「こんにちわッ、テディちゃでス!
むむむゥ! これがァ、かせいィ~!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!岩石の砂漠!)
こんにちは、ネーさです。
NASAのインサイト着陸機が火星の観測地点に着陸成功!
探査車ではないインサイトは、
このままず~っと火星のエリシウム平原に留まり、
火星の地中マップを作る、という、
孤独な、そして重要な作業に挑みます。
がんばれインサイト!
地球から声援を送りながらの読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♪

―― フランス文学を旅する60章 ――
編著者は野崎歓(のざき・かん)さん、2018年10月に発行されました。
以前に『イギリス文学を旅する60章』を御紹介いたしましたが、
こちらのフランス編では、
ラブレーさん、モンテーニュさん、ヴォルテールさん……
「あうゥッ、ずつうゥがァ~…」
「ぐるるるるる~…」(←訳:ムズかしそう~…)
そうなのよねえ、
英米の文学に比べると、
どうしても馴染みが薄いフランス文学……
私ネーさも、読んだことのない作品が多くて
若干ビビっておりますけれど、
さあ、インサイトのように果敢に
仏文学の密林へ飛び込んでみましょう!
本文は、
Ⅰ―《トリスタンとイズー》からラ・ファエット夫人まで
Ⅱ―ラシーヌからバルザックまで
Ⅲ―ユゴーからマラルメまで
Ⅳ―ヴェルレーヌからヴァレリーまで
Ⅴ―コレットからサルトルまで
Ⅵ―ベケットカラウエルベックまで
と、6つのパートに分けられ、
文学作品と都市・土地の結びつきを掘り下げてゆきます。
首都パリはもちろん、
南仏の港町マルセイユ、
避暑地ニース、
スペインに近いトゥールーズ、
ワインの里ボルドー……
「あッ! これェ、しッてるでス!」
「がるる!」(←訳:ルパン!)
ええ、そうでしょうとも♫
第36章の題名は、
《モーリス・ルブランとノルマンディー》。
『怪盗ルパン、活躍の地』と副題が付されたこの章では、
ルパンの生みの親であるモーリス・ルブランの故郷、
ノルマンディーのコー地方が取り上げられています。
「うみのォそばッ、でスねッ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:英仏海峡近く!)
ルブランさんの生地は、
セーヌ川沿いの町・ルーアンでした。
そのルーアンから北へ、
大西洋岸を目指してゆくと、
白亜の断崖が見えてきます。
エトルタの奇岩、
あるいは針岩と呼ばれる、
尖った岩が海に浮く絶景は
ガイドブックなどにも掲載されていますが、
ルブランさんにとっても、
エトルタ湾の風景は大のお気に入り♪
『奇岩城』『カリオストロ伯爵夫人』で
針岩を描写し、
ルブランさん自身も20年以上に渡り
エトルタで夏を過ごしています。
「いまもォ、ひるがえるゥ~」
「がるるるるぐるる!」(←訳:怪盗紳士のマント!)
他にも、
《ガストン・ルルーさんとパリ・オペラ座》
《シムノン『メグレ警視』とパリ警視庁》
《サン=テグジュペリと古都リヨン》
《アルチュール・ランボーのシャルルヴィル》
《アルベール・カミュ、地中海に浸る幸福》
といった章は、
鮮やかに“作家と土地”のイメージを切り取り、
読書欲を掻き立てます。
私ネーさも『オペラ座の怪人』を
また読み返したくなりましたよ。
「たのしいィ~どくしょのォたびィ!」
「ぐるがる!」(←訳:いざ出発!)
コラム、図版資料、
参考文献リストも必見必読の一冊、
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪
むむむゥ! これがァ、かせいィ~!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!岩石の砂漠!)
こんにちは、ネーさです。
NASAのインサイト着陸機が火星の観測地点に着陸成功!
探査車ではないインサイトは、
このままず~っと火星のエリシウム平原に留まり、
火星の地中マップを作る、という、
孤独な、そして重要な作業に挑みます。
がんばれインサイト!
地球から声援を送りながらの読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♪

―― フランス文学を旅する60章 ――
編著者は野崎歓(のざき・かん)さん、2018年10月に発行されました。
以前に『イギリス文学を旅する60章』を御紹介いたしましたが、
こちらのフランス編では、
ラブレーさん、モンテーニュさん、ヴォルテールさん……
「あうゥッ、ずつうゥがァ~…」
「ぐるるるるる~…」(←訳:ムズかしそう~…)
そうなのよねえ、
英米の文学に比べると、
どうしても馴染みが薄いフランス文学……
私ネーさも、読んだことのない作品が多くて
若干ビビっておりますけれど、
さあ、インサイトのように果敢に
仏文学の密林へ飛び込んでみましょう!
本文は、
Ⅰ―《トリスタンとイズー》からラ・ファエット夫人まで
Ⅱ―ラシーヌからバルザックまで
Ⅲ―ユゴーからマラルメまで
Ⅳ―ヴェルレーヌからヴァレリーまで
Ⅴ―コレットからサルトルまで
Ⅵ―ベケットカラウエルベックまで
と、6つのパートに分けられ、
文学作品と都市・土地の結びつきを掘り下げてゆきます。
首都パリはもちろん、
南仏の港町マルセイユ、
避暑地ニース、
スペインに近いトゥールーズ、
ワインの里ボルドー……
「あッ! これェ、しッてるでス!」
「がるる!」(←訳:ルパン!)
ええ、そうでしょうとも♫
第36章の題名は、
《モーリス・ルブランとノルマンディー》。
『怪盗ルパン、活躍の地』と副題が付されたこの章では、
ルパンの生みの親であるモーリス・ルブランの故郷、
ノルマンディーのコー地方が取り上げられています。
「うみのォそばッ、でスねッ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:英仏海峡近く!)
ルブランさんの生地は、
セーヌ川沿いの町・ルーアンでした。
そのルーアンから北へ、
大西洋岸を目指してゆくと、
白亜の断崖が見えてきます。
エトルタの奇岩、
あるいは針岩と呼ばれる、
尖った岩が海に浮く絶景は
ガイドブックなどにも掲載されていますが、
ルブランさんにとっても、
エトルタ湾の風景は大のお気に入り♪
『奇岩城』『カリオストロ伯爵夫人』で
針岩を描写し、
ルブランさん自身も20年以上に渡り
エトルタで夏を過ごしています。
「いまもォ、ひるがえるゥ~」
「がるるるるぐるる!」(←訳:怪盗紳士のマント!)
他にも、
《ガストン・ルルーさんとパリ・オペラ座》
《シムノン『メグレ警視』とパリ警視庁》
《サン=テグジュペリと古都リヨン》
《アルチュール・ランボーのシャルルヴィル》
《アルベール・カミュ、地中海に浸る幸福》
といった章は、
鮮やかに“作家と土地”のイメージを切り取り、
読書欲を掻き立てます。
私ネーさも『オペラ座の怪人』を
また読み返したくなりましたよ。
「たのしいィ~どくしょのォたびィ!」
「ぐるがる!」(←訳:いざ出発!)
コラム、図版資料、
参考文献リストも必見必読の一冊、
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます