「こんにちわッ、テディちゃでス!
ちゃちゃちゃっ、ちゃむいィ~ッ!」
「がるる!ぐるがるるる~!」(←訳:虎です!寒波キツすぎ~!)
こんにちは、ネーさです。
お腹に貼るカイロを、
背中にも貼るカイロを、ぺタリン、と。
ああ南の島へ行きたい~!と叫びつつ
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫

―― ザ・ベストミステリーズ 2020 ――
編者は日本推理作家協会の皆さん、
2020年10月に発行されました。
“昨年1年間に発表されたあらゆる短編推理小説の中から
日本推理作家協会の厳格な選考を通過した
傑作だけを収録!”
と銘打たれたこの御本は――
「ねんまつゥにィ、ぴッたりィ~!」
「ぐるがるるるぐるる!」(←訳:年間ミステリ総決算!)
著者さん&作品は、
収録順に、
矢樹純さん著『夫の骨』
秋吉理香子さん著『神様』
井上真偽さん著『青い告白』
木江恭さん著『さかなの子』
近藤史恵さん著『ホテル・カイザリン』
櫻田智也さん著『コマチグモ』
知念実希人さん著『傷の証言』
真野光一さん著『ウロボロス』
薬丸岳さん著『嫌疑不十分』
という9編と、
巻末には、末國善己さんによる評論
『推理小説・2019年』も
掲載されています。
「うむゥ! どれもォ、わんだふるゥ!」
「がるぐっるる!」(←訳:でもやっぱり!)
「めだッてるゥのはァ~…」
ええ、そうですねえ、
御本の表紙にも
大きく印字してありますよ。
第73回日本推理作家協会賞の
短編部門を受賞した作品、
矢樹純さんの『夫の骨』!
「ぱちぱちぱちィ~!」
「ぐるるるるがるるるる!」(←訳:おめでとうございます!)
2019年刊行の矢樹さんの短編集『夫の骨』。
その巻頭を飾る表題作品は、
お話としては
少しばかり地味……と言えるかもしれません。
銃撃やアクションのシーン、なし。
犯人と探偵さんの
空気が震えるような推理舌戦も、なし。
しかし、
短編ミステリの長所を
ギュッと凝縮したような、
息を呑む展開が連続し、
読み終えた後は自然と……
「ふううゥ~ッ! ためいきィ~!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:ゾクゾクしました!)
語り手の《私》は、
二年前に義母を亡くし、
昨年は夫を見送り、
現在は一軒家に
ひとり暮らしをしています。
夫を喪って一年、
《私》だけで住むには
この家は広すぎる、などと思いながら、
日々を過ごしてきましたが。
或る朝のこと、
《今日は何かをしなくてはいけない》
と感じ取った《私》は、
庭の隅の物置へと
歩を進めます。
「おかたづけェ、でスかァ?」
「ぐるるるるがるる!」(←訳:久しぶりのお掃除!)
物置にしまわれていた荷物、
そこから《私》は
何を読み取ったのか。
ベストミステリーズの幕開けに相応しい
矢樹さんの受賞作品は、
ミステリ好きさん必読!ですよ。
「このォいきおいィでェ~」
「がるるるぐるるぅるる!」(←訳:ガンガン読んじゃおう!)
いえいえ、
慌てず、騒がず、
ゆっくりじっくり愉しんでいただきたい
年間ベストな傑作がそろっています。
冬の夜の読書タイムに、
皆さま、ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
ちゃちゃちゃっ、ちゃむいィ~ッ!」
「がるる!ぐるがるるる~!」(←訳:虎です!寒波キツすぎ~!)
こんにちは、ネーさです。
お腹に貼るカイロを、
背中にも貼るカイロを、ぺタリン、と。
ああ南の島へ行きたい~!と叫びつつ
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫

―― ザ・ベストミステリーズ 2020 ――
編者は日本推理作家協会の皆さん、
2020年10月に発行されました。
“昨年1年間に発表されたあらゆる短編推理小説の中から
日本推理作家協会の厳格な選考を通過した
傑作だけを収録!”
と銘打たれたこの御本は――
「ねんまつゥにィ、ぴッたりィ~!」
「ぐるがるるるぐるる!」(←訳:年間ミステリ総決算!)
著者さん&作品は、
収録順に、
矢樹純さん著『夫の骨』
秋吉理香子さん著『神様』
井上真偽さん著『青い告白』
木江恭さん著『さかなの子』
近藤史恵さん著『ホテル・カイザリン』
櫻田智也さん著『コマチグモ』
知念実希人さん著『傷の証言』
真野光一さん著『ウロボロス』
薬丸岳さん著『嫌疑不十分』
という9編と、
巻末には、末國善己さんによる評論
『推理小説・2019年』も
掲載されています。
「うむゥ! どれもォ、わんだふるゥ!」
「がるぐっるる!」(←訳:でもやっぱり!)
「めだッてるゥのはァ~…」
ええ、そうですねえ、
御本の表紙にも
大きく印字してありますよ。
第73回日本推理作家協会賞の
短編部門を受賞した作品、
矢樹純さんの『夫の骨』!
「ぱちぱちぱちィ~!」
「ぐるるるるがるるるる!」(←訳:おめでとうございます!)
2019年刊行の矢樹さんの短編集『夫の骨』。
その巻頭を飾る表題作品は、
お話としては
少しばかり地味……と言えるかもしれません。
銃撃やアクションのシーン、なし。
犯人と探偵さんの
空気が震えるような推理舌戦も、なし。
しかし、
短編ミステリの長所を
ギュッと凝縮したような、
息を呑む展開が連続し、
読み終えた後は自然と……
「ふううゥ~ッ! ためいきィ~!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:ゾクゾクしました!)
語り手の《私》は、
二年前に義母を亡くし、
昨年は夫を見送り、
現在は一軒家に
ひとり暮らしをしています。
夫を喪って一年、
《私》だけで住むには
この家は広すぎる、などと思いながら、
日々を過ごしてきましたが。
或る朝のこと、
《今日は何かをしなくてはいけない》
と感じ取った《私》は、
庭の隅の物置へと
歩を進めます。
「おかたづけェ、でスかァ?」
「ぐるるるるがるる!」(←訳:久しぶりのお掃除!)
物置にしまわれていた荷物、
そこから《私》は
何を読み取ったのか。
ベストミステリーズの幕開けに相応しい
矢樹さんの受賞作品は、
ミステリ好きさん必読!ですよ。
「このォいきおいィでェ~」
「がるるるぐるるぅるる!」(←訳:ガンガン読んじゃおう!)
いえいえ、
慌てず、騒がず、
ゆっくりじっくり愉しんでいただきたい
年間ベストな傑作がそろっています。
冬の夜の読書タイムに、
皆さま、ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