「こんにちわッ、テディちゃでス!
♪るるゥ~♪きょうはァ~♪きねんのォひィ~♪」
「がるる!ぐるるるるる!」(←訳:虎です!ミステリの日!)
こんにちは、ネーさです。
今日10月7日は、
“ミステリの父”E・A・ポーさんの命日であるため、
《ミステリの日》なのだそうです。
そこで、本日の読書タイムは、
ミステリ……とはちょっと違いますけれど、
やたらと愉快なこちらの御本を、どうぞ~♫
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―― ボドキン家の強運 ――
著者はP・G・ウッドハウスさん、
原著は1935年に、
画像の日本語版は2021年6月に発行されました。
英語原題は『The Luck of the Bodkins』、
『ウッドハウス名作選』とシリーズ名が付されています。
「いだいなるゥ~てんさいィしつじィさんッ!」
「ぐるるがーるる!」(←訳:我らがジーヴス!)
ええ、そうですね、
英国出身の作家
ペルハム・グレンヴィル・ウッドハウスさん(1881~1975)
の代表作は、
なんといっても
善人だけれどドジっ子なバーティー青年と
天才執事ジーヴスさんによるドタバタ喜劇
《ジーヴス》シリーズです。
一方で、
ウッドハウスさんは
《ジーヴス》以外にも
多くの作品を著しました。
それらの、いずれも――
「とうじょうじんぶつゥ、へんてこォ!」
「がるぐるる!」(←訳:全員規格外!)
えへん、
この御本の”主役”、
モンティ・ボドキンさんは、
実にもってウッドハウスさんらしい
プロフィールの持ち主です。
イートン校を経て
オックスフォード大学を卒業、
優しい性格で、
容姿は端麗、
若くして大金持ち!
と来れば、
文句のつけようが
あり、ま、せ……ん……よね?
「それがァ~…」
「ぐるるるがるぐる?」(←訳:そうでもないかも?)
物語が華々しく幕を開けて間もなく、
モンティさんは
戦慄すべき内容の
電報を受け取りました。
それは、
愛する婚約者さんからの
甘い恋文……ではなく。
婚約破棄の通知……?!?
「ひゃわわわッ!」
「がるる~!」
打ちのめされ、
心をズタボロにされたモンティさんでしたが、
或る友人が教えてくれたことには。
君の(元)恋人は、
イングランド・ホッケーチームに選出され、
アメリカで試合をすべく、
今しも
大西洋を渡る旅客戦に
乗り込もうとしている――
「おおッ!
てがかりィ、はッけんッ!」
「ぐるがる!」(←訳:追跡開始!)
そう、追いかけねば!
彼女を!
という次第で、
大西洋横断大喜劇の
ホイッスルが鳴り響きます。
モンティさんを筆頭に、
クセが強すぎる人物たちが
豪華客船に集い、
のんびり優雅な船旅は、
何が何やらの
ハチャメチャ旅に?
「もんてぃおにいさんッ、がんばれェ~!」
「がるるぐるる~!」(←訳:幸運を祈るよ~!)
ぷふふ♪と笑ってしまう物語は、
思いも寄らぬ連鎖反応の固め打ちで、
先読みを許しません。
ある意味、
ミステリよりもミステリアスな
恋の行方は、
はたして――?
ウッドハウスさん大好き!な方々に、
《ジーヴス》ファンの方々に、
おすすめの一冊です。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね♪
♪るるゥ~♪きょうはァ~♪きねんのォひィ~♪」
「がるる!ぐるるるるる!」(←訳:虎です!ミステリの日!)
こんにちは、ネーさです。
今日10月7日は、
“ミステリの父”E・A・ポーさんの命日であるため、
《ミステリの日》なのだそうです。
そこで、本日の読書タイムは、
ミステリ……とはちょっと違いますけれど、
やたらと愉快なこちらの御本を、どうぞ~♫

―― ボドキン家の強運 ――
著者はP・G・ウッドハウスさん、
原著は1935年に、
画像の日本語版は2021年6月に発行されました。
英語原題は『The Luck of the Bodkins』、
『ウッドハウス名作選』とシリーズ名が付されています。
「いだいなるゥ~てんさいィしつじィさんッ!」
「ぐるるがーるる!」(←訳:我らがジーヴス!)
ええ、そうですね、
英国出身の作家
ペルハム・グレンヴィル・ウッドハウスさん(1881~1975)
の代表作は、
なんといっても
善人だけれどドジっ子なバーティー青年と
天才執事ジーヴスさんによるドタバタ喜劇
《ジーヴス》シリーズです。
一方で、
ウッドハウスさんは
《ジーヴス》以外にも
多くの作品を著しました。
それらの、いずれも――
「とうじょうじんぶつゥ、へんてこォ!」
「がるぐるる!」(←訳:全員規格外!)
えへん、
この御本の”主役”、
モンティ・ボドキンさんは、
実にもってウッドハウスさんらしい
プロフィールの持ち主です。
イートン校を経て
オックスフォード大学を卒業、
優しい性格で、
容姿は端麗、
若くして大金持ち!
と来れば、
文句のつけようが
あり、ま、せ……ん……よね?
「それがァ~…」
「ぐるるるがるぐる?」(←訳:そうでもないかも?)
物語が華々しく幕を開けて間もなく、
モンティさんは
戦慄すべき内容の
電報を受け取りました。
それは、
愛する婚約者さんからの
甘い恋文……ではなく。
婚約破棄の通知……?!?
「ひゃわわわッ!」
「がるる~!」
打ちのめされ、
心をズタボロにされたモンティさんでしたが、
或る友人が教えてくれたことには。
君の(元)恋人は、
イングランド・ホッケーチームに選出され、
アメリカで試合をすべく、
今しも
大西洋を渡る旅客戦に
乗り込もうとしている――
「おおッ!
てがかりィ、はッけんッ!」
「ぐるがる!」(←訳:追跡開始!)
そう、追いかけねば!
彼女を!
という次第で、
大西洋横断大喜劇の
ホイッスルが鳴り響きます。
モンティさんを筆頭に、
クセが強すぎる人物たちが
豪華客船に集い、
のんびり優雅な船旅は、
何が何やらの
ハチャメチャ旅に?
「もんてぃおにいさんッ、がんばれェ~!」
「がるるぐるる~!」(←訳:幸運を祈るよ~!)
ぷふふ♪と笑ってしまう物語は、
思いも寄らぬ連鎖反応の固め打ちで、
先読みを許しません。
ある意味、
ミステリよりもミステリアスな
恋の行方は、
はたして――?
ウッドハウスさん大好き!な方々に、
《ジーヴス》ファンの方々に、
おすすめの一冊です。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね♪
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