テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 待ってた!!の11巻 ~

2022-06-10 23:49:55 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ずうゥ~ッとォ、まッてたのでスようゥ~ッ♪」

「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!新刊の喜び~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 はい! 煩わしい前置きは要らないわ!

 本日の読書タイムは

 書店さんの店頭に並んだばかりの、

 あの!大人気コミック作品を、どうぞ~♫

  

 

 

     ―― ミステリと言う勿れ 11 ――

 

 

 著者は田村由美(たむら・ゆみ)さん、

 2022年6月に発行されました。

 『Don't Call it Mystery』と英語題名が付されています。

 菅田将暉さん主演でTVドラマ化もされた

 人気シリーズの第11巻です♫♪

 

 さあ、さっそく読むわよ!

 と言いたいところですが、

 ちょっとばかりトラブルが発生しちゃったみたいで。

 

「とらぶるゥ~??」

「ぐるるるぅ?」(←訳:何ですかぁ?)

 

 印刷か製本、或いはその前の段階で、でしょうか。

 何らかの原因で、

 本来ならば42ページにあたるページが41ページに、

 41ページが42ページになってしまった、

 という事故が起きたのです。

 

 この造本ミスが相当な部数に及んだらしく、

 私ネーさの行きつけの書店さんでは全冊が事故本、

 ミスを修正した第二版の入荷予定は不明なので

 事故本でもいいというのなら販売しますけれども、

 修正版との交換したい場合は

 お客さまが出版社と直接交渉してください、

 ……とのことで。

 

「ふわわァ~…!」

「がるるるぐるる!」(←訳:タイヘンなんだ!)

 

 事故本と承知の上でお店に出すとは、

 出版社さんも色々タイヘンな事情を抱えておられるのね、

 と推測しつつ、

 いやぁ~もう、

 少しくらい造本ミスがあってもいい、

 早く読みた~い!と考えた私ネーさ、

 買ってきちゃいましたよ、第11巻!

 結果から申し上げますと。

 

 買って損なし!

 造本ミスなんて忘れちゃうほど

 面白かった~!!

 

「こんかいはァ、でてきまスゥ!」

「ぐるるるる!」(←訳:ガロくんが!)

 

 ガロくんも、

 雪の山荘で知力を発揮した相良レンくんも、

 この11巻では躍動してます♪

 知力といえば、

 ライカさんの洞察力にも

 ゾクゾクさせられますね。

 

 特に、ガロくんや

 ハヤさん&オトヤさん兄弟が登場する

 episode14.5『気がつけば潮目』は、

 一気にストーリーが進行した?!?

 謎の解明に近付いたのか?!?と思わせる展開で、

 早くも第12巻刊行が待ち遠しくなりますよ。

 

「きをつけてェ、がろくんッ!」

「がるるぐるがる!」(←訳:危機はまだ続く!)

 

 巻末には、

 著者・田村さんによるあとがき

 『おまけのたむたむたいむ』、

 結婚情報誌『ゼクシィ』に掲載されたコラボマンガ

 《番外編 ある結婚の風景》、

 『ドラマ《ミステリと言う勿れ》撮影レポ』

 も収録されています。

 

 この撮影レポにね、また感激させられてしまって……

 俳優としての菅田将暉さんに惚れてしまうこと必至!

 

「どらまのォ~つづきはァ?」

「ぐるるがる!」(←訳:見たいよう!)

 

 斯くの如く、

 コミック派とドラマ派、

 どちらのファンの方々も

 きっと大満足の『ミステリと言う勿れ』第11巻、

 皆々さまに激おすすめですよ!

 

 なのですが、

 前述しましたように、

 造本ミスのない版をお求めの御方は、

 購入前に書店さんで確認するか、

 出版社さんに問い合わせしてみてくださいね。

 

 

 

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~ 効きめ、保証付き? ~

2022-06-09 23:31:20 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 くッ、くくくゥ、くるしィ~ッ!」

「がるる!ぐるるがるるr~!」(←訳:虎です!気圧のせいだ~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 梅雨シーズンに付きものの、

 頭痛、関節痛、だるさ、疲労……

 と、ぐったり気分な日の読書タイムは、

 さあ、↓こ~んな御本を、どうぞ~♪

  

 

 

     ―― 薬も過ぎれば毒となる ――

 

 

 著者は塔山郁(とうやま・いく)さん、

 2019年5月に発行されました。

 『薬剤師・毒島花織の名推理』と副題が付されています。

 

「ううゥ、たすけてェ~!」

「ぐるるる!」(←訳:痒いよう!)

 

 かゆい。

 痒くて痒くて、もう仕事に集中できない。

 

 ホテルマンの水尾爽太(みずお・そうた)さんは、

 フロント業務をこなしつつも、

 痒さに身悶えしています。

 

 泣きたいくらいにしつこいこの痒みは、

 えーと、いわゆる、水虫……というヤツで、

 お医者さんに診てもらって、

 処方された薬もきちんと使っている……のに。

 良くなる、どころか、悪化しちゃってる?

 

「かゆいのはァ、つらいのでスよゥ~…」

「……がる~?」(←訳:……でも~?)

 

 何か変だな?とも思う爽太さんです。

 症状が改善しないのは、

 僕に問題がある……のではなく、

 お薬に問題があるのでは?

 このお薬、僕には会っていない、とか?

 

 悩みまくる爽太くんに、

 答えを提示してくれたのは、

 薬剤師の、

 毒島花織(ぶすじま・かおり)さんでした。

 

「おなまえにィ、どッきりィ!」

「ぐるるるる!」(←訳:毒だなんて!)

 

 ええ、お薬を扱う職業なのに、

 《毒》なんていう字が名前になっていたら、

 爽太さんは、そして私たち読み手も

 警戒してしまいますけれども、

 ご安心ください、毒島さんは良いヒトです。

 

 毒島さんの提案を受け入れた爽太さんの病状は、

 みるみる快方に……!

 

「ふううむゥ!」

「がるるるぐるるがる!」(←訳:スゴイぜ薬剤師さん!)

  

 お薬というモノの本質に、

 薬剤師というお仕事に、

 そしてなにより毒島さんに、

 爽太さんの心は動かされます。

 

 そんなところへ、

 お薬絡みのクレームが持ち込まれ、

 真面目なホテルマンたる爽太さん、

 トラブルを解決すべく奮闘する事態に?

 

「おくすりィとらぶるゥ?」

「ぐるがるるる!」(←訳:厄介そうだよ!)

 

 お薬にまつわるミステリ、であり、

 人間関係のもつれをも

 するるっと解(ほど)いてゆく連作ミステリは、

 ミステリ好きさんに、

 お仕事小説好きな方々にも

 おすすめですよ。

 

 薬剤師さんのお仕事ぶりや倫理観にも、

 なぁるほど、と唸らされる人気シリーズの第1作、

 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 

 

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~ 煉瓦の街を、800日 ~

2022-06-08 23:30:55 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 きょうからァ~ぽわろさんッ!」

「がるる!ぐるるがるる~!」(←訳:虎です!美術がステキ~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 『シャーロック・ホームズの冒険』が終了して、

 今日6月8日からBSプレミアムで放送開始となるのは、

 『名探偵ポワロ』。

 1920~30年代の衣装や美術にうっとりしつつ、

 はい、読書タイムも敢行いたしますよ♪

 本日は、こちらの文庫作品を、どうぞ~!

  

 

 

       ―― 800日間銀座一周 ――

 

 

 著者は森岡督行(もりおか・よしゆき)さん、

 写真は伊藤昊(いとう・こう)さん、

 2022年4月に発行されました。

 『AROUND GINZA IN 800DAYS』と英語題名が付されています。

 

 資生堂さんのwebマガジン『花椿』に連載された

 《現代銀座考》を一冊にまとめた文庫オリジナル作品は、

 “銀座について40回書いた記録“

 とも申せましょうか。

 

「ぎんざはァ~とくべつゥ!」

「ぐるるるがる!」(←訳:発祥の地だよ!)

 

 現在、資生堂さんの本社があるのは汐留、

 なのだそうですが、

 1872年に『資生堂薬局』が誕生したのは銀座、

 今も『資生堂パーラー』『資生堂ギャラリー』が入る

 東京銀座資生堂ビルがあって……と、

 銀座と資生堂さんは切り離せない存在ですね。

 

 そして、『花椿』編集部さんが

 著者・森岡さんに依頼した文章のテーマも、

 《銀座と資生堂》でした。

 

「やぱりィ、ぎんざッ!」

「がるるぐる!」(←訳:お膝元だよ!)

 

 最初の執筆から始まって、

 およそ2年2ヶ月――約800日の連載機関、

 森岡さんは銀座を逍遥しては

 “銀座の良い面“

 を探しました。

 

 『資生堂薬局』が生まれた1872年は、明治5年。

 その年、銀座は大火に見舞われ、

 やがては関東大震災、

 第二次世界大戦敗戦など

 様々な出来事を経て、

 21世紀の“いま“に到ります。

 

「あらしのようなァ、ねんげつゥ~…!」

「ぐるがるるっる!」(←訳:でも生き残った!)

 

 関東大震災にも、戦争にも、

 コロナ禍にも屈することのなかった、

 銀座ならではの、歴史あるお店たち。

 

 和光さんの鐘、

 ビヤホールライオンさん、

 銀座三越さんに、画材の月さん、

 数多のギャラリー。

 

 日本でいちばん洗練された街である銀座の街には、

 意外にも、

 アジサイの花があちこちに咲いている?

 

「ほほゥ?」

「がるるるる!」(←訳:そうなんだ!)

 

 銀座 木村屋総本店さんの看板を書いたのは、

 山岡鉄舟さんで、

 木村屋さんの小ぶりなあんぱんは、

 鉄舟さんは大のアンパン好き。

 ジョン・レノンさんも、

 このお店のあんぱんが好きだった……。

 

「ときどきィ、ちょッぴりィ~」

「ぐるがるる!」(←訳:脱線します!)

 

 お店めぐりの合間に、

 森岡さんの意識はふわふわと飛んで、

 昔むかしの銀座へ。

 エッセイに空想が加味されて、

 銀座の空も一緒に広がってゆくかのようです。

 

 忙しく人が行き交う銀座の街を、

 あせらず、ゆっくり、の800日。

 エッセイ好きな活字マニアさんに

 おすすめの一冊ですよ。

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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~ キラキラは、数限りなく? ~

2022-06-07 23:33:47 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 そろそろォ、あじさいィ~みごろォなのでスゥ!」

「がるる!ぐるがるぐるがるる!」(←訳:虎です!青も白も紫もいいね!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 アジサイで有名なお寺が多い鎌倉では、

 週末の車両通行規制が始まったようです。

 明月院や建長寺、長谷寺の花散歩を夢見つつ、

 さあ、本日の読書タイムは、

 こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

    ―― デザインのひきだし №46 ――

 

 

 編者はグラフィック社編集部の皆さん、

 2022年6月に発行されました。

 デザインのプロフェッショナルさんに、

 そしてデザイン好きなアマチュアさんにも

 毎号大人気の『デザインのひきだし』最新号の特集は、

 《箔押し&箔加工編》!

 

「きらきらァでス!」

「ぐるる~!」(←訳:目映い~!)

 

 《箔(フォイル)》。

 書籍のカバーや、雑誌のタイトル名、

 パッケージのロゴ、商品のラベルなど、

 キラキラな輝きで人目を惹きつけたい!と思う箇所に、

 しばしば使われるのが

 箔加工です。

 

 この『デザインのひきだし 46』では、

 箔の分類、

 箔押し&泊加工の技術や加工方法、

 さまざまな箔加工製品の実例といった

 箔の基本から応用までが

 懇切丁寧に解説されているんですよ。

 

「わきゃきゃッ♪ おもしろいィ~!」

「がるっるぅるる!」(←訳:見入っちゃうよ!)

 

 以前は、箔を使った印刷加工といえば、

 ほぼ全てが『箔押し』だった、といいます。

 それが近年は、

 実際には箔を押してつけているのではなく、

 色々な手法で箔をつける『糊』を刷り、

 そこに箔を転写することで

 素材に箔を施すタイプが出現しました。

 

 書籍、文具、ボトルのラベル、

 マスキングテープ、名刺……

 こんなところに箔が!

 これも箔だったのか?

 と驚いてしまう箔押し加工製品の数々や、

 箔加工に強い印刷所さんも紹介されています。

 

「とどめはァ~」

「ぐるるがるる!」(←訳:セルフ箔押し!)

 

 印刷所さんほど高精度高技術な

 箔押しではないけれど、

 アマチュア向けの”箔を自分で楽しもう”のページには、

 さらにびっくりさせられました。

 

 USB接続でペン先が熱くなる特殊なペンを用い、

 マーカー感覚で箔押しできる

 『メタリックデコペン』。

 

 カーボン転写紙の要領で箔押しできる

 『Kiraha―煌葉』。

 

「ちゃれんじィ~してみたいィ!」

「がるるぐるる!」(←訳:自宅で箔加工!)

  

 特集に連動しての《ふろく》は、

 箔押し&泊加工サンプルBOOK、

 『Kiraha―煌葉』の星座テンプレート入りセット、

 本の小口(断面)に箔押しする

 『三方金』を施したノート、

 の3つです。

 

 そうしてもうひとつ、

 注目すべきは、表紙!

 

 紙の地の色、

 箔の種類を組み合わせて、

 出来上がった『デザインのひきだし 46』表紙の種類は、

 1000パターン!

 

「むむゥ! そこまでェ~やるでスかッ?」

「ぐっるるる!」(←訳:やったんだ!)

 

 今日6月7日現在、ネット書店さんでは

 一時的に在庫切れ、

 となっている『デザインのひきだし 46』、

 実店舗の書店さんには在庫があるようです。

 私ネーさも、地元の書店さんで購入しました……が、

 1000パターンある中から

 どんな配色のものに出会えるかは、

 運を天に任せるしかありません♫

 

「うふふッ!」

「がるるっ!」

 

 デザイン好きな方々は必読必携の一冊です。

 ぜひ、書店さんのアート本コーナーで

 実物のキラキラ表紙を探してみてくださいね~♪

 

 

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~ こいぬ世界に、星がふる ~

2022-06-06 23:14:17 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 はひゃッ? つゆゥいりィ~??」

「がるる!ぐるがるぅ~?」(←訳:虎です!もう梅雨ぅ~?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 いっきなり梅雨入りしてしまった関東エリア……

 雨続きでしょんぼりしがちな日の読書タイムは、

 さあ、うふふクスクス♪と笑顔をもらえる

 ↓こちらのコミック作品を、どうぞ~!

  

 

 

       ―― 小犬のこいぬ 3 ――

 

 

 著者は うかうか さん、2022年5月に発行されました。

 《小犬のこいぬ》シリーズ第3作です。

 著者・うかうか さんのもうひとつの人気シリーズ

 《貼りまわれ!こいぬ》とはまた別の、

 こいぬちゃんの可愛らしさが今回もMAX!

 

「ふじょうりィ、なのでスゥ!」

「ぐるっるがぅるぐる!」(←訳:ドジっ子ちゃんです!)

 

 そこは、こころ優しい犬たちが暮らす世界。

 主人公のこいぬちゃんも、

 その世界の片隅で、

 美しくもつつましく、

 犬生を謳歌しています。

 

 美味しいものに目がなかったり、

 やったことのないスポーツに挑んでは失敗したり、

 トラブルを起こしたり、

 トラブルに巻き込まれちゃったり。

 

 たまには、はぁ~疲れたなぁ~…と、

 溜め息することもあるけれど、

 そんな時、こいぬちゃんを癒してくれるのは、

 かわいいペットくん♫

 

「……かわいいィ??」

「がるる……ぐるるる?」(←訳:癒して……くれてる?)

 

 えへん、いいんです。

 物事すべて、主観次第。

 こいぬちゃんがカワイイと思えば、

 カワイイんです。

 

 たとえ、ちょっとばかり得体が知れなくとも。

 何の動物か分からず、

 鋭いツノを持っていても。

 こいぬちゃんにとっては、かわいいペットくんなんです。

 

 そう、壁に貼られている手配書の、

 凶暴そうな“たずね動物”の写真が、

 ペットくんにそっくり、いえ、

 なんとな~く似ていなくもないように思えても、

 気にしない、気にしない。

 

「あわわッ! そこはァ~!」

「ぐるがるるる!」(←訳:気にしようよ!)

 

 摩訶不思議なペットくんをめぐる

 描きおろし長編『こいぬとペット』は、

 ほんのりミステリアスな幕開けから、

 後半は大迫力のサスペンスSF巨編へ?!?

 

 他にも、

 御本のあちこちに描きおろし作品や

 イラストなどが加筆されているので、

 こいぬくんのコミックは

 もうSNSで読んだわ~という方々にも

 読み応えある一冊になっていますよ。

 

 また、紙の書籍版には

 ↓こ~んな特典シールが封入されています。

  

「あはァ♫ いいィかんじィ~!」

「がるるぐるるがるる!」(←訳:これがこいぬライフ!)

 

 ネットで読んでも、

 紙の書籍で読んでも、

 可笑し楽しいこいぬちゃんのものがたり。

 私ネーさのおすすめは、

 本文81ページの『かき星』です。

 コミック好きさんはもちろん、

 ファンタジー&コメディ好きな活字マニアさんも、

 ぜひ、ご覧になってくださいね~♪

 

 

 

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~ 万巻の書物はささやく ~

2022-06-05 22:10:10 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 そこはァ、まほうのォくにィ??」

「がるる!ぐるるがるぐる!」(←訳:虎です!魔法の横丁かも!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 私たち活字マニアにとって、

 そこは……魔法の杖を売っている

 ダイアゴン横丁のような存在、でしょうか。

 さあ、本日の読書タイムは、”その場所”を舞台にした

 こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― 古本食堂 ――

 

 

 著者は原田ひ香さん、2022年3月に発行されました。

 ええ、本好きさんはもう気付いちゃいましたね、

 活字……魔法の横丁……古本……とヒントが揃えば、

 答えは……神保町!

 

「ほんのォ~まちィ!」

「ぐるるがるる!」(←訳:新刊も古書も!)

 

 先日は、三省堂書店さんのビルが

 建替えのためにクローズされることがニュースになりました。

 三省堂さんのように大きなビルがあれば、

 古書のテナントが集まる古書センターや、

 洋書屋さんや、専門書を扱うお店、

 小さな古書店さんも、と

 神保町にはさまざまな《本の店》がありまして、

 その中の一軒――

 

 『鷹島(たかしま)古書店』は、

 ビルの1階に店舗を構える

 小さな古書店さん、です。

 

「あうゥ? しまッてまスよゥ?」

「がぅっるーるぐるる……がるっ!」(←訳:シャッターが下りて……おおっ!)

 

 ずっと閉まったままだったお店のシャッターが、

 お久しぶり~♫というかのように、

 カラカラと開けられてゆきます。

 

 開店準備をする女性は、

 鷹島珊瑚(たかしま・さんご)さん。

 

 お店周りの道路を掃除してゆく様子は、

 とても手慣れたものに見えます……でも、実は。

 

「しんじんさんッ!」

「ぐーるーがる!」(←訳:ルーキーです!)

 

 珊瑚さんの兄・滋郎(じろう)さんこそ、

 『鷹島古書店』の店主さん、でした。

 

 でした、と過去形で書かねばならぬのは、

 滋郎さんが急な病で倒れ、

 家族の看取りも間に合わぬまま、

 旅立ってしまったから。

 

 北海道の実家を出た滋郎さんは、

 結婚をせず、子も孫もなく、

 『鷹島古書店』を残して去ってゆきましたが……

 

   はたして、兄は何を望んでいたのだろう?

   私は、このお店をどうすべきなのだろう?

 

 古書が並ぶ本棚にハタキをかけ、

 レジのお手入れをしたりしながら、

 珊瑚さんは思いめぐらせます。

 

「むむゥ? まさかッ?」

「がるるるるぐるるるる?」(←訳:珊瑚さんが本屋さんに?)

 

 本屋さんで働いた経験、なし。

 古書売買のノウハウ、なし。

 東京で暮らしたことも、なし。

 そんな珊瑚さんが、

 本の街・神保町で古書店経営?

 

 読み手の私たちは応援しつつも、

 うわあ大丈夫かなぁ?とドキドキ、

 珊瑚さんの親戚の美希喜(みきき)さんも、

 お店にやって来るお客さんも

 なんだかハラハラ。

 

 はたして、

 珊瑚さんと古書店の未来は……?

 

「がんばッてェ、さんごさんッ!」

「ぐるるるがるる!」(←訳:ボクらが味方だ!)

 

 古書店主・滋郎さんの

 言葉に出来なかった想いは、

 いったいどこで見つかるのか。

 みつかるとしたら、

 そこは――

 

「もっちろんッ!」

「がるるぐるぅ!」(←訳:この街でしょ!)

 

 ページを捲るごと

 神保町へ行きたくなる稀有な物語は、

 書物と神保町を、

 大小の本屋さんが立ち並ぶあの街を愛するすべての方々に、

 激おすすめの一冊ですよ。

 活字マニアの皆さま、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

 

 

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~ 夜空に、天馬が ~

2022-06-04 23:30:11 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ぎゃわわわァ~ッ! いつのまにィ~??」

「がるる!ぐるる~!」(←訳:虎です!怖いよ~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 うわあっ! 我が家の軒先、玄関ドアのすぐ上に、

 蜂が! 蜂が巣を作った~!?!

 直径5㎝足らずの小さな巣だけれど、

 これは撤去するしかない!と、大騒ぎの一日でした。

 さあ、ここからは気を取り直して読書……をサボり、

 本日は↓こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪

  

 

 

     ―― 彫刻刀が刻む戦後日本 ――

 

 

 東京・町田市の町田市立国際版画美術館にて、

 会期は2022年4月23日~7月3日(月曜休館)、

 『Post-War Japan as Inscribed by the Printmaker's Knife』

 と英語題名が、

 『2つの民衆版画運動』と日本語副題が付されています。

 

「ふむむッ? はんがッ?」

「ぐぅっるがる~?」(←訳:ちょっと地味~?)

