テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

我らが、『東京』。

2011-11-10 23:13:33 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 祝!斉藤和義さんの新曲『やさしくなりたい』大ヒット~!!
 ……え? ドラマですか?
 ドラマは……斉藤さんの曲が流れるエンディングパートだけ、拝見しております♪

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ♪やさしくゥなりィたァいィ~♪」
「がるる♪ぐるるがるがるる~♪」(←訳:虎です!強くなり~たい~♪)

 ビートルズの武道館公演をリメイク?したようなPVも素敵なんです!
 機会があれば、活字マニアの皆さまも御覧になってくださいね♪
 では、斉藤さんの曲をBGMに、
 本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!

  


 
               ―― 東京ロンダリング ――


 
 著者は原田ひ香さん、2011年7月に発行されました。
 表紙には、小さな文字で……『Tokyo Laundering』と英題名が記されています。
 いま話題の御本ですね!

「ふむむゥ? ろんだりんゥ??」
「ぐるがるるるがるるぐる~?」(←訳:聞いたことある言葉だね~?)

 ロンダリング、と耳にして、
 多くの御方は、マネーロンダリング、という言葉を思い浮かべることでしょう。
 ロンダリング、だけでも、
 辞書検索で『(不浄な金の)洗浄』と出てくるほどです。

 この御本でのロンダリングは、でも、
 出所の怪しい金銭をマトモなお金に見せかける違法手段、ではありません。
 
 連想していただきたいのは、
 ランドリー、の方ですね。
 そう、コインランドリーのランドリーです。
 洗濯、清掃、清めること。

「おせんたくゥ、でスかッ」
「ぐるるがるがるる~?」(←訳:東京をお洗濯ぅ~?)

 東京のいったい何をお洗濯しちゃうのか?
 ものがたりの主人公・りさ子さんの行動を観察すれば、
 答えは分かる、のでしょうか?
 失礼ながら、
 りさ子さんの日常をじ~っと観察させていただいちゃいますと……

 何もありません、ね。

「ふァ? なにィもォ?」
「ぐるがるるっ?」(←訳:何も無しぃ?)

 日がなアパートにこもって外出もせず、
 何をしているわけでもない――ように見えはしますが、
 実は、それがりさ子さんのお仕事、
 りさ子さんにしかできないお仕事、なのでした。

 事故や事件があった不動産賃貸物件に入居し、
 “ここで何かがあった”痕跡、記憶を消すこと。
 まっさらに清め、
 部屋をニュートラルな状態へ回復させること。
 それが、りさ子さんの仕事、『ロンダリング』です。

「じじじッ、じけんッ?」
「がるっ?」(←訳:事故っ?)

 ええ、そうなんですよね。
 事件、事故が起こった部屋……
 あんまり気持ちの良いものじゃありません、
 短時間そこを訪れるだけならまだしも、
 住まなくちゃならない、
 そこで暮らさなくちゃならない、なんて。

 りさ子さんのお仕事は、ですから、
 傍で見るよりも難しく、
 誰にでも可能な仕事ではないんです。
 しかも、りさ子さん、優秀です。
 彼女が暮らした部屋はすぐ入居の申し込みが来る。
 新しい入居者が苦情を言い立てることもない。

「ふァうゥ~! かんぺきィ!」
「ぐるるがるぐるるー!」(←訳:すごい仕事ぶりだー!)

 物件から物件へ、
 りさ子さんの旅にも似たロンダリングは続きます。

 けれど、或る部屋のロンダイングを始めたりさ子さんを待っていたのは、
 想定外の、
 いえ、想定していなくもなかった事態でした。
 さて、どうしたものか……?
 りさ子さんの心は、おおいに騒ぎます。

 ミステリとも、
 文芸作品とも受け止められる風合いの
 《東京》の現代を描いたものがたり、
 一度でも、
 都庁の展望台から、
 東京タワーの展望フロアから、
 眼下に広がる首都のパノラマを眺めた経験がある御方なら、
 りさ子さんの思いに共感できるかもしれません。
 東京に住む、
 日本に住むすべての活字マニアさんに、
 おすすめです!

「とうきょうッぐらしのォ、あなたにィ!」
「ぐるるがるがるがるるるー♪」(←訳:読んでほしい一冊ですよー♪)
 
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新酒対策おやつ?

2011-11-09 23:02:19 | 美味
 こんにちは、ネーさです。
 天気予報の通り、急に寒くなったら……
 きゃー! 肩凝りが! クビ凝りが! く、くるし~い~…!

「こんにちわァ、テディちゃでス!
 もほほゥ~、ネーさッ、
 しッぷをォ、はりまスかッ?」
「がるる!ぐるるぐるがるるる?」(←訳:虎です!体操するのはどうお?)

 そうね、ストレッチをしてみましょう。
 背筋を意識して、いっちに、さんしっ、よいしょっ、うんしょっ!
 ……ふぅーっ!
 手足がようやくポカポカ、身体が温まってきたところで、
 たっぷり生姜とスパイスを入れたチャイを用意したら――

「おやつゥた~いむッ!」
「がる!」(←訳:だね!)

 まもなく新酒ワインが解禁され、おフランスから空輸されてくるこの季節は、
 チーズ系お菓子の新製品に注目です。
 例えば、はい、こちら~♪

  

 『東ハト』さんの
 《ハーヴェスト ウェルメイド こだわりの4種のチーズ》!

 そして、

  

 『グリコ』さんの
 《Cheeza スモークチーズ》!

「さッそくゥ、いただきまスゥ! ぱくりんッ、むしゃむしゃッ♪」
「がるるるーぐるがるがる!」(←訳:いただきますーしゃきしゃき!)

 はい、ネーさもいただきまーす!
 歯応えサクサク、しゃりん、ぱりん、のチーズお菓子は、
 そうね、お酒の友達、といった印象ですわね~。
 《ハーヴェスト》《Cheeza》、ともに食感を重視しているんでしょうか、
 薄い生地には、しっかり“焼き”が入っています。
 こういった種類のお菓子は、
 チーズ特有のクセが、
 大好き~♪な御方と
 苦手なのよね~という御方では、
 意見が分かれるかもしれませんが……。

「テディちゃ、すきィでス! おいしィでス!」
「ぐるるるがるがるるぐるる♪」(←訳:しょっぱいビスケットもいいよね♪)

 では、美味しいおやつに、
 ご馳走さま~と感謝を捧げた後には、
 お久しぶりのアートニュース!
 こちらをどうぞ~!

  

 千葉県千葉市の土気(とけ)にある『ホキ美術館』は
 日本では初の写実絵画を専門とする美術館です。
 開館一周年を記念して、2011年11月19日~2012年5月20日に開催される企画展は、

  《存在の美  まなざし 微笑み 憂い》展!

 かつて19世紀に写真機が発明されたときには、
 肖像画家は全員が失業するだろう、と言われたものでした。

「ところがァ、どすこ~いッ!
 じゃなくてェ、どッこいィ!」
「がるがるぐるるるがるる!」(←訳:肖像画も人物画も生き残った!)

 細密に描きこまれた画を見る歓びを知るアート好きさん、
 人物画&肖像画マニアさんにおすすめの展覧会です。
 建築好きさんは、美術館の個性的な外観を鑑賞するのも楽しいですよ~♪

「ふゆのォ、おでかけにはァ、ぼうかんたいさくをッ!」
「ぐるるるがるるるぐる~♪」(←訳:もふもふ着込んで出発だ~♪)
 
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鳴らそう、きらきらの鈴の音。

2011-11-08 23:12:00 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 今日は立冬、
 雑貨屋さんの店頭では、こんな風景が当たり前になってきました♪

  

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 わほゥッ! さんたのォおじさんだらけッ♪」
「ぐるる!ぐるるるぐるー!」(←訳:虎です!赤がいっぱいー!)

 赤や緑、銀に白……
 本日の読書タイムは、キラキラ電飾の季節にぴったり、
 時代を超え、宝石のように光を放つ一冊を御紹介いたしましょう♪
 さあ、こちらを、どうぞ~! 

  


 
           ―― 挿絵画家 アーサー・ラッカムの世界 2 ――


 
 編者は新人物往来社の皆さん、各章の執筆者は平松洋さん、山川徹さん、荒井由美さん、吉田早織さん、
 2011年9月に発行されました。
 『ARTHUR RACKHAM’S WORLD2』と英題名が付されています。
 以前に御紹介しました『挿絵画家アーサー・ラッカムの世界』に続く、
 挿絵画の巨匠ラッカムさんの名作集第2弾、なんですよ♪

「ほゥほゥ~♪
 おもいだしたでスよッ!えいこくのォ、さしえがかさんッ!」
「がるるぐるぐるるるー!」(←訳:『アリス』を描いた人だー!)

 前作『挿絵画家アーサー・ラッカムの世界』では、
 『不思議の国のアリス』、
 『ケンジントン公園のピーター・パン』、
 シェイクスピアさんの作品の挿絵、
 比類なき名作挿絵『ニーベルングの指輪』を中心に
 ラッカムさんの画業に光があてられました。

 では、この御本――『アーサー・ラッカムの世界 2』には、
 どんな作品が登場するのかしら、というと――

「さんたくろーすゥ?」
「がるるぐるがる?」(←訳:赤鼻のトナカイ?)

 はいはーい、先走らないでー。
 順に説明いたしますと、
 御本の前半を彩りますのは、
 『グリム童話集』
 『イソップ童話集』
 『マザー・グース』
 といった童謡&童話の場面を描いた作品群です。

 御本の表紙になっているのも、
 『グリム童話集』からの《ヘンゼルとグレーテル》の挿絵なんですね。
 
「ぐひゃーッ! たいへんッ!にげないィとォ!」
「がるがるるるぐるぐるるー!」(←訳:悪い魔女に食べられちゃうー!)

 童話集から、御本の後半に移れば、
 『アーサー・ラッカム名画ギャラリー』、
 『たのしい川辺』、
 『スリーピー・ホロウの伝説』、
 『ゴビリン・マーケット』
 『ウンディーネ』などの挿絵作品がずら~り♪
 そうして、御本の最後に、いよいよ満を持して
 お目見えいたしまするは……

 『クリスマスの3つの話』!

 H・C・アンデルセンさんの『マッチ売りの少女』、
 チャールズ・ディケンズさんの『クリスマス・キャロル』、
 クレメント・クラーク・ムーアさんの『クリスマス前夜』の3つの物語に
 ラッカムさんが挿絵を添えたものです。
 
 中でも、『クリスマス・キャロル』の素晴らしさと来たら!
 ディケンズさん(1812~1870)は根っからのヴィクトリア朝時代人、
 ラッカムさん(1867~1939)もまたヴィクトリア朝時代に生まれ、
 19世紀後半の英国とロンドンの実態・実情を
 肌で知っている御方でした。
 ラッカムさんが描く『クリスマス・キャロル』には
 時代の真の空気、質感、光と影が封じ込められています。
 
「ほんもののォ、ろんどんッ!」
「がるがるぐーるるがる!」(←訳:本物のスクルージさん!)

 挿絵本の黄金時代を愛する活字マニアさんは必読!
 アート好きさん、
 西洋史好きさん、
 クリスマスイヴェント大好き~♪という御方にも、
 ぜひ手に取っていただきたい御本です。
 クリスマスの前に、
 ちょこっと覗いてみてくださいな♪♪

「ひびけェ~♪すずのねェ~♪」
「がるぐる!」(←訳:全世界に!)
 
 
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御守り必携の《謎》ものがたり。

2011-11-07 23:21:54 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 今度こそ本当に寒くなる!という天気予報を聞いて、
 モコモコの長~い靴下をスタンバイ!
 ……ううむ、寒くならなかったら、どうしましょ?

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 テディちゃはァ、とうがらしィ、すたんばいッ!」
「ぐるる!がるがるぐるるるるぐるー!」(←訳:虎です!ボクは生姜をスタンバイだー!)

 生姜大好き♪ジンジャラーさんたちにもおすすめの、
 本日の読書タイムは……
 はい、ちょっとスリリングな、こちらの一冊を、どうぞ~!

  


 
               ―― よろずのことに気をつけよ ――


 
 著者は川瀬七緒さん、2011年8月に発行されました。
 先日ご紹介いたしました玖村まゆみさん著『完盗オンサイト』と同じく、
 第57回江戸川乱歩賞受賞作品です!
 川瀬さん、おめでとうございます!

「おめでとうございまスゥ! ぱちぱちぱちィ!」
「ぐるるーがるるーがるる!」(←訳:やりましたね!おめでとうーっ!)
「……あれッ?」
「がるっ?」(←訳:おやっ?)

 どうしましたか、テディちゃ、虎くん?

「ひょうしにィ、なにかァ、かいてあるでス!」
「ぐるがるぐるがるーぐるるがる!」(←訳:目立たないけど、書いてある!)

 あら、よく気が付きましたね、
 そうなんです、細く小さな文字で、
 表紙カバーには、或る文言が記されているのです。

  表の中に裏があり、裏のなかには表ある
  西へ向いては五郎子に 東に向いては前鬼、後鬼
  北へ向いては剣の護法童子 南へ向いては谷の底
  師走の月に雪なくば、よろずのことに気をつけよ

「なッ、なぞめいてェまスねッ」
「ぐるるるがるがるぐるがるるる~」(←訳:クリスティのミステリを思い出すよ~)

 乱歩賞はミステリ作品を対象にした文学賞ですが、
 ミステリにも色々と種類があります。
 “本格もの”、
 “密室もの”、“暗号もの”や“宝探しもの”、
 “ハードボイルド”、“警察小説”……
 ほんと、数え切れないほど、把握し切れないほど、なのですけれど。

 あるんですね、
 いうなれば“呪術系”とでも呼ぶべき分野が。

「ひえェッ、のろいィッ?!?」
「がるるーぐるぐるがる!」(←訳:呪術なんてー危険だよう!)

