「こんにちわッ、テディちゃでス!
みつひでさんッ、だいけつだんッ!」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!時代が動く~!)
こんにちは、ネーさです。
大河ドラマ『麒麟がくる』、
12月に入って猛スピードで走り出しましたね。
本能寺の変を、この作品はどう描くのか?
黒幕は存在するのか?
あれかこれかと想像を巡らせつつ、
さあ、読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 驚愕!竹島水族館ドタバタ復活記 ――
著者は小林龍二(こばやし・りゅうじ)さん、
2020年7月に発行されました。
『水の泡とは消えたくない!』と副題が付されています。
「すいぞくゥかんッ??」
「がる??」(←訳:竹島??)
竹島(たけしま)水族館。
正式な名称は、
蒲郡(がまごおり)市竹島水族館。
愛称は『タケスイ』。
愛知県の蒲郡市にある
小さな水族館は、
三河湾、遠州灘の生物を中心に、
熱帯地方の淡水魚や
温帯・熱帯に住む大型深海魚など、
500種4500点の生物が飼育されている
水族館です。
2019年3月には、
年度入館者数47万人を達成!
『タケスイ』史上最高の数字を記録しました!
「はくしゅゥ~!」
「がるるるぐるるる~!」(←訳:めでたやめでたや~!)
2013年には日本で初めて
オオグソクムシの卵を孵化させることに成功、
深海魚の展示も充実、と
水族館マニアさんからは
注目の的となっている『タケスイ』ですが……
以前は、
廃館も間近か……
なんて悲観視されていた水族館だったんです。
「おきゃくゥさんがァ~…」
「ぐるる~…」(←訳:来ない~…)
「たてものがァ~…」
「がるる~…」(←訳:ボロい~…)
2003年頃の年間入場者数は、
やっと15万人前後で、
しかも、お客さんは
入館してほどなく、
展示のショボさに落胆して
早々に帰ってしまう、という
もの悲しさ。
『タケスイ』に就職したばかりの、
海や川での魚採りに夢中だった
少年期を過ごした著者・小林さんは、
ガランとする館内で
立ち尽くします……
どうしたら、いいんだろう?
「おおぜいのォ、おきゃくさんにィ!」
「ぐるがるる~!」(←訳:来て欲しい~!)
古くて、小さな水族館。
沖縄や大阪の有名水族館のような
特大の水槽を設置する余裕も、
予算もない。
けれど、
小さいなら小さいなりに、
出来ることがあるはずだ……!
「ぎゃくてんのォ、はッそうでェ~」
「がっるるぐるるる!」(←訳:トップを目指そう!)
考え得る限りの計画を提出しては、
上層部のダメ出しを喰らい、
へこむ小林さん。
そうこうするうち、
入館者数はいっそう減少し、
ついに水族館は
運営を民間に委託する指定管理者制度を
採用することに。
フツーの人ならば
ここでメゲちゃうのかもしれません、が。
知恵を絞った小林さん、
自分で会社を設立!
水族館の運営を引き継ぐ!
という奇策に打ってでます!
「わほほゥ!」
「ぐっるぅる!」(←訳:グッジョブ!)
いえいえいえ、
むしろ、ここからが出発点、
正念場です。
館長を務めることになって、
ダメ出しをする上司はいなくなったけれども、
予算が増える訳でも、
建物が新しくなる訳でもありません。
小さな水族館のまま、
事態を好転させる、
お客さんを呼び込むには……
『タケスイ』の利点、長所を、
思いっ切り活用しなくちゃ!
「しんかいぎょッ!」
「がるるるるるる!」(←訳:オオグソクムシ!)
難しい解説板は要らない。
手書きで。
図鑑のようなイラスト図解も要らない。
下手な絵の方が好まれる。
この魚は美味しいんです♫
なぁんていう説明は、
水族館では御法度とされるのだけれど、
敢えて書く!
バラしちゃう!
ツボダイ、めっちゃ美味いぞ!
カサゴ、煮ると美味いんです!
「ぷふふふッ♫」
「ぐるるっ♪」
苦労と苦難を
笑いに変えて、
ご近所から、
遠方から、
たくさんの人に来てもらえる
楽しい水族館に。
小林さんと仲間たちの
知恵&工夫の奮戦記は
読み手の私たちを笑顔にしてくれます。
そして、同時に――
「たけすいィ、ゆきたいィ~!」
「がっるぐるるるるるぅ!」(←訳:行ってみたくなるぅ!)