 

 版画作品、

 それもモノクロの木版画、って

 企画展のテーマとしては少々地味じゃないかしら?

 と御心配の方々もおられましょうが、

 いえいえ、そんなことはありません♫

 なぜって、↓こ~んな人気作品も出展されているんですよ。

  

「おおおゥ! これはァ!」

「がるぐぅる!」(←訳:キキちゃん!)

 

 展覧会チラシ(フライヤー)の表紙になっているのは、

 『天馬と牛と鳥が夜空をかけてゆく 

  (《虹の上をとぶ船・総集編2》より)』。

 

 青森県八戸市湊中学校養護学級の生徒さんたちによって

 1976年に制作されたこの版画作品は、

 宮崎駿さんの映画『魔女の宅急便』に登場する

 或る絵画のモデルになっています。

 

 画家ウルスラさんの

 森のアトリエにあった絵画、ですね。

 

「ふァいッ! おぼえてェまスゥ!」

「ぐっるるがるぐっるる!」(←訳:すっごい迫力だったよ!)

 

 ウルスラさんが描いていたのは油彩画で、

 モデルとなったこの作品は木版画なのですが、

 空を駆ける天馬は美々しく凛々しく、

 やはり、共通する“なにか”が

 あるような気がします。

  

 この展覧会では、

 日本の多くの学校で版画を学ぶのはなぜか?

 を問いかけながら、

 第二次世界大戦後の日本で展開した

 2つの民衆版画運動を紹介してゆきます。

 

 《工場で、田んぼで、教室で、

  みんな、かつては版画家だった》――

 

 一本の彫刻刀が、

 黒インクが織り成す木版画の世界へ、

 皆さま、ぜひ♫

 

 

 

   では、ここで美味しいオマケ画像も!

   

   『ハーゲンダッツ ジャパン』さんの

   《期間限定 濃香 ロイヤルミルクティー》は、

   紅茶葉のほろ苦さと、

   控えめな甘さがちょうどよくて、

   美味なり~!

   「ぱくぱくぱくッ!」

   「がるるる~!」(←訳:おかわり~!)

   アイスクリームが美味しい季節になりました。

   熱中症に気を付けつつ、

   皆さま、どうか穏やかな休日を♫

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~ 旅するビーズたち ~

2022-06-03 23:17:14 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 はッぴィ~じゅびりィ~!」

「がるる!ぐるるがるーる!」(←訳:虎です!華やかパレード!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 エリザベス2世女王在位70年を祝う《プラチナジュビリー》のため、

 英国はお祭りモードですね♪

 絢爛たる騎馬パレードに見惚れた後は、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

  

 

 

        ―― アイヌのビーズ ――

 

 

 編者は池谷和信(いけたに・かずのぶ)さん、

 2022年4月に発行されました。

 『美と祈りの二万年』と副題が付されています。

 

 アイヌ文化――

 と耳にして、私たちが先ず思い浮かべるのは、

 『金カム』こと『ゴールデンカムイ』でしょうか。

 

 先日完結したばかりの

 野田サトルさん作『ゴールデンカムイ』は、

 6月17日には第30巻が発売予定、

 現在は東京で『ゴールデンカムイ展』も行われていて、

 その後、展覧会は関西に巡回すると聞いております。

 

「だいぼうけんッ、なのでスゥ!」

「ぐるがるるぐる!」(←訳:北の大地に風雲!)

 

 『ゴールデンカムイ』制作に際し野田サトルさんは、

 “カッコいいアイヌ“を描こうと考えた、といいます。

 

 そして、この御本では、

 よりリアルな、

 “アイヌのが受け継いできた美“、

 “アイヌが練り上げた美“が紹介されていますよ。

 

「たァ~くさんッ、あるんでスよゥ!」

「がーるるぐる!」(←訳:ビーズの種類!)

 

 ビーズにはさまざまな形状のものがあります。

 勾玉(まがたま)、管玉(くだたま)、丸玉(まるたま)、

 平玉(ひらたま)、棗玉(なつめたま)、みかん玉、

 算盤玉(そろばんたま)、切子玉(きりこたま)、

 臼玉(うすたま)……

 

 何らかの素材に穴を開け、

 紐を通して身につける《ビーズ》は、

 北海道では旧石器時代(約3万年前~1.2万年前)に始まりました。

 

 その素材とは、

 貝、コハク、ヒスイ、石、動物の牙や角などなど。

 

 やがて3~4世紀になると、

 南(本州)・北(大陸)から

 東南アジアや中央アジアなどの

 アジア広域を原産とするガラスビーズがやって来て。

 

 このガラスビーズが

 北海道の地にすっかり根付き、

 アイヌのビーズ文化が熟成されてゆきます。

 

「がらすのォ、くびかざりィ~♪」

「ぐるる!」(←訳:綺麗だ!)

