喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『海鳴り』22号

2010-08-09 22:18:40 | 日記

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洸人さんの挿絵原画です。頒価、3000円です。

売上金は、しかるべきところに寄付されます。

お問い合わせは「輪」へ。

      

山 「ジーヤ」

  無視

山 「コラッ!ポチッ」

  無視(小さな声で「イヌとちゃう」)

山 「タバコとライター」

  無視

山 「あっ、金、持って来てないワ」

  無視

山 「マスターさん、貸しといて」

  無視

山 「マスター様、お貸し下さいませんか?」

  「しょうがない。お金に困った時はお互いさまや。助けてあげよ」

      

先日、編集工房ノアさんから頂いた『海鳴り』22は、いい読み物が並んでいた。

やはり山田稔さんはいい文章を書かれる。「シャンソンの話」は見事です。

そして、庄野至さんの「潤三に別れを告げに飛んできた小鳥たち」には胸突かれた。

天野元さんの「コロラドの三日月」も心に沁みた。中で、父君、忠さんの言葉、

「せんとアカンこと、しぃ」が特に胸に響いた。

他のどれもこれもいい文章だった。

最後の、涸沢純平さんの「二つの葬儀」では、登場人物が生き生きと描かれている。

暖かな人と人のつながりが描かれている。

涸沢さんも元々、詩を書かれていた人なのだ。

この本、希望者に差し上げております。まだ有ります。お申し出ください。

      

夜、隣保の寄り合いを「輪」で。

隣の地蔵祭りの準備の会。

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年に一度の大きな行事である。最近、街の地蔵さんのお祭りが、アチコチで絶えている。世

話する人がなくなってきたのだ。うちの隣の地蔵さんもかつては、大護摩を焚き、それはそれ

は盛大なお祭りをしたものだ。しかし、時の流れ、段々と縮小を免れず、今は御詠歌のみを

上げている。その御詠歌の導師をわたしが務めるようになって久しい。40代から務めてい

る。後ろに従って下さるのは、昔も今も、私より年上である。後継ぎがない。

      

明日10日(火)の「輪」のおすすめ定食は、

「冷やしうどん・シャケ寿司」セットの予定です。

よろしくお願いいたします。

      

8月12日から16日まで「輪」は夏季休暇を頂きます。

コメント (4)
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