こんにちは、ネーさです。
今日は立冬、
雑貨屋さんの店頭では、こんな風景が当たり前になってきました♪
「こんにちわッ、テディちゃでス!
わほゥッ! さんたのォおじさんだらけッ♪」
「ぐるる!ぐるるるぐるー!」(←訳:虎です!赤がいっぱいー!)
赤や緑、銀に白……
本日の読書タイムは、キラキラ電飾の季節にぴったり、
時代を超え、宝石のように光を放つ一冊を御紹介いたしましょう♪
さあ、こちらを、どうぞ~!
―― 挿絵画家 アーサー・ラッカムの世界 2 ――
編者は新人物往来社の皆さん、各章の執筆者は平松洋さん、山川徹さん、荒井由美さん、吉田早織さん、
2011年9月に発行されました。
『ARTHUR RACKHAM’S WORLD2』と英題名が付されています。
以前に御紹介しました『挿絵画家アーサー・ラッカムの世界』に続く、
挿絵画の巨匠ラッカムさんの名作集第2弾、なんですよ♪
「ほゥほゥ~♪
おもいだしたでスよッ!えいこくのォ、さしえがかさんッ!」
「がるるぐるぐるるるー!」(←訳:『アリス』を描いた人だー!)
前作『挿絵画家アーサー・ラッカムの世界』では、
『不思議の国のアリス』、
『ケンジントン公園のピーター・パン』、
シェイクスピアさんの作品の挿絵、
比類なき名作挿絵『ニーベルングの指輪』を中心に
ラッカムさんの画業に光があてられました。
では、この御本――『アーサー・ラッカムの世界 2』には、
どんな作品が登場するのかしら、というと――
「さんたくろーすゥ?」
「がるるぐるがる?」(←訳:赤鼻のトナカイ?)
はいはーい、先走らないでー。
順に説明いたしますと、
御本の前半を彩りますのは、
『グリム童話集』
『イソップ童話集』
『マザー・グース』
といった童謡&童話の場面を描いた作品群です。
御本の表紙になっているのも、
『グリム童話集』からの《ヘンゼルとグレーテル》の挿絵なんですね。
「ぐひゃーッ! たいへんッ!にげないィとォ!」
「がるがるるるぐるぐるるー!」(←訳:悪い魔女に食べられちゃうー!)
童話集から、御本の後半に移れば、
『アーサー・ラッカム名画ギャラリー』、
『たのしい川辺』、
『スリーピー・ホロウの伝説』、
『ゴビリン・マーケット』
『ウンディーネ』などの挿絵作品がずら~り♪
そうして、御本の最後に、いよいよ満を持して
お目見えいたしまするは……
『クリスマスの3つの話』!
H・C・アンデルセンさんの『マッチ売りの少女』、
チャールズ・ディケンズさんの『クリスマス・キャロル』、
クレメント・クラーク・ムーアさんの『クリスマス前夜』の3つの物語に
ラッカムさんが挿絵を添えたものです。
中でも、『クリスマス・キャロル』の素晴らしさと来たら!
ディケンズさん(1812~1870)は根っからのヴィクトリア朝時代人、
ラッカムさん(1867~1939)もまたヴィクトリア朝時代に生まれ、
19世紀後半の英国とロンドンの実態・実情を
肌で知っている御方でした。
ラッカムさんが描く『クリスマス・キャロル』には
時代の真の空気、質感、光と影が封じ込められています。
「ほんもののォ、ろんどんッ!」
「がるがるぐーるるがる!」(←訳:本物のスクルージさん!)
挿絵本の黄金時代を愛する活字マニアさんは必読!
アート好きさん、
西洋史好きさん、
クリスマスイヴェント大好き~♪という御方にも、
ぜひ手に取っていただきたい御本です。
クリスマスの前に、
ちょこっと覗いてみてくださいな♪♪
「ひびけェ~♪すずのねェ~♪」
「がるぐる!」(←訳:全世界に!)
