テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

旅先で、大発見♪

2013-03-24 21:49:49 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 のめやァ~うたえやッ♪」
「がるる!ぐるるぐる!」(←訳:虎です!春なのです!)

 こんにちは、ネーさです。
 礼儀と節度を保ちつつ、お花見を楽しんでいらっしゃいますか?
 本日の読書タイムで御紹介いたしますのは、
 お花見のみならず、春のお出掛けにも役立ちそうな
 ユニークな一冊!
 さあ、こちらを、どうぞ~!

  



           ―― 日本全国ご当地スーパー 掘り出しの一品 ――



 
 著者は菅原佳己(すがわら・よしみ)さん、2012年11月に発行されました。
 おお!すごいわ!
 著者の菅原さん、《スーパーマーケット研究家》さんですって!

「えェッ? けんきゅうかッ??」
「ぐーるーがーるっるる??」(←訳:スーパーマーケットの??)

 いつもお買い物をする行き付けのスーパーマーケット……
 でも、広~い世界にはもちろん、
 行ったことのないスーパーマーケットや、
 初めて名前を聞いたわ!というようなお店も、
 たくさんある筈ですよね。

 著者・菅原さんは、東京は御徒町(おかちまち)生まれの東京っ子さんです。
 けれど或るとき、
 御夫君の転勤で名古屋に暮らすこととなりました。
 そこで菅原さんを待っていたのは――

「なごやのォ!」
「がるるぐーる!」(←訳:ソウルフード!)

 棚に並ぶは、きしめん、味噌煮込みうどん、スガキヤラーメン、台湾ラーメン。
 惣菜売り場には、名古屋名物の味噌カツ。
 お菓子の売り場には、海老せんべいが、ずら~り♪

「みゃはッ♪ たのしそうッ♪」
「ぐるる~る!」(←訳:食べた~い!)

 見知らぬ土地のスーパーは心ときめく食の楽園である、と
 菅原さんは実感し、
 スーパーマーケットの研究に着手しました。

 日本で最初のスーパーマーケットは、
 1953年に開業した『紀ノ国屋』さん!
 地方都市初の、つまりご当地スーパー第一号は、
 福岡県小倉の『丸和フードセンター』さん!

「そこからァ、はじまるゥ!」
「がーるーるぐる!」(←訳:スーパーの発展!)

 名古屋・岐阜・長野といった中部圏、
 大阪・兵庫・三重の近畿圏、
 中国・四国圏、
 九州圏、
 北海道と東北圏。

 それぞれの地域で
 ごく普通に売られている、
 けれど圏外へ出ればなかなかに珍しいもユニークな逸品は、例えば……

 長野の『いなご甘露煮』!

 
「ひィッ!」
「がるるっ!」(←訳:いなごっ!)

 系列商品に『鉢の子花九曜煮』もあるそうよ。
 それからね、
 同じ長野で、『そばの芽』も!
 そばの種子を発芽させた新鮮野菜です♪

 ソースについては、
 関西圏や九州圏が華やかですね。
 あ、北海道ではジンギスカン用のソースが何種類も!
 調味料は、どこも力が入ってるわ!

「おつけものやッ!」
「がるる!」(←訳:麺類も!)

 お花見の買い出しに、
 いちばん使い勝手がいいのは、やはりスーパーマーケット、でしょうか。
 この御本で取り上げられている全455品は、
 どれも手軽に買えるお値段で、
 いちばん高いものでも、1080円!

「それでこそォ!」
「ぐーるーがる!」(←訳:スーパーだね!)

 お花見のためでなくとも、
 お買い物好きの皆さまに、
 旅行大好き!という御方にも
 おすすめの《スーパーでのお買い物ハンドブック》!
 ぜひ一読を~♪
 
 
コメント
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