「こんにちわッ、テディちゃでス!
あしたはァ~けッせんッ!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!天王山です!)
こんにちは、ネーさです。
明日6月4日は、
サッカー日本代表の皆さんがワールドカップ出場を賭けて戦う大事な日!
気持ちは、ホントに天王山だわ!
でも、試合開始の笛が鳴るまでは、書物を手に深呼吸……
さあ、本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― はじめて楽しむ万葉集 ――
著者は上野誠さん、2012年9月に発行されました。
2002年に刊行された単行本『みんなの万葉集 響きあう《こころ》と《ことば》』を改題、
文庫化したものが、こちらの御本です。
万葉集……習いましたね~、学校で。
読書は大好きですけれど、古典は苦手だった私ネーさには、
苦~い思い出のような~…。
「ぷふふゥッ♪」
「ぐるるっ!」(←訳:いひひっ!」
あをによし、とか、はべりけり、とか、
ありけり、とか、
ずいぶん泣かされた記憶が、
いえ、未だに『???』なんですけど、
ホッと安心できることに
この御本では、
教科書的な小難しい知識は必要ありません♪
「らくらくゥ、でスかァ~♪」
「がるがるぐるる~♪」(←訳:文法無用ですか~♪)
お歌の漢字にはルビが振られ、
読み下しにくい官位つきの人名もルビがあって、
実にとっつきやすい『万葉集』ガイド、なんです。
とりわけ、
“歌を囲む状況分析”
の楽しさ、面白さが頭抜けていること!
見事です!
「じょうきょうゥぶんせきッ??」
「ぐるるがるるぐるがる~?」(←訳:まるで事件の調査だよ~?)
例を挙げちゃいますと、
山上憶良臣(やまのうえのくらおみ)さんの
有名なお歌――
憶良らは
今は罷らむ
子泣くらむ
それその母も
我を待つらむぞ
このお歌を、著者・上野さんは
『宴席を途中退席する言い訳』
であり、その上、
『ヘタな言い訳で野暮に思われる可能性大』
なんですが、実は、
『野暮を装って笑いを取っている』
と分析します。
だって、可愛い乳飲み子が家で待ってるんです~!
もちろん子どもの母である我が妻も私を待ってるんです~!
と歌っておきながら、
憶良さん、このとき、御年60超え!
「ろくじゅうゥ??」
「ぐるるる~…」(←訳:とすると~…)
ええ、
昔の常識でいうなら、大層なオジイちゃん、です。
いくらなんでも60歳で乳飲み子って?ナイでしょ!
「ないィでス!」
「がるるる!」(←訳:たぶんね!)
それを分かっている宴席の同僚さんたちは、
またぁ憶良さん冗談ばっかり~!と大笑いして、
うん、いいよ~早くお家に帰ってあげなさいよ!
てな成り行きになって、
憶良さん、世間に波風立てず、無事に途中退場をやってのけたのでした♪
「おくらさんッ、あたまいいィッ!」
「ぐるがる!」(←訳:優雅な嘘!)
裏の裏を読んでもまだ足りない?
社交の歌、
恋の歌、
家族の歌、
望郷の歌――
和歌マニアさんは、御本の巻末まできっちり読んでくださいな!
何万もの歌の最後を飾る、
『万葉集』終幕の一首はどんな歌なのか、
あまり知られていない“詩歌の秘密”が
詳しく紹介されていますよ!
「しィ~ッ!
みんなにはァ~」
「ぐるるがるる!」(←訳:内緒にしてね!)
あしたはァ~けッせんッ!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!天王山です!)
こんにちは、ネーさです。
明日6月4日は、
サッカー日本代表の皆さんがワールドカップ出場を賭けて戦う大事な日!
気持ちは、ホントに天王山だわ!
でも、試合開始の笛が鳴るまでは、書物を手に深呼吸……
さあ、本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― はじめて楽しむ万葉集 ――
著者は上野誠さん、2012年9月に発行されました。
2002年に刊行された単行本『みんなの万葉集 響きあう《こころ》と《ことば》』を改題、
文庫化したものが、こちらの御本です。
万葉集……習いましたね~、学校で。
読書は大好きですけれど、古典は苦手だった私ネーさには、
苦~い思い出のような~…。
「ぷふふゥッ♪」
「ぐるるっ!」(←訳:いひひっ!」
あをによし、とか、はべりけり、とか、
ありけり、とか、
ずいぶん泣かされた記憶が、
いえ、未だに『???』なんですけど、
ホッと安心できることに
この御本では、
教科書的な小難しい知識は必要ありません♪
「らくらくゥ、でスかァ~♪」
「がるがるぐるる~♪」(←訳:文法無用ですか~♪)
お歌の漢字にはルビが振られ、
読み下しにくい官位つきの人名もルビがあって、
実にとっつきやすい『万葉集』ガイド、なんです。
とりわけ、
“歌を囲む状況分析”
の楽しさ、面白さが頭抜けていること!
見事です!
「じょうきょうゥぶんせきッ??」
「ぐるるがるるぐるがる~?」(←訳:まるで事件の調査だよ~?)
例を挙げちゃいますと、
山上憶良臣(やまのうえのくらおみ)さんの
有名なお歌――
憶良らは
今は罷らむ
子泣くらむ
それその母も
我を待つらむぞ
このお歌を、著者・上野さんは
『宴席を途中退席する言い訳』
であり、その上、
『ヘタな言い訳で野暮に思われる可能性大』
なんですが、実は、
『野暮を装って笑いを取っている』
と分析します。
だって、可愛い乳飲み子が家で待ってるんです~!
もちろん子どもの母である我が妻も私を待ってるんです~!
と歌っておきながら、
憶良さん、このとき、御年60超え!
「ろくじゅうゥ??」
「ぐるるる~…」(←訳:とすると~…)
ええ、
昔の常識でいうなら、大層なオジイちゃん、です。
いくらなんでも60歳で乳飲み子って?ナイでしょ!
「ないィでス!」
「がるるる!」(←訳:たぶんね!)
それを分かっている宴席の同僚さんたちは、
またぁ憶良さん冗談ばっかり~!と大笑いして、
うん、いいよ~早くお家に帰ってあげなさいよ!
てな成り行きになって、
憶良さん、世間に波風立てず、無事に途中退場をやってのけたのでした♪
「おくらさんッ、あたまいいィッ!」
「ぐるがる!」(←訳:優雅な嘘!)
裏の裏を読んでもまだ足りない?
社交の歌、
恋の歌、
家族の歌、
望郷の歌――
和歌マニアさんは、御本の巻末まできっちり読んでくださいな!
何万もの歌の最後を飾る、
『万葉集』終幕の一首はどんな歌なのか、
あまり知られていない“詩歌の秘密”が
詳しく紹介されていますよ!
「しィ~ッ!
みんなにはァ~」
「ぐるるがるる!」(←訳:内緒にしてね!)