 中澤大輔(なかざわ・だいすけ)さんは、
 文化人類学を大学で教えている学者さん。
 いえ、お偉い教授さん、ではありません。
 若い非常勤講師さんの彼は、
 古~い借家で、書物に囲まれた生活を送っています。

 そんな中澤先生の知識をあてにして、
 依頼が飛び込んできました。

 或る事件に、
 呪術が係わっているらしい。
 現場の床下から発見された呪具の鑑定をしてもらえないだろうか、と。

「ひええええェッ!
 ほんとォのッ、のッ、のろのろのろるるッ???」
「ぐるるがるがるがるるー?」(←訳:21世紀のこの世の中に呪いー?)
「じょうだんだよゥッ、たたたッ、たぶんッ!」

 中澤先生は、しかし、
 ひと目見た途端、
 呪具に《本気》を読み取ります。

 本当の、本物の呪術が行われている……!
 丑の刻まいりをも上回る邪悪な、禍々しい呪い――

「ぎゃうゥーッ!」
「がるーっ!」

 不思議な文言は、
 事件にどう作用するのか?
 呪術の目的とは?

 北森鴻さんの《蓮杖那智フィールドファイル》シリーズを除けば、
 真正面から呪術を扱ったミステリ作品って、
 ありそうでなかったなあ、と
 著者さんの視点に感心させられます。
 ミステリ好きの活字マニアさんは、
 この展開を、解決を、ウンチクを、
 はたしてどう評価するのでしょう?
 マエストロ乱歩先生の名を冠した賞に輝く期待の作品、
 活字マニアさんは、読み逃しなく~!

「えんがちょッ!
 えんがちょッしながらァ、よもうゥッ!」
「ぐるるがるがるるー!」(←訳:御守りも必携でー!)
 
 
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目的地は……《野望》?

2011-11-06 23:02:48 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 冬至に向かって、どんどん夕暮れが早くなってきましたね。
 まさに、釣瓶落とし~!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 とりゃッ! さかさおとしィ!」
「がるる!ぐるるるるぐるっ!」(←訳:虎です!ダルマ落としっ!)

 落としどころが違ってますが、
 はいはい、今日も参りましょう、読書タ~イム!
 本日ご紹介いたしますのは……
 《鉄》ブラザーズ&シスターズのために書かれたような、こちらの一冊を、どうぞ~!

  


 
              ―― D列車でいこう ――



 著者は阿川大樹さん、単行本は2007年に、文庫版は2010年9月に発行されました。
 『D列車』は『ドリームトレイン』とお読み下さいね。

「どり-むゥとれいんッ??
 それはァ、おもちゃでスかッ? もけいィでスかッ?」
「ぐるるがるぐるがるるる~?」(←訳:チョコエッグのオマケとか~?)

 失礼ですわね、
 ドリームトレインは玩具や模型ではありません。
 小なれど、歴史も浅いけれども、
 志(こころざし)高い会社さん、なのです。
 『ドリームトレイン』――『夢の列車』ってことですね。

「わきゃッたッ!
 これはァ、れっしゃまにあさんのォ、おはなしィ!」
「ぐるるがるがるる!」(←訳:鉄道マニアさんだ!)

 鉄道マニアさん、ひと呼んで《鉄》あるいは《テツ》さん。
 テツさんといっても、とても様々な分野のテツさんがいることは、
 既に広く知られています。
 乗る専門のテツさん、
 観る専門のテツさん、
 写真撮影専門のテツさん、
 グッズコレクトに走る御方もいれば、
 廃線ウォッチを好むテツさんもいて、と
 テツワールドは百花繚乱♪

 ではありますが、
 都市銀行にお勤めの河原崎慎平(かわらざき・しんぺい)さんの趣味は、
 オートバイ、なんです。
 バイクを駆ってのツーリング中も、
 こう思っておりました。

  ―― 鉄道のことはよくわからない ―― 

 その考えは、或る出来事を機に一変いたします。

「むむゥ? それはッ?」
「ぐるがるがるがる?」(←訳:どんな出来事なの?)