 

 ガラス玉の首飾りは、アイヌ語で

 『タマサイ』。

 

 御本の前半部分では、

 ビーズが出土した遺跡の分布図、

 ビーズの伝来の経緯、

 アイヌの物語の中のタマサイ、

 といったビーズをめぐる歴史が、

 そうして後半部分では

 世界のビーズ文化と

 アイヌのビーズ文化が

 クローズアップされてゆきます。

 

 図版資料も豊富で、

 特に冒頭のカラー写真のページは必見ですよ。

 ブルーの丸玉ビーズの、

 なんともいえない美しさ……!

 

「ひょうしのォ、たまさいィもッ!」

「がるるぐる……!」(←訳:深い青だね……!)

 

 歴史好きな活字マニアさんに、

 服飾アート好きな方々にも、

 おすすめのノンフィクション作品です。

 世界を旅するビーズたち、

 旅のはての地で

 ビーズたちの身に起こる変遷の記録を、

 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 

 

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~ 推しは、この一作! ~

2022-06-02 23:36:19 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 きょうはァ~…うらぎりィにィ、ちゅういィでス!」

「がるる!ぐるるるがるぐる!」(←訳:虎です!日本史の岐路だよ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 旧暦の6月2日は《本能寺の変》が起きた日。

 なので、《裏切りの日》だそうですが、

 もしも明智勢の急襲が成功しなかったら……?

 日本の歴史は全く別物になっていたのかも、と思い馳せつつ、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらのDVDブックを、どうぞ~♪

  

 

 

  ―― シャーロック・ホームズの冒険 DVD BOOK ――

 

 

 宝島社のDVD BOOK全23巻は2009年に発行されました。

 英グラナダTVが制作した

 《The Advenntures of SHERLOCK HOLMES》シリーズを

 DVD BOOKにしたものです。

 

 前回記事でも言及いたしましたが、BSプレミアムの

 『シャーロック・ホームズの冒険』が最終回を迎え、

 あまりの寂しさ悲しさに本棚を引っ掻き回してみたら……

 そうだわ! これがあった~!

 という訳で、御紹介いたしますよ。

 

「ちょッぴりィ~ふるいィけどォ!」

「ぐるがる!」(←訳:内容充実!)

 

 グラナダTV版『シャーロック・ホームズ』は、

 現在、全巻ブルーレイBOXが発売されています。

 こちらのDVD BOOKは画質ではブルーレイに劣るものの、

 BOOK形式ならではの愉しみがあるんですよね。

 

 ページ数は多くありませんが、

 解説文、名場面の写真、出演者さんの紹介、

 そして、対訳!

 ドラマの中の台詞が英語/日本語対訳付きで掲載されていて、

 そうか、この英語原文はこう訳しているのかぁ、と

 勉強になりました。

 

 では、全23巻41話の

 どれがおすすめかといいますと――

 

「とくにィ、おすすめェなのはァ~」

「がぅーるるぐーるる!」(←訳:ファーストシーズン!)

 

 ↑いちばん上の画像は、

 DVD BOOK vol.2『海軍条約事件/ボヘミアの醜聞』。

 王座を揺るがしかねない大スキャンダルの顛末は、

 ファンの方々は御存知ですよね♫

  

 そして、↑こちらは、

 DVD BOOK vol.5『ギリシャ語通訳/ノーウッドの建築士』。

 

 『ギリシャ語通訳』には、

 お兄ちゃんのマイクロフトさんが初顔見世!

 ロンドンの奇人さんたちが集まる

 ディオゲネス・クラブ登場!

 窓辺の推理合戦!

 誘拐された通訳さんを探せ!

 と、見どころだらけです♫

 

「おにいィちゃんッ、ないすゥあしすとッ!」

「ぐるるるるがる!」(←訳:サスペンス満載!)

 

 他には『踊る人形』も『赤毛連盟』も、

 『マスグレーヴの儀式書』『六つのナポレオン』も

 大好きなんですけれども……

 

 私ネーさのイチ推しは……↓こちら!

  

 DVD BOOK vol.4『青い紅玉/ぶなの木屋敷の怪』!

