「こんにちわッ、テディちゃでスッ!
どォなッたでスかァ~ッ??」
「がるる!ぐっる~っ??」(←訳:虎です!どっち~っ??)
こんにちは、ネーさです。
どっち?どっちなの?日本代表はワールドカップへ行けるのっ?!?
とハラハラし通しだった皆さま、
やりましたねー!
W杯出場決定ですってー!
「やたッ!!!」
「ぐっるっる~!」(←訳:やったった~!!)
ふぅぅ~……選手&スタッフの皆さん、お疲れ様、ありがとう!
さあ、闘い済んでホッと一息ついたところで、
今日も読書タ~イム!
本日は、こちらを、どうぞ~!

―― モネ、ゴッホ、ピカソも治療した 絵のお医者さん ――
著者は岩井希久子(いわい・きくこ)さん、2013年6月に発行されました。
『修復家・岩井希久子の仕事』と副題が付されています。
いやーもう!
面白い御本でした!
私ネーさ、一気読みいたしましたよー!
「ふァ~?? おもしろいィ??」
「ぐるがるるるるぅ??」(←訳:これ小説ですかぁ??)
おっとと、失礼しました、
ちゃあんと説明いたしますね。
この御本は、フィクションではなく、ノンフィクションです。
ジャンル的には、
アート系ノンフィクションにあたる作品でしょうか。
副題からお分かりのように、
著者・岩井さんのお仕事は絵画の修復家さん。
修復家って、どんな仕事なのか。
どのような専門知識や技術を有し、
どのような手順で、
絵画を“蘇生”させてゆくのか。
最近ようやく、
修復家という方々がいるのだと、
世間にも認知されてきたようですが、
御自身の業績をもとに、
日本の美術品修復家の第一人者である岩井さんは解説します。
修復作業の実情、
修復する意味と意義、
そして、理想の修復とは――
「かいがのォ、しゅうふくゥ~!」
「がっるるぐるるる!」(←訳:すっごく大変そう!)
ええ、すごく、物凄く大変なお仕事です。
けれど岩井さんの筆は、
お仕事の労苦を述べつつも、
治す喜び、
困難な作業に挑む決意に、
より大きく力を割いています。
モネさん、ゴッホさん、ピカソさん。
近代に制作され、100年経てはいないような巨匠さんたちの作品も、
保存状態が悪ければ
たちまち修復が必要になります。
保管に気を付けてはいても、
使われた画材の劣化によって
やはり大規模な修復が必要になる場合もあります。
いえ、そもそも。
定期的なメンテナンスは必須です!
ただ置いておくだけ、でも、
美術品って汚れちゃうものなのよ!
「ほこりィ、とかッ?」
「ぐるがる?」(←訳:酸化とか?)
微細な塵、汚れ、
昔の旧式な修復作業の痕跡を除き、
最適な状態にもってゆく。
岩井さんのお仕事は、
スリルとサスペンスそのものであり、
同時にひしひしと感じさせられます。
もっと《修復》に理解を!と。
「もッともッとォ?」
「がるぅ?」(←訳:理解ぃ?)
美術品の修復&保存の重要性について、
日本ではまだまだ理解されておらず、
人員も設備も全く足りていない、
と岩井さんは訴えています。
本文中で語られるいくつもの実例に、
アート好きな活字マニアさんは失神しそうになるでしょう。
ええ、この部分は、面白い、だなんて言ってはいられませんよ!
さあ、声を上げなくちゃ!
「もッとォ、しゅうふくゥをォ!」
「ぐっるがるる!」(←訳:もっと保存を!)
数々の名作を修復し、
手ずから新技術を開発してゆく岩井さんのお仕事を、
じっくり読み込んで、追体験!
大いに驚き、ハラハラさせられ、喜び、
そうして、日本の美術館の未来を想う――
この御本を知り、
修復家というお仕事を知ることで、
何かが変われば……!
「かわるとォいいなッ!」
「がるる~!」(←訳:変われ~!)
稀有な光を湛えたノンフィクション作品を、
美を愛する活字マニアの皆さま、ぜひ!