 河原崎さん、
 鉄道事故の現場を目にしてしまったのでした。
 ショックでした。
 衝撃でした。
 事故の惨さ、悲しさに、
 うちのめされそうになりました……。

 けれど。
 それで鉄道が嫌いになった、ということはありませんでした。
 むしろ、深く、真剣に考えるようになったのです。
 
  鉄道というものについて。
 
 本屋さんで鉄道の書籍を探し、
 その多さ、多様さに驚かされ。
 ぐんぐん惹かれて。
 つい調べてみて……知ったこととは。

 事故があったあのローカル鉄道は、まもなく廃線になる……。

「えェ~ッ??」
「がるるるがるぐる~?」(←訳:なくなっちゃうの~?)
「もッたいィないよゥ~!」

 そうですね、
 もったいない、
 惜しい、
 いえ、それ以上の感情を、
 河原崎さんは抱きます。
 
 なんとか、ならないのだろうか。
 存続させることはできないのだろうか。

 やがて、河原崎さんは、
 銀行のお仕事よりも、
 鉄道を存続させる手立ての模索に
 こころを傾けている自分に気付きます――

「さがそうッ、ほうほうをォ!」
「がるがるがるるぐる!」(←訳:どこかにあるよ妙案が!)

 新会社『ドリームトレイン』を立ち上げて、
 河原崎さんとお仲間さんの向かう先は――?

 すべての鉄道ファンさん&マニアさんの願望、
 いえ、野望に火をつけちゃいそうな《夢》の列車ものがたり、
 ぼくテツです!
 あたしもテツよ!
 と自負する方々は、ぜひ一読を!

「じつげんせよッ、おおいなるゥ、やぼうッ!」
「ぐるるがるがる!」(←訳:出発進行だよ!)


 
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ハッピーなミニお菓子♪

2011-11-05 23:07:38 | 美味
 こんにちは、ネーさです。
 11月最初の週末は冷え冷え~……かと思ったら、
 半袖のチビっ子たちも、ちらほら見かけてしまう東京・多摩地域。
 今年は暖冬になるのかしら~?

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ちぇッ!
 テディちゃ、ひーとてッくゥ、かッたのにィッ!」
「がるる!ぐるるぐるがるがるるるー!」(←訳:ボクも新しい靴下買ったんだよー!)

 はいはーい、いずれ必要になるでしょうから、
 新作防寒グッズは、すぐ取り出せるところに準備しておきましょうね。
 本日は、新作は新作でも、
 お菓子の新作を、
 さあ、みんなでパクっと~!

  

 『森永製菓』さんの
 《小さなチョイス チョコビスケット》と、
 《小さなムーンライト ホワイトチョコクッキー》!

「あはッ♪ ちびこいィッ♪」
「ぐるがるるるー!」(←訳:ミニサイズだー!)

 ロングセラーのクッキーやビスケットが、
 片面にチョコレートコーティングをした小さなサイズに変身!とうっ!
 ……というわけで、おやつタイムにうってつけ♪なチビお菓子になりました。
 空腹戦士たちよ、いざ、実食!
 いただきまーす!

「ふァいッ! いただきまスゥ! ぱくりんッ!」
「ぐるるるぐるがるー!ぐるがるっ!」(←訳:ボクもいただくぞー!ぱくるん!)

 ホントにミニなクッキーとビスケットは、
 チョコがプラスされたぶん、
 少しだけこってり度が増した、と言えましょうか。
 チョコ大好き!クッキーも好き!な御方のためにあるお菓子、ですわね♪

「おいしィでス!
 ぱくぱくがァ、とまらないッ!」
「がるがるがるがるがるー!」(←訳:ぱくぱくぱくぱくぱくー!)

 手が止まらなくなる可愛いプチサイズおやつお菓子、
 ふー♪ご馳走さまでした!

 さて、おやつお菓子にはオマケがつきもの?
 かどうかはわかりませんが、
 先日のお酉さま詣でのオマケ、いえ、本筋は、こちらで~す♪

  

「ふッふッふッ♪
 かきあつめるゥのだッ、はッぴーとォ、らッきーをォ!」
「ぐるぐるがるる!」(←訳:集めようね福を!)

 皆さま、ラッキーカムカムな週末をお過ごしくださいね♪
 
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― 天上の音、天空の楽 ―

2011-11-04 23:32:45 | ブックス
「♪る~る~るるる~る~♪」
「♪がるる~る~♪」

 ……こんにちは、ネーさです。
 どうやら、え~、音楽の秋!を強調したい毛玉が若干名いるようですが……。

「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ! ♪るる~♪」
「がるる!♪ぐるる~る~♪」(←訳:虎です!♪ららる~る~♪)

 では、私ネーさも……いえ、歌いません、歌いませんてば。
 我々へなちょこ音楽ラヴァーズの代わりに、
 本日ご紹介いたします一冊が、
 奏でてくれますよ天使の音色、天上の楽を!
 さあ、音楽を愛する活字マニア諸氏よ、こちらを、どうぞ~!

