「こんにちわッ、テディちゃでス!
がんだむゥ、きましたでスゥ!」
「がるる!ぐるるがるる~!」(←訳:虎です!コイツ動くぞ~!)
こんにちは、ネーさです。
神奈川県横浜市の山下埠頭に、
明日12月19日《GUNDAM FACTORY YOKOHAMA》がオープン!
実物大ガンダムが起動しますよ♫
現地へ行けない方々は、
公開されている動画を観てくださいね。
さあ、ではここからは読書タ~イム!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 名画はおしゃべり ――
著者は木村泰司(きむら・たいじ)さん、
2020年10月に発行されました。
『酔っ払いから王侯貴族まで』と副題が付されています。
「あはァ! しんじゅのォ、みみかざりィ~♪」
「ぐるるるがぅーるーるる!」(←訳:お隣りはデューラーさん!)
御本の表紙で、
こちらへ目線を向けているのは、
ヨハネス・フェルメールさん作
『真珠の首飾りの少女』と、
アルブレヒト・デューラーさん作
『毛皮を着た自画像』(1500)。
ここで留意していただきたいのは、
デューラーさんの自画像の、
目力。
イマ風に言うなら、
“圧”かしら。
真っ向からメンチ切っ……いえ、おほん、
鑑賞者に喧嘩を売るかのような、
”正面像”には……
実は、深~く複雑な意味がある?
「あううゥ~? えェ~とォ??」
「がるぐるるるる~?」(←訳:そう言われても~?)
”正面像”。
顔を正面から描く、
という構図は、
イエス・キリストなど聖人にしか許されない、
と著者・木村さんは指摘します。
そのルールをデューラーさんが知らなかった筈はなく、
では何故あえて”正面像”を選んだのか?というと。
使命感、
そして、覚悟。
私は芸術後進国であるドイツに生まれた、
けれど、
キリストがユダヤ社会における
宗教改革者であったように、
ここドイツにおいて
私が美術の改革者になるのだ――
「それはァ、ひとつのォ~」
「がるぐる~!」(←訳:選手宣誓~!!)
デューラーさんを通して
芸術家の”覚悟”を問う
第1章『芸術家も大変!』を始まりに、
第2章以降は、
ピーテル・ブリューゲル(父)さん、
ピーテル・パウル・ルーベンスさん、
フランス・ハルスさん、
アンソニー・ヴァン・ダイクさん……と、
巨匠さんの作品の画面に
ひっそり、
或いは堂々と、
描き入れられた暗喩を
木村さんは解析してゆきます。
巻末には、
番外編『西洋絵画に描かれた猫』
巻末付録『画家プロフィール』
も収録されていて、
ふふふっ、猫のお話には
笑っちゃいますね♪
「これェ、おもしろいィでス!」
「ぐーるるるるるるる!」(←訳:ルーベンスさんの猫!)
1628年制作の
『受胎告知』。
聖母マリア様の足元に、猫が……?
私ネーさ、初めて拝見する作品です。
ていうか、受胎告知に猫、の図は
とっても珍しいような?
「ねこォだいすきなァおかたはァ~」
「がるる!」(←訳:大喜び!)
真面目な絵画論も、
ポップなアート談も、
ニャンコ画比較も、と
多角的に楽しめる
ノンフィクション作品は
読み応えがありますよ。
寒~い真冬、
美術館までお出掛けするのが
ちょっぴり億劫に思えたら、
書物の世界でアート三昧を、
皆さま、ぜひ♪
がんだむゥ、きましたでスゥ!」
「がるる!ぐるるがるる~!」(←訳:虎です!コイツ動くぞ~!)
こんにちは、ネーさです。
神奈川県横浜市の山下埠頭に、
明日12月19日《GUNDAM FACTORY YOKOHAMA》がオープン!
実物大ガンダムが起動しますよ♫
現地へ行けない方々は、
公開されている動画を観てくださいね。
さあ、ではここからは読書タ~イム!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 名画はおしゃべり ――
著者は木村泰司(きむら・たいじ)さん、
2020年10月に発行されました。
『酔っ払いから王侯貴族まで』と副題が付されています。
「あはァ! しんじゅのォ、みみかざりィ~♪」
「ぐるるるがぅーるーるる!」(←訳:お隣りはデューラーさん!)
御本の表紙で、
こちらへ目線を向けているのは、
ヨハネス・フェルメールさん作
『真珠の首飾りの少女』と、
アルブレヒト・デューラーさん作
『毛皮を着た自画像』(1500)。
ここで留意していただきたいのは、
デューラーさんの自画像の、
目力。
イマ風に言うなら、
“圧”かしら。
真っ向からメンチ切っ……いえ、おほん、
鑑賞者に喧嘩を売るかのような、
”正面像”には……
実は、深~く複雑な意味がある?
「あううゥ~? えェ~とォ??」
「がるぐるるるる~?」(←訳:そう言われても~?)
”正面像”。
顔を正面から描く、
という構図は、
イエス・キリストなど聖人にしか許されない、
と著者・木村さんは指摘します。
そのルールをデューラーさんが知らなかった筈はなく、
では何故あえて”正面像”を選んだのか?というと。
使命感、
そして、覚悟。
私は芸術後進国であるドイツに生まれた、
けれど、
キリストがユダヤ社会における
宗教改革者であったように、
ここドイツにおいて
私が美術の改革者になるのだ――
「それはァ、ひとつのォ~」
「がるぐる~!」(←訳:選手宣誓~!!)
デューラーさんを通して
芸術家の”覚悟”を問う
第1章『芸術家も大変!』を始まりに、
第2章以降は、
ピーテル・ブリューゲル(父)さん、
ピーテル・パウル・ルーベンスさん、
フランス・ハルスさん、
アンソニー・ヴァン・ダイクさん……と、
巨匠さんの作品の画面に
ひっそり、
或いは堂々と、
描き入れられた暗喩を
木村さんは解析してゆきます。
巻末には、
番外編『西洋絵画に描かれた猫』
巻末付録『画家プロフィール』
も収録されていて、
ふふふっ、猫のお話には
笑っちゃいますね♪
「これェ、おもしろいィでス!」
「ぐーるるるるるるる!」(←訳:ルーベンスさんの猫!)
1628年制作の
『受胎告知』。
聖母マリア様の足元に、猫が……?
私ネーさ、初めて拝見する作品です。
ていうか、受胎告知に猫、の図は
とっても珍しいような?
「ねこォだいすきなァおかたはァ~」
「がるる!」(←訳:大喜び!)
真面目な絵画論も、
ポップなアート談も、
ニャンコ画比較も、と
多角的に楽しめる
ノンフィクション作品は
読み応えがありますよ。
寒~い真冬、
美術館までお出掛けするのが
ちょっぴり億劫に思えたら、
書物の世界でアート三昧を、
皆さま、ぜひ♪