「こんにちわッ、テディちゃでス!
ぐゥふァ! きょうふゥ~ちゅういィッ!」
「がるる!ぐる!がる!」(←訳:虎です!砂が!埃が!)
こんにちは、ネーさです。
お肌も髪もピリピリになってしまった強風の一日でしたね。
強風には強風で対抗すべく、
本日の読書タイムは、
空をも切り裂く勢いの、こちらの御本を、さあ、どうぞ~!
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―― 空飛ぶ広報室 ――
著者は有川(ありかわ・ひろ)浩さん、2012年7月に発行されました。
前回記事では警察小説――警察を舞台にした小説作品を
御紹介いたしましたが、
こちらの作品の舞台は自衛隊ですね。
「おしごとォしょうせつゥ、でスゥ~♪」
「ぐるるがるるぐる~??」(←訳:どんなお仕事なの~??)
ええ、そうですね、
警察のお仕事が多岐に渡っているように、
自衛隊のお仕事もまた、
内容はさまざま、
種類もさまざま、
海に、空に、陸に、と広く日本の国土を覆っています。
ただ、御本の表紙を一瞥(いちべつ)すれば、
推測の手掛かりになるモノが写っていますでしょ?
「うむゥ! こうくうきィでスねッ!」
「がるるぐるぐる!」(←訳:たぶん最新鋭の!)
今しも最新型の、
最新型ではなくとも高性能極まる戦闘機に搭乗しようとしているのは、
この御本の主人公、
空井大祐(そらい・だいすけ)さん。
小っちゃな頃から
戦闘機パイロットになるのが夢で、
それも超一流の精鋭パイロットから成る《ブルーインパルス》の一員に
なりたくてなりたくて、
ひたすら頑張ってきました。
その夢に、あともうちょっとで手が届く!
というときに、
空井さんを待ち受けていたのは……
交通事故でした。
「えッ? じこォ?」
「がるぐるるっ!?!」(←訳:怪我したのっ!?!)
空井さんに落ち度はなく、
生命にかかわる重篤な傷を負ったのでもありません、が。
結果として、
彼は戦闘機のパイロットには不適格、とされてしまったのです。
資格は剥奪され、
もう二度とF-15戦闘機の操縦席に座ることは、無い――
「えええェ~ッ!」
「がる~っ!」
いえ。いえいえ。いえいえいえ!
それで終わりだなんて、許しません!
それで終わっちゃうなんて、
ええ、有川さんの作品の主人公として、有り得ませんともー!
「でスよねッ!」
「ぐぅるがるるるる~?」(←訳:じゃあどうするの~?)
空井さんの新たな任地、いえ、お仕事の場は
“航空自衛隊航空幕僚監部広報室”。
航空自衛隊の広報官さん、ですね。
戦闘機のシートから、デスクワークへ。
たいへんな方向転換ですが、
広報官ってデスクに向かっているだけでは
務まらない激務なのだと、
まもなく空井さんは知ることになります。
自分たちの活動を知ってもらう……
簡単じゃないんですよ、これが。
「やまありィ、たにありィ~」
「がるる!」(←訳:嵐あり!)
嵐ののちには、
真っ青な青空が広がる――
そんな風に上手くゆけばいいのですけれど、
空井さんのお仕事ぶりや如何に?
「あおぞらッ、かもーんッ!」
「ぐるがるる!」(←訳:だといいね!)
実写ドラマ化されて、
近日放送!と聞きましたが、
まずは御本の方で、お愉しみくださいな~♪
おなじく有川さんの『空の中』『海の底』も
おすすめの“お仕事小説”ですので、ぜひ!
ぐゥふァ! きょうふゥ~ちゅういィッ!」
「がるる!ぐる!がる!」(←訳:虎です!砂が!埃が!)
こんにちは、ネーさです。
お肌も髪もピリピリになってしまった強風の一日でしたね。
強風には強風で対抗すべく、
本日の読書タイムは、
空をも切り裂く勢いの、こちらの御本を、さあ、どうぞ~!

―― 空飛ぶ広報室 ――
著者は有川(ありかわ・ひろ)浩さん、2012年7月に発行されました。
前回記事では警察小説――警察を舞台にした小説作品を
御紹介いたしましたが、
こちらの作品の舞台は自衛隊ですね。
「おしごとォしょうせつゥ、でスゥ~♪」
「ぐるるがるるぐる~??」(←訳:どんなお仕事なの~??)
ええ、そうですね、
警察のお仕事が多岐に渡っているように、
自衛隊のお仕事もまた、
内容はさまざま、
種類もさまざま、
海に、空に、陸に、と広く日本の国土を覆っています。
ただ、御本の表紙を一瞥(いちべつ)すれば、
推測の手掛かりになるモノが写っていますでしょ?
「うむゥ! こうくうきィでスねッ!」
「がるるぐるぐる!」(←訳:たぶん最新鋭の!)
今しも最新型の、
最新型ではなくとも高性能極まる戦闘機に搭乗しようとしているのは、
この御本の主人公、
空井大祐(そらい・だいすけ)さん。
小っちゃな頃から
戦闘機パイロットになるのが夢で、
それも超一流の精鋭パイロットから成る《ブルーインパルス》の一員に
なりたくてなりたくて、
ひたすら頑張ってきました。
その夢に、あともうちょっとで手が届く!
というときに、
空井さんを待ち受けていたのは……
交通事故でした。
「えッ? じこォ?」
「がるぐるるっ!?!」(←訳:怪我したのっ!?!)
空井さんに落ち度はなく、
生命にかかわる重篤な傷を負ったのでもありません、が。
結果として、
彼は戦闘機のパイロットには不適格、とされてしまったのです。
資格は剥奪され、
もう二度とF-15戦闘機の操縦席に座ることは、無い――
「えええェ~ッ!」
「がる~っ!」
いえ。いえいえ。いえいえいえ!
それで終わりだなんて、許しません!
それで終わっちゃうなんて、
ええ、有川さんの作品の主人公として、有り得ませんともー!
「でスよねッ!」
「ぐぅるがるるるる~?」(←訳:じゃあどうするの~?)
空井さんの新たな任地、いえ、お仕事の場は
“航空自衛隊航空幕僚監部広報室”。
航空自衛隊の広報官さん、ですね。
戦闘機のシートから、デスクワークへ。
たいへんな方向転換ですが、
広報官ってデスクに向かっているだけでは
務まらない激務なのだと、
まもなく空井さんは知ることになります。
自分たちの活動を知ってもらう……
簡単じゃないんですよ、これが。
「やまありィ、たにありィ~」
「がるる!」(←訳:嵐あり!)
嵐ののちには、
真っ青な青空が広がる――
そんな風に上手くゆけばいいのですけれど、
空井さんのお仕事ぶりや如何に?
「あおぞらッ、かもーんッ!」
「ぐるがるる!」(←訳:だといいね!)
実写ドラマ化されて、
近日放送!と聞きましたが、
まずは御本の方で、お愉しみくださいな~♪
おなじく有川さんの『空の中』『海の底』も
おすすめの“お仕事小説”ですので、ぜひ!