  


 
            ―― ストラディヴァリウスの真実と嘘 ――


 
 著者は中澤宗幸さん、2011年4月に発行されました。
 表紙の、著者名の横には、やや小さめな字で、こう記されています――
 “ヴァイオリンドクター”と。

「どくたーッ??」
「ぐるるがるがるる?」(←訳:お医者さまですか?)

 兵庫県生まれの著者・中澤さんは、
 ヴァイオリンをはじめとする弦楽器の製作者さんであり、
 修復を請け負う技術者さんでもある御方です。
 奥様は、ヴァイオリニストの中澤きみ子さん。
 御本の表紙写真に写っているのは、きみ子さんと、
 きみ子さんの腕に抱かれた1717年製のストラディヴァリウス『ハンマ』なんですよ。

「わおゥ!
 ほんもののォ、すとらどッ!」
「がるる!」(←訳:これが!)

 音楽ファンでなくとも、
 クラシック音楽に疎い方々にも、
 その名を知られる楽器製作者ストラディヴァリと、
 彼が造り上げた作品《ストラディヴァリウス》。

 中澤さんは、卓越した技術と情熱をもって、
 ストラディヴァリの時代に製作された多くの弦楽器を修理&修復し、
 美しい音色が甦るよう、
 力を尽くしているドクターさんなのですね。

「むゥ! たいへんなァ、おしごとォでス!」
「ぐるるがるるるぐるる!」(←訳:昔むかしの楽器だもんね!)

 現存する最古のヴァイオリンは、
 イタリアのアンドレア・アマティさん(1505?~1578?)が製作した
 1564年製のもの、だそうです。
 アマティさんの孫ニコロ・アマティさんは
 クレモナを《楽器の町》たらしめた名工さんでした。
 そして、ニコロさんの弟子にあたるのが、
 アントニオ・ストラディヴァリさん(1644?~1737)。

 折しも、ヨーロッパ文化はバロック――
 日本では江戸期の、元禄とか綱吉とか、ま、そういう時代だったのね。
 時代の波を、当時の演奏者たちの要望を、
 若きアントニオさんは
 見事にとらえます。
 天才ストラディヴァリ!
 欧州の王さまたちは、こぞってクレモナのストラディヴァリ工房に
 楽器を注文したのでした。

「みんながァ、ほしがるゥ、てんかのォ、めいさくゥ!」
「がるるーぐるぐる!」(←訳:町も大繁盛ー!)

 けれど、時の流れは無情。

 天才の名作も、
 それに見合った手入れをしなくては、
 天上の音色もひび割れてしまいます。

 そうなったら……楽器は、ヴァイオリンドクターのもとへ!

「でばんでスゥ、どくたーッ!」
「がるぐるがる!」(←訳:治してあげて!)

 ヴァイオリンの歴史、
 アントニオさんの生涯にまつわる謎の数々、
 ストラディヴァリウスにつきものの伝説は嘘かまことか、
 中澤さん御自身はどのようにヴァイオリンと出逢い、
 製作・修復への道を進んでいったのか――

 ヴァイオリンにかける熱い思いに圧倒され、
 ぐいぐいと引き込まれる深遠なストラディヴァリウスの世界!
 音楽好きさんは、もうぜひ!
 活字マニアさんにもぜひのおすすめ!
 コンサートへお出掛けする前の、必需本ですよ~♪

「よんだらァ、あなたはァ、ききたくなるゥ~!」
「ぐるるるぐるがるがる!」(←訳:ヴァイオリンを、聴きたくなる!)

 御本に付属の、ヴァイオリン共演CDも必聴です♪
 
  
 
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そこに魔法の扉は。

2011-11-03 23:18:21 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 文化の日――祝日の今日は、なぜかマラソン大会があちこちで??

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 みなさんッ、おけがしないでェ、はしッてねッ!」
「ぐるるー!がるるがるるぐるぐる!」(←訳:虎ですー!マイペースでGO!)

 マラソンマニアならぬ活字マニアの私たちが
 文化の日の読書タイムに御紹介いたしますのは……
 アート好きさんには堪らない、こちらの一冊を、さあ、どうぞ~!

  


 
           ―― 個人はみな絶滅危惧種という存在 ――


 
 著者は舟越桂(ふなこし・かつら)さん、2011年9月に発行されました。
 『彫刻家・舟越 桂の創作メモ』と副題が付されているこの御本は、
 舟越さんの彫刻作品を撮影した写真集であり、
 ドローイング集であり、
 創作メモとエッセイが混在する、
 なんとも贅沢な“作品集”といえましょうか。

「むッ?
 ひょうしのォ、ちょうこくにィ、へんなァ、ひとかげがッ!」
「がるるるぐるがるぐるー!」(←訳:彫刻の天辺に誰かいるー!)

