「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふわァ~かわいいィ~♪♫」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!可愛いは正義!)
こんにちは、ネーさです。
上野動物園の双子パンダちゃんは、
もうすぐ生後三ヶ月、
体重は5㎏を超え歯も生えてきた、
というニュース映像の愛らしさにほっこりしました♪
パンダちゃんたちの長寿長命を祈りつつ、
本日の読書タイムは、
さあ、こ~んな御本を、どうぞ~!
―― やりすぎ絶滅いきもの図鑑 ――
監修は今泉忠明(いまいずみ・ただあき)さん、
イラストは川崎悟司(かわさき・さとし)さん、
2019年9月に発行されました。
《ざんねんないきもの事典》シリーズ、
《わけあって絶滅しました》シリーズと並んで人気なのが、
こちらの《やりすぎいきもの図鑑》シリーズです。
そう、さまざまな生きものにとって、
《やりすぎ》はまさに鬼門……
監修者・今泉さんは
御本の冒頭で↓こんな風に示唆していますよ。
《進化しすぎると、絶滅してしまう》
「おおきくゥなりすぎてェ~…」
「ぐる?」(←訳:絶滅?)
身体のサイズ。
ええ、サイズ感って、
生きものの世界ではとっても大事です。
この御本では、
美し過ぎるため人間に狙われて絶滅、
警戒心が無さ過ぎて絶滅、
食事に偏りがあり過ぎて絶滅、
などの例が紹介されていますが、
圧倒的に目につくのが、
大き過ぎて絶滅。
「やぱりィ~さいずゥでス!」
「がるるるぐる!」(←訳:大きいと不利!)
大き過ぎて
生存競争に勝てず絶滅したのは、
ホラアナライオン。
直径3メートルもあった
世界最大級のアンモナイト。
白亜紀の翼竜類の中では最大の、
ケツァルコアトルス。
巨大で複雑なツノを持つシカ、
エウクラドケロス。
もうちょっと小さければ、
もうちょっと小回りが利いたなら、
彼らにも生存のチャンスが……?
「あッたかもッ?」
「ぐるるるる~…」(←訳:惜しまれる~…)
また、この御本で注目すべきは、
日本に於ける
絶滅いきものたちも
取り上げられている点です。
古生代、中生代、新生代――
その頃は、もちろん
現在のような日本列島は
存在しませんでしたが、
螺旋状の葉を持つ鮫ヘリコプリオン、
スッポンの先祖カッパケリス・オオクライ、
カバの遠縁といわれるボトリオドン……
いやあ、けっこうバラエティ豊かな
生きもの世界が広がっていたみたいですね。
特に、
長~い牙のミエゾウ、
日本で発見された最古のゾウである
ゴムフォテリウム、
日本各地から化石が発見されている
ナウマンゾウ、と
ゾウに近い風貌の生きものが
目につきます。
数千年前の日本って、
ゾウ型の生物にとっては
住みやすい土地だったのかしら?
「おてんきィ、とかッ?」
「がるぐる?」(←訳:地形とか?)
いまはもう失われてしまった
生きものたち。
生きものを取り巻く植生や気候など
彼らが存在した世界そのものも
想起させられる図鑑本は、
少年少女さんのみならず、
大人な活字マニアさんにも
おすすめです。
川崎悟司さんのイラストにも
拍手を送りながら、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
ふわァ~かわいいィ~♪♫」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!可愛いは正義!)
こんにちは、ネーさです。
上野動物園の双子パンダちゃんは、
もうすぐ生後三ヶ月、
体重は5㎏を超え歯も生えてきた、
というニュース映像の愛らしさにほっこりしました♪
パンダちゃんたちの長寿長命を祈りつつ、
本日の読書タイムは、
さあ、こ~んな御本を、どうぞ~!
―― やりすぎ絶滅いきもの図鑑 ――
監修は今泉忠明(いまいずみ・ただあき)さん、
イラストは川崎悟司(かわさき・さとし)さん、
2019年9月に発行されました。
《ざんねんないきもの事典》シリーズ、
《わけあって絶滅しました》シリーズと並んで人気なのが、
こちらの《やりすぎいきもの図鑑》シリーズです。
そう、さまざまな生きものにとって、
《やりすぎ》はまさに鬼門……
監修者・今泉さんは
御本の冒頭で↓こんな風に示唆していますよ。
《進化しすぎると、絶滅してしまう》
「おおきくゥなりすぎてェ~…」
「ぐる?」(←訳:絶滅?)
身体のサイズ。
ええ、サイズ感って、
生きものの世界ではとっても大事です。
この御本では、
美し過ぎるため人間に狙われて絶滅、
警戒心が無さ過ぎて絶滅、
食事に偏りがあり過ぎて絶滅、
などの例が紹介されていますが、
圧倒的に目につくのが、
大き過ぎて絶滅。
「やぱりィ~さいずゥでス!」
「がるるるぐる!」(←訳:大きいと不利!)
大き過ぎて
生存競争に勝てず絶滅したのは、
ホラアナライオン。
直径3メートルもあった
世界最大級のアンモナイト。
白亜紀の翼竜類の中では最大の、
ケツァルコアトルス。
巨大で複雑なツノを持つシカ、
エウクラドケロス。
もうちょっと小さければ、
もうちょっと小回りが利いたなら、
彼らにも生存のチャンスが……?
「あッたかもッ?」
「ぐるるるる~…」(←訳:惜しまれる~…)
また、この御本で注目すべきは、
日本に於ける
絶滅いきものたちも
取り上げられている点です。
古生代、中生代、新生代――
その頃は、もちろん
現在のような日本列島は
存在しませんでしたが、
螺旋状の葉を持つ鮫ヘリコプリオン、
スッポンの先祖カッパケリス・オオクライ、
カバの遠縁といわれるボトリオドン……
いやあ、けっこうバラエティ豊かな
生きもの世界が広がっていたみたいですね。
特に、
長~い牙のミエゾウ、
日本で発見された最古のゾウである
ゴムフォテリウム、
日本各地から化石が発見されている
ナウマンゾウ、と
ゾウに近い風貌の生きものが
目につきます。
数千年前の日本って、
ゾウ型の生物にとっては
住みやすい土地だったのかしら?
「おてんきィ、とかッ?」
「がるぐる?」(←訳:地形とか?)
いまはもう失われてしまった
生きものたち。
生きものを取り巻く植生や気候など
彼らが存在した世界そのものも
想起させられる図鑑本は、
少年少女さんのみならず、
大人な活字マニアさんにも
おすすめです。
川崎悟司さんのイラストにも
拍手を送りながら、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