 

 『ぶなの木屋敷の怪』で

 住込み家庭教師・ヴァイオレット・ハンターさんを演じる

 ナターシャ・リチャードスンさんが、

 とてもとても愛らしくて、

 これぞヒロイン!と感情移入してしまいます。

 目が離せないとはこういうことね♫♪

 

「ものがたりィもォ~…」

「がるるぐるるるるる!」(←訳:最高にミステリアス!)

 

 ドラマ放送の時間帯には

 ファンの方々によるツィートでSNSが盛り上がったり、

 本当に楽しゅうございました。

 どうかNHKさん、

 近いうちに再放送を!

 

「ぜひィ!」

「ぐるるがるるる!」(←訳:お願いなのです!)

 

 来週からは、

 『名探偵ポワロ』が放送される予定です。

 ミステリ好きな方々、

 クリスティさんのファンの方々も、

 BSプレミアムをご覧になってくださいね~♪

 

 

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~ 科学で《もしも?》を ~

2022-06-01 23:09:28 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ううッ、うわわァんッ、ぐすんッ、ぐすんッ!」

「がるる!ぐるるるる!」(←訳:虎です!寂しいよう!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 BSプレミアムで放送している

 グラナダTV版『シャーロック・ホームズの冒険』も、

 ああ、今日6月1日が最終回となりました……

 素晴らしい役者さん&スタッフさんに、

 とりわけ主演のジェレミー・ブレットさんに

 超特大の拍手を送りながら、

 さあ、本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫

  

 

 

        ―― もしも科学大全 ――

 

 

 監修は今泉忠明さん(動物学者)、

 榎戸輝揚さん(宇宙物理学者)、

 絵は安楽雅志さん、2022年3月に発行されました。

 『ゾクゾクして やみつきになる!』と副題が付されています。

 

 科学における《もしも》――

 これってシャーロック・ホームズさんよりも

 チャレンジャー教授向けのテーマかもしれませんね。

 

「いろォ~んなァ、もしもッ!」

「ぐるるがる!」(←訳:宇宙と生命!)

 

 第1章『宇宙のもしも』

 第2章『生き物のもしも』

 第3章『地球のもしも』

 第4章『人間のもしも』

 

 と、4つの章で展開される

 《もしも……だったら?》は、

 

 《宇宙の終焉、ビッグクランチが始まるとどうなるのか?》

 《マンモスを現代に復活させるとどうなるのか?》

 《地球が丸ごと金になるとどうなるのか?》

 《人体を冷凍保存するとどうなるのか?》

 

 といった《Q&A》ですが、

 えーと、はたして、真面目なのか、

 フザケているのか……。

 

「たぶんッ、まじめェ?」

「がるぐるるがるる?」(←訳:半分くらい真面目?)

 

 例えば、えへん、

 こんな《?》が本文124ページで提起されています。

 

 《ティラノサウルスに食われるとどうなるのか?》

 

 ……そこは、中生代白亜紀。

 鬱蒼と植物が生い茂る森の小道を、

 のんびりお散歩する貴方の背後に

 忍び寄る巨大な影。

 

 そう、近年の研究で判明したことの一つは、

 ヤツらの嗅覚は鋭く、

 また、

 ティラノサウルスは群れで狩りをしていた可能性がある、

 とも言われています。

 

 そんな怪物に狙われたら……?

 

「ひとたまりィもォ、ないィでスゥ!」

「ぐるるがるぐるるる!」(←訳:逃げるのがいちばん!)

 

 逃げ足が遅かったら、ああもう、ダメです。

 ティラノサウルスの歯は、根元まで含めると

 長さが30㎝にもなるそうなので、

 パクリ!と、やらかされたら、

 どう頑張っても足掻いても

 ……勝てそうにないわね。

 

「やぱりィ!」

「がるるる!」(←訳:逃げよう!!)

 

 あんまりお喋りしてしまうと、

 ネタバレになってしまうので

 これ以上は話せませんが、

 『人体のもしも』では

 恐怖さえ感じましたよ。

 

 睡眠、痛覚、歯磨き……

 人間にとって必要な事柄が、

 或る日、有無を言わさず取り上げられてしまったら……?

 

「こわいィ!」

「ぐるるるがる!」(←訳:崩れ去る日常!)

 

 《もしも》が現実になったなら、

 その時、宇宙は、地球は、人間は。

 

 フザケているようで、

 真剣に考え始めると

 奥が深~い《もしも》の世界。

 理系さんも文系さんも、

 大人さんも少年少女さんたちも、

 ぜひ、覗いてみてくださいね~♪

 

 

 

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