テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

エイガの、ひみつ。

2013-03-21 21:36:06 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 すみれェ、ばくはつゥ!」
「がるる!ぐるぐるがる!」(←訳:虎です!急速開花です!)

  

 こんにちは、ネーさです。
 サクラに負けじ!と、我が家の庭では昨日から
 スミレちゃんたちが咲きまくってくれちゃってます。
 踏んでしまわないように、と注意して歩きながら、
 さあ、今日も読書タ~イム!
 本日は、こちrを、どうぞ~!

  



 
                 ―― 映画道楽 ――



 著者は鈴木敏夫(すずき・としお)さん、画像の文庫版は、
 2005年に刊行された同名の単行本に加筆修正し、2012年11月に発行されました。
 鈴木敏夫さん、と聞いて即座に、
 あっ!あの御方ね!
 と分かっちゃうのは……ふっふっふっ、
 かなりのジブリファンさんとお見受けいたしますよ♪

「えッ? じぶりィ!!」
「ぐるるるっ?」(←訳:とするとっ?)

 宮崎駿さん、高畑勲さん、押井守さん……
 現代日本を代表する監督さんたちの作品プロデュース請負人といえば、
 株式会社スタジオジブリの代表取締役、
 鈴木敏夫さん!

 テディちゃ、虎くんも、
 映画公開時の宣伝や舞台挨拶のニュース映像で、
 鈴木さんのお姿を拝見したこと、ありますでしょ?

「ふァいッ! ありまスゥ!」
「がるるるぐるるっ!」(←訳:サンダルでしたっ!)

 そ、そうね、
 サンダル(草履?)を愛用し、
 記者会見にもサンダルを引きずって現れる鈴木さん。

 この御本は、
 ジブリの制作現場秘話をからめつつ、
 鈴木さんの映画体験、
 映画制作論、
 企画から立ち上げ、宣伝など、
 《映画》に関するあれやこれやを綴ったエッセイ……
 いえ、一種の映画理論本、ですね。

「ひッとさくゥ、れんぱつゥ!」
「がるがっるるぐっる!」(←訳:賞もいっぱい獲った!)

 宮崎駿さんと鈴木さん、
 御二方が映画制作に乗り出したきっかけは、
 或る企画会議で、
 原作のないものは映画化できない、と
 冷たく言われたためでした。

 そこで宮崎さんは提案するのです。

   じゃあ、原作を描いちゃいましょうか?

 そうして、
 漫画『風の谷のナウシカ』が
 宮崎さんのペンによって紡ぎ出されることになりました。

 ただ、この原作漫画の連載終了まで
 10年もかかるとは、
 鈴木さんも予想していなかったようですが。

「ぷふふッ♪」
「がるるっ♪」

 罪のないバクチ?や、
 タイアップ企業との駆け引き、
 公開日時をめぐっての騒動、
 監督さんたちとのはてなき議論……

 ジブリファンの方々には面白くてたまらない、
 映画マニアさんには興味津々&垂涎の打ち明け話に加え、
 巻末の『文庫のためのあとがき』にも
 ワクワクさせられます。
 プロデューサーさんがこんなに元気なら、
 ジブリの新作も、スゴイものになりそうですね!

「かぜたちぬゥ!」
「ぐるがるる~!」(←訳:早く観たい~!)

 映画も活字も大好きさ!という皆さま、
 ぜひ一読を~♪
 
 
 
コメント
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