 御本の表紙になっているのは、
 『見晴らし台のスフィンクス』(2008年)。

 ヒトなのか、エイリアンなのか、
 想像上の生物を超えた魔物さんなのか……?
 けれども、ちょっとヘンです。
 像の天辺、頭頂部から、何かが――誰かが、顔を出している、ような?
 誰なのかしら、これって?と、
 よくよく目を凝らしてみると……
 あららっ?
 この小さな像って、
 著者の、
 つまりは作者の、舟越さん御自身じゃありませんこと?

「あはッ♪ そうかもッ♪」
「がるるぐるがるぐるる?」(←訳:像の上が見晴らし台なの?)
「なんだかァ、たのしそゥ!」

 峻厳な中にも
 ほのかなユーモアをたたえる、
 舟越さんの彫刻作品。
 創作メモは、ほとんど詩集のようです。
 文章は、短編小説の断片であるかのよう……。

  Chapter1は『アトリエは迷いの場であり、迷うから道を探す』
  Chapter2は『鐘を鳴らせ!俺は生きているんだ!』
  Chapter3は『芸術は作られるのではなく生まれるのだろう
       私たちのやれることなど そう大きなわけがない』
  Chapter4は『思いよ世界の涯てまで飛んでゆけ』

 ノミをふるいながら、
 木肌をその手で撫でながら、
 舟越さんはこんな言葉を囁いているのでしょうか。

「ふむむゥ~…
 あとりえッてェ、ふしぎなァところォ、でスねッ!」
「ぐるるがるがるぐる!」(←訳:原始の森みたいだ!)

 私ネーさ、もうずいぶんと前のことですが、
 とある画廊さんで、
 舟越さんの作品を拝見した経験があります。
 いまも、ありありと想い起される強烈な印象は、
 《あたたかさ》でした。
 大きな美術館や公園に設置された鋼鉄のオブジェは、
 立体作品、ではあるけれど、
 彫刻……ではないんじゃないかなあ?
 彫刻って、こういうものなんだ!
 そんな風に考えたことを、
 この御本のページを捲っては、
 また何度も何度も思い返しています。
 
 ずっと眺めていたい彫刻、
 傍にいて欲しい彫刻、
 それはどのようなものかと問われたら……?

「こうてつはァ、いやでスゥ!」
「ぐるるぐるがるがるぐるる!」(←訳:冷え冷えしてるのもイヤだよう!)

 アート好きさん、
 写真が好きな御方、
 舟越さんのファンの方々も、
 世界を優しく見張るスフィンクスの国のドアを、
 とんとん!と叩いてみてくださいな。
 
「まほうのォ、とびらよッ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:そうっと開け!)


 
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にぎわいウェルカム!

2011-11-02 23:20:43 | 美味
 こんにちは、ネーさです。
 今日、11月2日は、一の酉!
 さあ、お詣りに行きますわよ~♪

  

「ふァいッ!
 こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
 おおとりィじんじゃさまよりィ、じッきょうをォ、おおくりいたしまスゥ!
 ただいまァ、ごごさんじィ、でス!」
「がるる!ぐるるるがるぐるるる!」(←訳:虎です!少しずつ人が増えてきました!)

 商売繁盛!
 千客万来!
 金運ウェルカム!
 日本全国の景気が上昇するといいですね♪
 
「もぽぽ~ッ♪」
「がるる~♪」
「おいしそゥ~♪」

  

 ……ふたりとも、何を見ているんですか、何を?
 そちらは、綿アメのお店ですよ?

「ちょッぱーくんのォ、わたあめがァ、ありまスゥ~♪」
「ぐるるがるがるーるる♪」(←訳:リラックマちゃんもいるー♪)

 そうね、綿アメ屋台さんの店頭に見る今年の流行は、
 ワンピのチョッパーくん、
 リラックマちゃんに、機関車トーマス、アンパンマン……
 どのお店でも目立つのは、チョッパーくんかしらね。

「ふァふゥ~!
 おまいりィ、すんだらァ、おやつァた~いむゥ!」
「ぐるがるがるるぐる~♪」(←訳:お家に帰っておやつ~♪)

 えーと、あのね、実況中継は……
 
「わほほッ♪
 きょうのォ、おやつはァこれッ!」
「がるるっ♪」

  

「ネーさッ、これはァ、なにィでスかッ?」

 こちらは、お友だちからいただいたハロウィンのお菓子ですよ。
 日時的にはちょっと遅れてしまいましたが、
 とっても可愛いルックスのお菓子なので御紹介いたしましょう。

 『メリーチョコレートカムパニー』さんの
 《パンプキンパーティ》!

