「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふわわわァ~…ようやくゥ!」
「がるる!ぐるるがるる?」(←訳:虎です!自由な日々が?)
こんにちは、ネーさです。
緊急事態宣言の解除が正式に決定して、
まだまだ何もかも自由という訳にはゆきませんが、
肩の荷が下りた気分ですね。
本日の読書タイムは、
ちょっぴりお祝いモードに切り替えて、
さあ、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― The Best Mysteries 2021 ――
編者は日本推理作家協会の皆さん、
『推理小説年鑑ザ・ベストミステリーズ』の2021年版は、
2021年6月に発行されました。
2020年に発表された推理小説の中から、
厳選された8作品は――
結城真一郎さん著『#拡散希望』
青崎有吾さん著『風ヶ丘合唱祭事件』
芦沢央さん著『九月某日の誓い』
一穂ミチさん著『ピクニック』
乾くるみさん著『夫の余命』
北山猛邦さん著『すべての別れを終えた人』
櫻田智也さん著『彼方の甲虫』
降田天さん著『顔』。
「ぱちぱちぱちィ~!」
「ぐるるがるる!」(←訳:盛大な拍手を!)
ええ、どの作品も
全力で拍手を送りたくなる
快作なんですけれども……
お祝い気分を味わいたいなら、
↓こちら!
青崎有吾さんの
『風ヶ丘合唱祭事件』
でしょう。
「まいどォ、おなじみィ~!」
「がるるるるるぐるるる!」(←訳:風ヶ丘高校へようこそ!)
青崎有吾さんのデビュー作『体育館の殺人』、
そして『水族館の殺人』や
『図書館の殺人』にも登場するのは、
風ヶ丘(かぜがおか)高校の
生徒さんたち。
この作品でも、
冒頭から活躍……いえ、
忙しくて目が回りそうになっているのは、
一年生の
袴田柚乃(はかまだ・ゆの)さん。
柚乃さん、
市民ホールを借り切って行われる
《第63回 風ヶ丘高校合唱祭》の
運営委員の誘導係として、
ホールのエントランスを
行ったり来たり。
「こういしつゥ、こちらでェ~ス!」
「ぐるるるがるる~!」(←訳:トイレは奥の右~!)
……合唱祭かぁ、
ええ、そういえば、思い出してきましたよ。
私ネーさの高校でも
やってましたわ、
合唱祭……いえ、合唱大会だったかしら。
放課後とか昼休みにね、
皆でワイワイと練習しましたっけ。
一方、
同じ合唱のイベントといっても、
風ヶ丘高校の合唱祭は、
《祭》というだけあって、
カラフルで、
ノリがよくて。
「あれんじィ、じゆうゥ!」
「がるるぐる!」(←訳:衣装も自由!)
合唱曲の、
選曲も編曲も自由。
衣装も自由で、
手作りコスチュームも、
業者さんからレンタルしちゃうのも、
生徒さんの自由。
「あはァ! こッてるゥ!」
「がるるるぐるるーる!」(←訳:ドレスにタキシード!)
「みんぞくィいしょうゥ!」
「ぐるるるる!」(←訳:着ぐるみも!)
衣装合わせのため
更衣室へ向かう生徒さんたちを
誘導するのも、
柚乃さんの役目です。
館内案内や説明をして、
体調が悪くなった生徒さんを
医務室に連れていって、と
休憩するヒマもありませんでしたが。
「かいまくゥ~!」
「がるぐるる!」(←訳:いざ歌わん!)
合唱祭本番の幕が上がって、
ほどなく。
事件が……?
「やぱりィ!」
「ぐるるるるがるるるる!」(←訳:それでこそ風ヶ丘高校!)
今回もまた、
柚乃さんたちによって
引っ張れ出されるのは、
名探偵の
裏染天馬(うらぞめ・てんま)くん。
天馬くんの炯眼は、
はたして、
事件の謎を一刀両断……できるんでしょうか?
「たァ~ぶゥ~んッ!」
「がるるぐる!」(←訳:出来るはず!)
愉快でカワイイ風ヶ丘高校の生徒さんたち、
合唱祭という背景もさりながら、
この作品の素晴らしさは、
動機。
そうか、この動機があったかぁ!と
私ネーさ、感服いたしましたよ。
動機の“見せ方“も、
なんともオシャレで拍手~!
「やんやッ、やんやッ!」
「ぐ~るるるっる♪」(←訳:あ~楽しかった♪)
2020年を代表する8つの作品とともに、
巻末には
解説や受賞リストなどの
データも併載されています。
ミステリ好きな方々に、
エンタ好きな方々にも
おすすめの《Best》本、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♫
ふわわわァ~…ようやくゥ!」
「がるる!ぐるるがるる?」(←訳:虎です!自由な日々が?)