今日は立冬、
雑貨屋さんの店頭では、こんな風景が当たり前になってきました♪
「こんにちわッ、テディちゃでス!
わほゥッ! さんたのォおじさんだらけッ♪」
「ぐるる!ぐるるるぐるー!」(←訳:虎です!赤がいっぱいー!)
赤や緑、銀に白……
本日の読書タイムは、キラキラ電飾の季節にぴったり、
時代を超え、宝石のように光を放つ一冊を御紹介いたしましょう♪
さあ、こちらを、どうぞ~!
―― 挿絵画家 アーサー・ラッカムの世界 2 ――
編者は新人物往来社の皆さん、各章の執筆者は平松洋さん、山川徹さん、荒井由美さん、吉田早織さん、
2011年9月に発行されました。
『ARTHUR RACKHAM’S WORLD2』と英題名が付されています。
以前に御紹介しました『挿絵画家アーサー・ラッカムの世界』に続く、
挿絵画の巨匠ラッカムさんの名作集第2弾、なんですよ♪
「ほゥほゥ~♪
おもいだしたでスよッ!えいこくのォ、さしえがかさんッ!」
「がるるぐるぐるるるー!」(←訳:『アリス』を描いた人だー!)
前作『挿絵画家アーサー・ラッカムの世界』では、
『不思議の国のアリス』、
『ケンジントン公園のピーター・パン』、
シェイクスピアさんの作品の挿絵、
比類なき名作挿絵『ニーベルングの指輪』を中心に
ラッカムさんの画業に光があてられました。
では、この御本――『アーサー・ラッカムの世界 2』には、
どんな作品が登場するのかしら、というと――
「さんたくろーすゥ?」
「がるるぐるがる?」(←訳:赤鼻のトナカイ?)
はいはーい、先走らないでー。
順に説明いたしますと、
御本の前半を彩りますのは、
『グリム童話集』
『イソップ童話集』
『マザー・グース』
といった童謡&童話の場面を描いた作品群です。
御本の表紙になっているのも、
『グリム童話集』からの《ヘンゼルとグレーテル》の挿絵なんですね。
「ぐひゃーッ! たいへんッ!にげないィとォ!」
「がるがるるるぐるぐるるー!」(←訳:悪い魔女に食べられちゃうー!)
童話集から、御本の後半に移れば、
『アーサー・ラッカム名画ギャラリー』、
『たのしい川辺』、
『スリーピー・ホロウの伝説』、
『ゴビリン・マーケット』
『ウンディーネ』などの挿絵作品がずら~り♪
そうして、御本の最後に、いよいよ満を持して
お目見えいたしまするは……
『クリスマスの3つの話』!
H・C・アンデルセンさんの『マッチ売りの少女』、
チャールズ・ディケンズさんの『クリスマス・キャロル』、
クレメント・クラーク・ムーアさんの『クリスマス前夜』の3つの物語に
ラッカムさんが挿絵を添えたものです。
中でも、『クリスマス・キャロル』の素晴らしさと来たら!
ディケンズさん(1812~1870)は根っからのヴィクトリア朝時代人、
ラッカムさん(1867~1939)もまたヴィクトリア朝時代に生まれ、
19世紀後半の英国とロンドンの実態・実情を
肌で知っている御方でした。
ラッカムさんが描く『クリスマス・キャロル』には
時代の真の空気、質感、光と影が封じ込められています。
「ほんもののォ、ろんどんッ!」
「がるがるぐーるるがる!」(←訳:本物のスクルージさん!)
挿絵本の黄金時代を愛する活字マニアさんは必読!
アート好きさん、
西洋史好きさん、
クリスマスイヴェント大好き~♪という御方にも、
ぜひ手に取っていただきたい御本です。
クリスマスの前に、
ちょこっと覗いてみてくださいな♪♪
「ひびけェ~♪すずのねェ~♪」
「がるぐる!」(←訳:全世界に!)