水族館好きな方々、
ノンフィクション好きな活字マニアさんに、
おすすめですよ。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
みつひでさんッ、だいけつだんッ!」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!時代が動く~!)
こんにちは、ネーさです。
大河ドラマ『麒麟がくる』、
12月に入って猛スピードで走り出しましたね。
本能寺の変を、この作品はどう描くのか?
黒幕は存在するのか?
あれかこれかと想像を巡らせつつ、
さあ、読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 驚愕!竹島水族館ドタバタ復活記 ――
著者は小林龍二(こばやし・りゅうじ)さん、
2020年7月に発行されました。
『水の泡とは消えたくない!』と副題が付されています。
「すいぞくゥかんッ??」
「がる??」(←訳:竹島??)
竹島(たけしま)水族館。
正式な名称は、
蒲郡(がまごおり)市竹島水族館。
愛称は『タケスイ』。
愛知県の蒲郡市にある
小さな水族館は、
三河湾、遠州灘の生物を中心に、
熱帯地方の淡水魚や
温帯・熱帯に住む大型深海魚など、
500種4500点の生物が飼育されている
水族館です。
2019年3月には、
年度入館者数47万人を達成!
『タケスイ』史上最高の数字を記録しました!
「はくしゅゥ~!」
「がるるるぐるるる~!」(←訳:めでたやめでたや~!)
2013年には日本で初めて
オオグソクムシの卵を孵化させることに成功、
深海魚の展示も充実、と
水族館マニアさんからは
注目の的となっている『タケスイ』ですが……
以前は、
廃館も間近か……
なんて悲観視されていた水族館だったんです。
「おきゃくゥさんがァ~…」
「ぐるる~…」(←訳:来ない~…)
「たてものがァ~…」
「がるる~…」(←訳:ボロい~…)
2003年頃の年間入場者数は、
やっと15万人前後で、
しかも、お客さんは
入館してほどなく、
展示のショボさに落胆して
早々に帰ってしまう、という
もの悲しさ。
『タケスイ』に就職したばかりの、
海や川での魚採りに夢中だった
少年期を過ごした著者・小林さんは、
ガランとする館内で
立ち尽くします……
どうしたら、いいんだろう?
「おおぜいのォ、おきゃくさんにィ!」
「ぐるがるる~!」(←訳:来て欲しい~!)
古くて、小さな水族館。
沖縄や大阪の有名水族館のような
特大の水槽を設置する余裕も、
予算もない。
けれど、
小さいなら小さいなりに、
出来ることがあるはずだ……!
「ぎゃくてんのォ、はッそうでェ~」
「がっるるぐるるる!」(←訳:トップを目指そう!)
考え得る限りの計画を提出しては、
上層部のダメ出しを喰らい、
へこむ小林さん。
そうこうするうち、
入館者数はいっそう減少し、
ついに水族館は
運営を民間に委託する指定管理者制度を
採用することに。
フツーの人ならば
ここでメゲちゃうのかもしれません、が。
知恵を絞った小林さん、
自分で会社を設立!
水族館の運営を引き継ぐ!
という奇策に打ってでます!
「わほほゥ!」
「ぐっるぅる!」(←訳:グッジョブ!)
いえいえいえ、
むしろ、ここからが出発点、
正念場です。
館長を務めることになって、
ダメ出しをする上司はいなくなったけれども、
予算が増える訳でも、
建物が新しくなる訳でもありません。
小さな水族館のまま、
事態を好転させる、
お客さんを呼び込むには……
『タケスイ』の利点、長所を、
思いっ切り活用しなくちゃ!
「しんかいぎょッ!」
「がるるるるるる!」(←訳:オオグソクムシ!)
難しい解説板は要らない。
手書きで。
図鑑のようなイラスト図解も要らない。
下手な絵の方が好まれる。
この魚は美味しいんです♫
なぁんていう説明は、
水族館では御法度とされるのだけれど、
敢えて書く!
バラしちゃう!
ツボダイ、めっちゃ美味いぞ!
カサゴ、煮ると美味いんです!
「ぷふふふッ♫」
「ぐるるっ♪」
苦労と苦難を
笑いに変えて、
ご近所から、
遠方から、
たくさんの人に来てもらえる
楽しい水族館に。
小林さんと仲間たちの
知恵&工夫の奮戦記は
読み手の私たちを笑顔にしてくれます。
そして、同時に――
「たけすいィ、ゆきたいィ~!」
「がっるぐるるるるるぅ!」(←訳:行ってみたくなるぅ!)
水族館好きな方々、
ノンフィクション好きな活字マニアさんに、
おすすめですよ。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