どォなッたでスかァ~ッ??」
「がるる!ぐっる~っ??」(←訳:虎です!どっち~っ??)
こんにちは、ネーさです。
どっち?どっちなの?日本代表はワールドカップへ行けるのっ?!?
とハラハラし通しだった皆さま、
やりましたねー!
W杯出場決定ですってー!
「やたッ!!!」
「ぐっるっる~!」(←訳:やったった~!!)
ふぅぅ~……選手&スタッフの皆さん、お疲れ様、ありがとう!
さあ、闘い済んでホッと一息ついたところで、
今日も読書タ~イム!
本日は、こちらを、どうぞ~!

―― モネ、ゴッホ、ピカソも治療した 絵のお医者さん ――
著者は岩井希久子(いわい・きくこ)さん、2013年6月に発行されました。
『修復家・岩井希久子の仕事』と副題が付されています。
いやーもう!
面白い御本でした!
私ネーさ、一気読みいたしましたよー!
「ふァ~?? おもしろいィ??」
「ぐるがるるるるぅ??」(←訳:これ小説ですかぁ??)
おっとと、失礼しました、
ちゃあんと説明いたしますね。
この御本は、フィクションではなく、ノンフィクションです。
ジャンル的には、
アート系ノンフィクションにあたる作品でしょうか。
副題からお分かりのように、
著者・岩井さんのお仕事は絵画の修復家さん。
修復家って、どんな仕事なのか。
どのような専門知識や技術を有し、
どのような手順で、
絵画を“蘇生”させてゆくのか。
最近ようやく、
修復家という方々がいるのだと、
世間にも認知されてきたようですが、
御自身の業績をもとに、
日本の美術品修復家の第一人者である岩井さんは解説します。
修復作業の実情、
修復する意味と意義、
そして、理想の修復とは――
「かいがのォ、しゅうふくゥ~!」
「がっるるぐるるる!」(←訳:すっごく大変そう!)
ええ、すごく、物凄く大変なお仕事です。
けれど岩井さんの筆は、
お仕事の労苦を述べつつも、
治す喜び、
困難な作業に挑む決意に、
より大きく力を割いています。
モネさん、ゴッホさん、ピカソさん。
近代に制作され、100年経てはいないような巨匠さんたちの作品も、
保存状態が悪ければ
たちまち修復が必要になります。
保管に気を付けてはいても、
使われた画材の劣化によって
やはり大規模な修復が必要になる場合もあります。
いえ、そもそも。
定期的なメンテナンスは必須です!
ただ置いておくだけ、でも、
美術品って汚れちゃうものなのよ!
「ほこりィ、とかッ?」
「ぐるがる?」(←訳:酸化とか?)
微細な塵、汚れ、
昔の旧式な修復作業の痕跡を除き、
最適な状態にもってゆく。
岩井さんのお仕事は、
スリルとサスペンスそのものであり、
同時にひしひしと感じさせられます。
もっと《修復》に理解を!と。
「もッともッとォ?」
「がるぅ?」(←訳:理解ぃ?)
美術品の修復&保存の重要性について、
日本ではまだまだ理解されておらず、
人員も設備も全く足りていない、
と岩井さんは訴えています。
本文中で語られるいくつもの実例に、
アート好きな活字マニアさんは失神しそうになるでしょう。
ええ、この部分は、面白い、だなんて言ってはいられませんよ!
さあ、声を上げなくちゃ!
「もッとォ、しゅうふくゥをォ!」
「ぐっるがるる!」(←訳:もっと保存を!)
数々の名作を修復し、
手ずから新技術を開発してゆく岩井さんのお仕事を、
じっくり読み込んで、追体験!
大いに驚き、ハラハラさせられ、喜び、
そうして、日本の美術館の未来を想う――
この御本を知り、
修復家というお仕事を知ることで、
何かが変われば……!
「かわるとォいいなッ!」
「がるる~!」(←訳:変われ~!)
稀有な光を湛えたノンフィクション作品を、
美を愛する活字マニアの皆さま、ぜひ!