「こんにちわッ、テディちゃでス!
てんぷらにィ~するべきィかッ?」
「がるる!ぐるるるがるるる!」(←訳:虎です!サラダもいいよね!)
こんにちは、ネーさです。
明日の冬至に向けて、
さて、カボチャをどう料理しましょう?
天ぷら、サラダ、煮物……
う~んう~んと迷いつつ、
さあ、読書タイムです。
本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪
―― 女の園の星 1 ――
著者は和山やま さん、2020年7月に発行されました。
《このマンガがすごい!2021》では
第1位を獲得した快作ですよ。
「ぱちぱちぱちィ~!」
「ぐるるるるがるるるる!」(←訳:おめでとうございます!)
前回記事では、
萩尾望都さん作『ポーの一族 秘密の花園1』を
御紹介いたしましたが……
こちらの作品は、
ベクトル真逆!なコメディ作品、
いえ、コント的作品、
と形容すべきでしょうか。
「せんせいィ~なのでス!」
「がるるるる!」(←訳:女子高のね!)
”女子高の先生”と聞いて、
活字マニアの皆さんが
いちばんに思い浮かべるのは
『山月記』『李陵』他で知られる
文豪・中島敦さんかもしれません。
スーツがよく似合いそうな
短めの黒髪。
どう見ても
体育会系には程遠い
眼鏡男子。
ルックスの点では、
この御本の主人公・星(ほし)先生と中島さん、
共通項が多いわね。
「でもねッ!」
「ぐるるるるるがるるるる!」(←訳:中島敦さんはモテたんだ!)
女学生さんたちに
大人気だったという
中島敦さんに比べて、
星先生は――
「きょうもォ、またァ~」
「がるるるるるる~る!」(←訳:振り回されてま~す!)
毎日、授業終了後に
生徒さんから
先生に提出される学級日誌。
その日の授業科目が何であったか、
授業の内容や
生徒たちの様子はどうであったか、
などを書き込む学級日誌の、
下段にある“備考欄“に。
星先生のクラスでは、
その備考欄に
絵を描く生徒が現われました。
「ただのォ、いたずらがきィ?」
「ぐぅるるるる!」(←訳:じゃないんだ!)
備考欄の絵は、実は、
《絵しりとり》。
リンゴの絵があったら、
次の日の日誌には
ゴリラの絵が、
その次の妃の日誌には
ラッコの絵が……
という具合なんですね。
星先生は、
怒るでもなく、
止めるでもなく、
むしろ秘かに面白がりながら
毎日の《絵しりとり》の連鎖を
見守っていたんですけど。
……これは?
今日の日誌の《絵しりとり》は、
いったい何を描いたものなんだろう??
「むむむゥ~んッ??」
「がるるぐる!」(←訳:完全に不明!)
謎の《絵しりとり》に
ぷふふっとふき出す第一話『1時間目』、
教室に乱入者あり?の『2時間目』……
シュールなコメディ、のようでいて、
もしかしたらこれって
リアル女子高生活なのかしら?
とさえ思ってしまう
摩訶不思議なパワーに満ちた
『女の園の星』、
マンガ好きな御方はもちろん、
中島敦さん大好きな活字マニアさんにも
おすすめですよ。
星先生だけでなく、
脇役さんたちの活躍&暴走にも、
「くひひひッ♪」
「ぐるるるっ♫」
と笑いながら、
ぜひ、一読してみてくださいね。
てんぷらにィ~するべきィかッ?」
「がるる!ぐるるるがるるる!」(←訳:虎です!サラダもいいよね!)
こんにちは、ネーさです。
明日の冬至に向けて、
さて、カボチャをどう料理しましょう?
天ぷら、サラダ、煮物……
う~んう~んと迷いつつ、
さあ、読書タイムです。
本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪
―― 女の園の星 1 ――
著者は和山やま さん、2020年7月に発行されました。
《このマンガがすごい!2021》では
第1位を獲得した快作ですよ。
「ぱちぱちぱちィ~!」
「ぐるるるるがるるるる!」(←訳:おめでとうございます!)
前回記事では、
萩尾望都さん作『ポーの一族 秘密の花園1』を
御紹介いたしましたが……
こちらの作品は、
ベクトル真逆!なコメディ作品、
いえ、コント的作品、
と形容すべきでしょうか。
「せんせいィ~なのでス!」
「がるるるる!」(←訳:女子高のね!)
”女子高の先生”と聞いて、
活字マニアの皆さんが
いちばんに思い浮かべるのは
『山月記』『李陵』他で知られる
文豪・中島敦さんかもしれません。
スーツがよく似合いそうな
短めの黒髪。
どう見ても
体育会系には程遠い
眼鏡男子。
ルックスの点では、
この御本の主人公・星(ほし)先生と中島さん、
共通項が多いわね。
「でもねッ!」
「ぐるるるるるがるるるる!」(←訳:中島敦さんはモテたんだ!)
女学生さんたちに
大人気だったという
中島敦さんに比べて、
星先生は――
「きょうもォ、またァ~」
「がるるるるるる~る!」(←訳:振り回されてま~す!)
毎日、授業終了後に
生徒さんから
先生に提出される学級日誌。
その日の授業科目が何であったか、
授業の内容や
生徒たちの様子はどうであったか、
などを書き込む学級日誌の、
下段にある“備考欄“に。
星先生のクラスでは、
その備考欄に
絵を描く生徒が現われました。
「ただのォ、いたずらがきィ?」
「ぐぅるるるる!」(←訳:じゃないんだ!)
備考欄の絵は、実は、
《絵しりとり》。
リンゴの絵があったら、
次の日の日誌には
ゴリラの絵が、
その次の妃の日誌には
ラッコの絵が……
という具合なんですね。
星先生は、
怒るでもなく、
止めるでもなく、
むしろ秘かに面白がりながら
毎日の《絵しりとり》の連鎖を
見守っていたんですけど。
……これは?
今日の日誌の《絵しりとり》は、
いったい何を描いたものなんだろう??
「むむむゥ~んッ??」
「がるるぐる!」(←訳:完全に不明!)
謎の《絵しりとり》に
ぷふふっとふき出す第一話『1時間目』、
教室に乱入者あり?の『2時間目』……
シュールなコメディ、のようでいて、
もしかしたらこれって
リアル女子高生活なのかしら?
とさえ思ってしまう
摩訶不思議なパワーに満ちた
『女の園の星』、
マンガ好きな御方はもちろん、
中島敦さん大好きな活字マニアさんにも
おすすめですよ。
星先生だけでなく、
脇役さんたちの活躍&暴走にも、
「くひひひッ♪」
「ぐるるるっ♫」
と笑いながら、
ぜひ、一読してみてくださいね。