きの家!
画家にとっての、夢の家……。
「いいなァ~♪ あとりえッ!」
「がるぐるる~!」(←訳:憧れだよね~!)
漫画家の、西原理恵子さんにとっての“原風景”、
松本零士さんの自筆見取り図が光る“長屋”図解。
茶道家の千玄室さんの、500年続く“家”は、京都に。
加藤和也さんが夢見るのは、お袋・美空ひばりさんと暮らした“家”……。
京都南座の新春顔見世興行もかくや!
豪華な文化人さん・芸術家さんたちがずら~り、な中にあって、
美輪明宏さんの“家”が、
不思議とこころに残りました。
長崎に生まれた美輪さん、
実家の事情により、
若くして長崎から東京へ移り住みます。
17歳。
お金はなし、コネもなし。
頼る親戚もなく、
ただ、歌の世界で大成することを信じて――
「だいけッしんッ、だッたでスゥ!」
「がるぐるるるるがるー!」(←訳:でも間違ってなかったー!)
三島由紀夫さんとの交流を、美輪さんは追想します。
謙虚なひとでしたよ、と。
その言葉に、読み手の私たちは思わざるを得ません……
いま、もし、三島さんが生きていたら?
そして、“家”について語ってくれたなら?
どんな“家”が、
彼の魂の器であったのでしょうか……?
「こどものころのォ、いえェかなッ?」
「ぐるるがるがるるぐるる?」(←訳:大人になってからの家かな?)
見取り図マニアさんに、
昭和史研究家さんに、
むかし住んだ“家”を折にふれては思い出してしまう活字マニアさんに
おすすめの一冊です。
読み終えたら……さあ、方眼紙に描いてみましょう!
御自身の“家”を!
ここ東京・多摩地域の紅葉は今週末が見頃!だそうです。
高尾のお山周辺は、観光客さんで賑やか~♪
「こんにちわゥ、テディちゃでス!
おみやげにはァ、たかおせんべいィ、おすすめでス!」
「がるる!ぐるぐるぐるるるがるがるー!」(←訳:虎です!甘くてサクサクな御煎餅だよー!)
関東圏の土曜日&日曜日は、お天気も良さそうですね。
お出掛けにはうってつけ!ですが、
その前にちょこっと読書タイム!
本日は、こちらを、どうぞ~!
―― 家の履歴書 文化人・芸術家篇 ――
著者は斎藤明美さん、2011年7月に発行されました。
以前に『家の履歴書 今は亡きあの人篇』を御紹介いたしましたが、
こちらの御本に登場するのは、
画家さん、漫画家さん、落語家さん、芸能人さん、映画監督さん、野球解説者さん、と
現役で活躍なさっている『文化人・芸術家』の方々です。
あなたは、どんなお家に住んでいましたか?
思い出に残っているお家は?
そのお家で、どんな暮らしをしていましたか?
そんな風に訊ねられたら誰だって、
ついつい、気合を入れて、
《家》つまり《我が家》《我が住まい》の履歴を
語ってしまうものですよね。
「うむッ!かたッてしんぜようゥッ!」
「がるるるぐるがる!」(←訳:見取り図だって描いちゃうよ!)
一番手を飾るのは、
私たちも大ファンの、安野光雅さん!
島根県津和野の、“宿屋の倅”に生まれたという安野さんは、
生家を回想しつつも、
昭和28年から25年間暮らした東京都小金井市のお家に
特別な思い入れがあるようです。
それは、アトリエがある家でした。
念願の、アトリエ付きの家!
画家にとっての、夢の家……。
「いいなァ~♪ あとりえッ!」
「がるぐるる~!」(←訳:憧れだよね~!)
漫画家の、西原理恵子さんにとっての“原風景”、
松本零士さんの自筆見取り図が光る“長屋”図解。
茶道家の千玄室さんの、500年続く“家”は、京都に。
加藤和也さんが夢見るのは、お袋・美空ひばりさんと暮らした“家”……。
京都南座の新春顔見世興行もかくや!
豪華な文化人さん・芸術家さんたちがずら~り、な中にあって、
美輪明宏さんの“家”が、
不思議とこころに残りました。
長崎に生まれた美輪さん、
実家の事情により、
若くして長崎から東京へ移り住みます。
17歳。
お金はなし、コネもなし。
頼る親戚もなく、
ただ、歌の世界で大成することを信じて――
「だいけッしんッ、だッたでスゥ!」
「がるぐるるるるがるー!」(←訳:でも間違ってなかったー!)
三島由紀夫さんとの交流を、美輪さんは追想します。
謙虚なひとでしたよ、と。
その言葉に、読み手の私たちは思わざるを得ません……
いま、もし、三島さんが生きていたら?
そして、“家”について語ってくれたなら?
どんな“家”が、
彼の魂の器であったのでしょうか……?
「こどものころのォ、いえェかなッ?」
「ぐるるがるがるるぐるる?」(←訳:大人になってからの家かな?)
見取り図マニアさんに、
昭和史研究家さんに、
むかし住んだ“家”を折にふれては思い出してしまう活字マニアさんに
おすすめの一冊です。
読み終えたら……さあ、方眼紙に描いてみましょう!
御自身の“家”を!