「こんにちわッ、テディちゃでス!
うちゅうゥがァ、ちかくゥなりましたでスゥ!」
「がるる!ぐるるるがる~!」(←訳:虎です!打ち上げ成功~!)
こんにちは、ネーさです。
スペースX社による新たなミッションは、
民間人のみの地球周回旅行!
自動操縦で3日間の旅!……って、
SFの世界が刻一刻と現実のものになってゆくなあ♪
と感激しながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 生きている化石図鑑 ――
監修は芝原暁彦さん、著者は土屋健さん、
絵はACTOWさん、
2021年6月に発行されました。
『Living Fossil』と英語題名が、
『すばらしき《名品》生物たち』と
日本語副題が付されています。
「それはァ、もッちろんッ!」
「ぐーるるるる!」(←訳:シーラカンス!)
ええ、そうですね、
《生きている化石》といったら、
まず大勢の人が思い浮かべるのは
シーラカンスくんでしょう。
ただ、いわゆるシーラカンス――
学名『ラティメリア・カラムナエ』は、
太古からずっとそのままの姿で生きてきた、
のではなく。
中生代白亜紀~ジュラ紀
(一億4500万年前~)にかけて
ヨーロッパの海にいた
『マクロボマ』という魚の化石にそっくり!
であったために、
《生きている化石》
なんて呼ばれる事態になったんです。
「そッくりィ、でスかァ~…」
「がるぐるるがる?」(←訳:でも微妙に違う?)
というように、
《生きている化石》とは、
《祖先や
その近縁種に似た姿を持ちながらも
生きている生物》
を指します。
では、シーラカンスくんのような
《生きている化石》は
私たちの周辺にもいるのでしょうか?
「たとえばァ~…おうむがいィ!」
「ぐる!」(←訳:肺魚!)
オウムガイの仲間は中生代の、
肺魚の仲間は古生代デボン紀の
化石から確認されていますが、
現代日本の私たちにとって
最も身近な
《生きている化石》は……
二ホンアマガエル!
「ふァ?」
「がるるぅ??」(←訳:カエルぅ??)
カエルの仲間は、
中生代ジュラ紀(約1億8300万年前)には
既に現代のカエルそっくりの
姿をしていたようです。
すなわち、
アマガエルくんも、
ウシガエルくんも、
ヒキガエルくんも、
立派な《生きている化石》。
いえ、カエルくんたちの他にも、
意外な
《生きている化石》が……!
「むむッ! こんなにィ?」
「ぐるるる!」(←訳:ぞろぞろ!)
たとえば、
サソリ。
たとえば、
アメリカアリゲーター。
たとえば、
カモノハシ。
オポッサムも、
ホホジロザメも、
ゴマフアザラシも、
植物のイチョウも、
み~んな《生きている化石》!
「さそりィ?」
「がるるるる!」(←訳:カモノハシ!)
世代交代を繰り返しつつも、
ご先祖さまの姿を失ってはいない
息の長~い生物たち。
恐竜の時代から、
もっともっと古い時代から、
地球に存在する《生命》の歴史図鑑は、
理系ノンフィクション好きな
活字マニアさんにおすすめですよ。
翼竜類の翼の比較、
アンモナイト類の栄華の歴史、
絶滅現象をテーマにした
巻末のコラムなどは
歴史好きな方々も楽しめます。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪
うちゅうゥがァ、ちかくゥなりましたでスゥ!」
「がるる!ぐるるるがる~!」(←訳:虎です!打ち上げ成功~!)
こんにちは、ネーさです。
スペースX社による新たなミッションは、
民間人のみの地球周回旅行!
自動操縦で3日間の旅!……って、
SFの世界が刻一刻と現実のものになってゆくなあ♪
と感激しながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 生きている化石図鑑 ――
監修は芝原暁彦さん、著者は土屋健さん、
絵はACTOWさん、
2021年6月に発行されました。
『Living Fossil』と英語題名が、
『すばらしき《名品》生物たち』と
日本語副題が付されています。
「それはァ、もッちろんッ!」
「ぐーるるるる!」(←訳:シーラカンス!)
ええ、そうですね、
《生きている化石》といったら、
まず大勢の人が思い浮かべるのは
シーラカンスくんでしょう。
ただ、いわゆるシーラカンス――
学名『ラティメリア・カラムナエ』は、
太古からずっとそのままの姿で生きてきた、
のではなく。
中生代白亜紀~ジュラ紀
(一億4500万年前~)にかけて
ヨーロッパの海にいた
『マクロボマ』という魚の化石にそっくり!
であったために、
《生きている化石》
なんて呼ばれる事態になったんです。
「そッくりィ、でスかァ~…」
「がるぐるるがる?」(←訳:でも微妙に違う?)
というように、
《生きている化石》とは、
《祖先や
その近縁種に似た姿を持ちながらも
生きている生物》
を指します。
では、シーラカンスくんのような
《生きている化石》は
私たちの周辺にもいるのでしょうか?
「たとえばァ~…おうむがいィ!」
「ぐる!」(←訳:肺魚!)
オウムガイの仲間は中生代の、
肺魚の仲間は古生代デボン紀の
化石から確認されていますが、
現代日本の私たちにとって
最も身近な
《生きている化石》は……
二ホンアマガエル!
「ふァ?」
「がるるぅ??」(←訳:カエルぅ??)
カエルの仲間は、
中生代ジュラ紀(約1億8300万年前)には
既に現代のカエルそっくりの
姿をしていたようです。
すなわち、
アマガエルくんも、
ウシガエルくんも、
ヒキガエルくんも、
立派な《生きている化石》。
いえ、カエルくんたちの他にも、
意外な
《生きている化石》が……!
「むむッ! こんなにィ?」
「ぐるるる!」(←訳:ぞろぞろ!)
たとえば、
サソリ。
たとえば、
アメリカアリゲーター。
たとえば、
カモノハシ。
オポッサムも、
ホホジロザメも、
ゴマフアザラシも、
植物のイチョウも、
み~んな《生きている化石》!
「さそりィ?」
「がるるるる!」(←訳:カモノハシ!)
世代交代を繰り返しつつも、
ご先祖さまの姿を失ってはいない
息の長~い生物たち。
恐竜の時代から、
もっともっと古い時代から、
地球に存在する《生命》の歴史図鑑は、
理系ノンフィクション好きな
活字マニアさんにおすすめですよ。
翼竜類の翼の比較、
アンモナイト類の栄華の歴史、
絶滅現象をテーマにした
巻末のコラムなどは
歴史好きな方々も楽しめます。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