 中身は、はい、こんな感じで~す♪ じゃじゃん! 
 
  
 
 コミカルなオバケちゃん&カボチャランタンがデザインされたパッケージに、
 きゃうわうぃ~ね~♪
 と、拍手!
 コウモリくん型のストラップもオマケについて、
 お祭りを盛り上げてくれる楽しいお菓子でした。
 ありがとうございます&ご馳走さま~!
 
「おいしかッたでスゥ!」
「がるっ!」

 2011年は、二の酉、三の酉もありますね。
 お家の近くに大鳥神社さんがある御方は、
 さあ、祈願いたしましょ!商売大大大繁盛!!
 
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~ 輝く水の都 ~

2011-11-01 23:23:14 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 11月になった途端、街はもうクリスマスカラー全開!ですね。
 

「こんにちわッ、テディちゃでスッ!
 けーきィはァ、どこでスかッ♪♪」
「ぐるる!ぐるるーがるがるぐるがるぐる!」(←訳:虎です!ケーキはまだちょっと先だよー!)

 街やケーキを彩る、赤、緑、金……祝祭に相応しいとりどりの色が、
 この都市を飾ったら、どれほど華やかで美しいことでしょう。
 本日の読書タイムは、そんな夢想を呼び醒ます、
 こちらの御本を、さあ、どうぞ~!

  


 
         ―― ヴェネツィア 『美の遺産』を旅する ――


 
 編者は世界文化社・編集部の皆さん、2011年10月に発行されました。
 『家庭画報特別編集』号である大型のこの御本は、
 現在開催中の展覧会《世界遺産ヴェネツィア展~魅惑の芸術‐千年の都~》の
 公式MOOKとなっています。

「ざッぷ~んッ!」
「ぐるるーがる!」(←訳:どっぽーん!)

 前回記事で御紹介したきのこの森から、
 今日は一転、アドリア海に浮かぶ麗しの古都へ。
 どこを切り取っても《絵になる》町ではありますけれど、
 よそ見をしてはいけません。
 ざぷん、どぽん、と
 運河に落っこちてしまいます。

 《絵になる》町、ヴェネツィアが世界遺産に登録されたのは、
 1987年のことでした。
 『ヴェネツィア共和国』の首都であった《アドリア海の真珠》――
 西暦697年に総督(ドージェ)が選出されて以来、
 西欧世界では他に類を見ない長命な国家として
 地中海東域に君臨した大国は、
 イタリア王国に統合された後も、
 やはり唯一無二の《海の女王》の都です。

「ごんどらァがァ、かちょいいィッ!」
「ぐるるがるがるぐる~!」(←訳:建築もオシャレだよ~!)

 この御本では、
 ヴェネツィア共和国の歴史、
 ヴェネツィアが生み出し、
 海を越えて広がっていった芸術や文化が
 わかりやすく解説されています。
 参考図版、写真、ヴェネツィア派絵画の数々は
 とにかく素晴らしいので、
 アート本としても通用しちゃうほど!
 大運河(グランカナル)沿いに在る邸宅美術館なんて、
 贅沢そのものじゃありませんか♪

「かッちょよすぎるゥ~!」
「がるるるぐるるる~がるがるるるぐる~♪」(←訳:住んでみたいな~ちょっとだけでも~♪)

 ビジュアルな面だけでなく、
 読みもののページも充実していますよ。
 映画好きさんが、
 おお!と唸ってしまうのは、
 『映画に観るヴェネツィア ヴェネツィアゆかりの映画十選』特集!
 文章は、あの!中野京子さんによるものです。
 美術評論『怖い絵』シリーズが大人気の中野さんによって
 選ばれた《ヴェネツィア映画》作品は、
 『オーソン・ウェルズのオセロ』
 『カサノバ』
 『夏の嵐』
 『鳩の翼』……
 いうまでもなく、と言い添えるべきでしょうか、
 ルキーノ・ヴィスコンティさんの
 『ベニスに死す』も挙げられておりますが、
 その切り口、視点、解釈は独特です!
 中野さんの『映画十選』だけを読むために
 この御本を手に取っても、
 決して後悔はしないでしょう。
 
「ぐるるがるるがるぐるるがるー!」(←訳:どの映画にも美男美女が大勢登場ー!)
「きれいなァまちにはァ、きれいなァひとがァ、にあうのでス!」

 《世界遺産 ヴェネツィア展》は、12月11日まで東京の江戸東京博物館で、
 その後は、名古屋、宮城、愛媛、京都、広島、と
 全国を巡回する予定です。
 公式MOOKのこの一冊、
 アート好きさん、
 世界遺産ファンの方々にも、おすすめですよ~♪
 
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