「こんにちわッ、テディちゃでス!
ぐすんッ、あうあううゥ~」
「がるる!ぐる~る!」(←訳:虎です!うわ~ん!)
こんにちは、ネーさです。
大河ドラマ『青天を衝け』9月19日の放送で、
土方歳三さんは旅立ってしまわれました……
涙また涙で見送りながら、
本日の読書タイムは、
さあ、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 殿様は《明治》をどう生きたのか ――
著者は河合敦(かわい・あつし)さん、
2021年1月に発行されました。
江戸から明治へ――
大変革期を生き抜いた《お殿さま》たちの記録です。
「ふゥ~…いきのびるゥのもォ~」
「ぐるるるがるる~…」(←訳:タイヘンでした~…)
ドラマの中で
土方さんも言ってらしたわね。
ここで生命を捨てず、
生きてゆく方が
つらいかもしれない、と。
この御本で取り上げられているのは、
“生きる“方の選択をし、
倒幕運動、維新、明治政府発足、
と続く難局を乗り越えるべく
奮戦奮闘した
14人の《お殿さま》。
「あッ! いましたでスゥ!」
「がるるるぐる!」(←訳:民部公子さま!)
徳川将軍の名代として渡欧、
パリの新聞には
『プリンス・トクガワ』と紹介された
民部公子こと
徳川昭武(とくがわ・あきたけ)さん(1853~1910)。
ドラマの準主役とさえ言えそうな、
重要な役どころの若殿さまは、
フランスから帰国後、
どのような日々を送ったのか……
「まいにちがァ、あらしィ?」
「ぐるがるる?」(←訳:逆風だらけ?)
次代将軍と見込まれ、
ゆえに『プリンス』と呼ばれた昭武さん、
兄・慶喜さんと同じく、
新政府によって、
地位も、
領地も、奪われてしまいますけれども。
悲劇一色の人生、
ではなかったようです。
維新の混乱が収束してのち、
明治9年(1876年)には
フィラデルフィア万博の
御用掛に任ぜられ、渡米。
任を無事に果たした後は、
大西洋を渡って英国へ、
そして、フランスへ。
「なつかしのォ、ふらんすゥ!」
「がるるる!」(←訳:再留学だ!)
再びのパリで学校に通って、
甥の篤敬(あつよし)さんと一緒に、
供もつれず
中部ヨーロッパを旅する
《自由》な時間。
4年に及んだ長期の留学は、
何ものにも代えられぬ
経験であったことでしょう。
「もしもォ、おとのさまァだッたらァ~…」
「ぐるるるるっるがる?」(←訳:味わえなかった幸福?)
新時代に適応できた《お殿さま》、
適応のチャンスすら
与えられなかった《お殿さま》。
第一章『維新の波に抗った若き藩主たち』
第二章『最後の将軍・徳川慶喜に翻弄された殿さま』
第三章『育ちの良さを生かして明治に活躍』
という3つの章で描かれる
《お殿さま》たちの“その後“を、
『青天を衝け』ファンの方々、
歴史好きな活字マニアさんは、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
ぐすんッ、あうあううゥ~」
「がるる!ぐる~る!」(←訳:虎です!うわ~ん!)
こんにちは、ネーさです。
大河ドラマ『青天を衝け』9月19日の放送で、
土方歳三さんは旅立ってしまわれました……
涙また涙で見送りながら、
本日の読書タイムは、
さあ、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 殿様は《明治》をどう生きたのか ――
著者は河合敦(かわい・あつし)さん、
2021年1月に発行されました。
江戸から明治へ――
大変革期を生き抜いた《お殿さま》たちの記録です。
「ふゥ~…いきのびるゥのもォ~」
「ぐるるるがるる~…」(←訳:タイヘンでした~…)
ドラマの中で
土方さんも言ってらしたわね。
ここで生命を捨てず、
生きてゆく方が
つらいかもしれない、と。
この御本で取り上げられているのは、
“生きる“方の選択をし、
倒幕運動、維新、明治政府発足、
と続く難局を乗り越えるべく
奮戦奮闘した
14人の《お殿さま》。
「あッ! いましたでスゥ!」
「がるるるぐる!」(←訳:民部公子さま!)
徳川将軍の名代として渡欧、
パリの新聞には
『プリンス・トクガワ』と紹介された
民部公子こと
徳川昭武(とくがわ・あきたけ)さん(1853~1910)。
ドラマの準主役とさえ言えそうな、
重要な役どころの若殿さまは、
フランスから帰国後、
どのような日々を送ったのか……
「まいにちがァ、あらしィ?」
「ぐるがるる?」(←訳:逆風だらけ?)
次代将軍と見込まれ、
ゆえに『プリンス』と呼ばれた昭武さん、
兄・慶喜さんと同じく、
新政府によって、
地位も、
領地も、奪われてしまいますけれども。
悲劇一色の人生、
ではなかったようです。
維新の混乱が収束してのち、
明治9年(1876年)には
フィラデルフィア万博の
御用掛に任ぜられ、渡米。
任を無事に果たした後は、
大西洋を渡って英国へ、
そして、フランスへ。
「なつかしのォ、ふらんすゥ!」
「がるるる!」(←訳:再留学だ!)
再びのパリで学校に通って、
甥の篤敬(あつよし)さんと一緒に、
供もつれず
中部ヨーロッパを旅する
《自由》な時間。
4年に及んだ長期の留学は、
何ものにも代えられぬ
経験であったことでしょう。
「もしもォ、おとのさまァだッたらァ~…」
「ぐるるるるっるがる?」(←訳:味わえなかった幸福?)
新時代に適応できた《お殿さま》、
適応のチャンスすら
与えられなかった《お殿さま》。
第一章『維新の波に抗った若き藩主たち』
第二章『最後の将軍・徳川慶喜に翻弄された殿さま』
第三章『育ちの良さを生かして明治に活躍』
という3つの章で描かれる
《お殿さま》たちの“その後“を、
『青天を衝け』ファンの方々、
歴史好きな活字マニアさんは、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