こんにちは、ネーさです。
緊急事態宣言の解除が正式に決定して、
まだまだ何もかも自由という訳にはゆきませんが、
肩の荷が下りた気分ですね。
本日の読書タイムは、
ちょっぴりお祝いモードに切り替えて、
さあ、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― The Best Mysteries 2021 ――
編者は日本推理作家協会の皆さん、
『推理小説年鑑ザ・ベストミステリーズ』の2021年版は、
2021年6月に発行されました。
2020年に発表された推理小説の中から、
厳選された8作品は――
結城真一郎さん著『#拡散希望』
青崎有吾さん著『風ヶ丘合唱祭事件』
芦沢央さん著『九月某日の誓い』
一穂ミチさん著『ピクニック』
乾くるみさん著『夫の余命』
北山猛邦さん著『すべての別れを終えた人』
櫻田智也さん著『彼方の甲虫』
降田天さん著『顔』。
「ぱちぱちぱちィ~!」
「ぐるるがるる!」(←訳:盛大な拍手を!)
ええ、どの作品も
全力で拍手を送りたくなる
快作なんですけれども……
お祝い気分を味わいたいなら、
↓こちら!
青崎有吾さんの
『風ヶ丘合唱祭事件』
でしょう。
「まいどォ、おなじみィ~!」
「がるるるるるぐるるる!」(←訳:風ヶ丘高校へようこそ!)
青崎有吾さんのデビュー作『体育館の殺人』、
そして『水族館の殺人』や
『図書館の殺人』にも登場するのは、
風ヶ丘(かぜがおか)高校の
生徒さんたち。
この作品でも、
冒頭から活躍……いえ、
忙しくて目が回りそうになっているのは、
一年生の
袴田柚乃(はかまだ・ゆの)さん。
柚乃さん、
市民ホールを借り切って行われる
《第63回 風ヶ丘高校合唱祭》の
運営委員の誘導係として、
ホールのエントランスを
行ったり来たり。
「こういしつゥ、こちらでェ~ス!」
「ぐるるるがるる~!」(←訳:トイレは奥の右~!)
……合唱祭かぁ、
ええ、そういえば、思い出してきましたよ。
私ネーさの高校でも
やってましたわ、
合唱祭……いえ、合唱大会だったかしら。
放課後とか昼休みにね、
皆でワイワイと練習しましたっけ。
一方、
同じ合唱のイベントといっても、
風ヶ丘高校の合唱祭は、
《祭》というだけあって、
カラフルで、
ノリがよくて。
「あれんじィ、じゆうゥ!」
「がるるぐる!」(←訳:衣装も自由!)
合唱曲の、
選曲も編曲も自由。
衣装も自由で、
手作りコスチュームも、
業者さんからレンタルしちゃうのも、
生徒さんの自由。
「あはァ! こッてるゥ!」
「がるるるぐるるーる!」(←訳:ドレスにタキシード!)
「みんぞくィいしょうゥ!」
「ぐるるるる!」(←訳:着ぐるみも!)
衣装合わせのため
更衣室へ向かう生徒さんたちを
誘導するのも、
柚乃さんの役目です。
館内案内や説明をして、
体調が悪くなった生徒さんを
医務室に連れていって、と
休憩するヒマもありませんでしたが。
「かいまくゥ~!」
「がるぐるる!」(←訳:いざ歌わん!)
合唱祭本番の幕が上がって、
ほどなく。
事件が……?
「やぱりィ!」
「ぐるるるるがるるるる!」(←訳:それでこそ風ヶ丘高校!)
今回もまた、
柚乃さんたちによって
引っ張れ出されるのは、
名探偵の
裏染天馬(うらぞめ・てんま)くん。
天馬くんの炯眼は、
はたして、
事件の謎を一刀両断……できるんでしょうか?
「たァ~ぶゥ~んッ!」
「がるるぐる!」(←訳:出来るはず!)
愉快でカワイイ風ヶ丘高校の生徒さんたち、
合唱祭という背景もさりながら、
この作品の素晴らしさは、
動機。
そうか、この動機があったかぁ!と
私ネーさ、感服いたしましたよ。
動機の“見せ方“も、
なんともオシャレで拍手~!
「やんやッ、やんやッ!」
「ぐ~るるるっる♪」(←訳:あ~楽しかった♪)
2020年を代表する8つの作品とともに、
巻末には
解説や受賞リストなどの
データも併載されています。
ミステリ好きな方々に、
エンタ好きな方々にも
おすすめの《Best》本、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♫