喫茶 輪

コーヒーカップの耳

盗作の文学史

2011-01-18 14:20:22 | 本・雑誌

Img344 「輪」は今日もお休みを頂いてます。

お昼前に、2件ほどお弁当の注文電話が入りました。

2件といっても一件あたり、3,4人分をいつも注文して下さるのです。

申しわけなかったです。

木曜日から再開いたします。

tuさんはもう大丈夫なのですが、もしもお客様にご迷惑をかけるようなことになってはいけませ

んので、余裕を持って多めに休みを頂きました。

おかげでホッコリしたお休みを頂いてます。お年玉をいただいたような気持ちです。

詩人の鳥巣さんから二枚頂いていたチケット。

Img640

女優、竹下景子さんが震災詩を朗読するコンサートです。

鳥巣さんの詩が朗読されるということで招待されておられたのだが、行けないのでと、私が頂

いていたのだった。

昨夜ありました。

わたし行けませんので、知人に行ってもらいました。

Img638

無駄にしなくて良かったです。

鳥巣さんありがとうございました。

気になっていた礼状を何本か書きました。

原稿も仕上げました。

読書もゆっくり出来ます。

今、読んでいる本です。

Img678 『盗作の文学史』

楽しそうなタイトルだが、読んでみると至ってまじめな堅い本です。

これ、宮翁さんにお借りしています。

その、本屋さんが包んで下さるカバーに宮翁さん、書き込みをしておられる。

Img679

「代作、贋作、欺作、盗作の違いは?」

「所有者(?)創作者…に断れば、許可を得れば盗みは成立しない。また盗まれた人が故人

だったら?”犯意”の有無」

「盗まれた人が訴えたとき盗作は成立する。また第三者がその行為をとりあげ公表した場

合」

「頂戴する。いただく、貰う、借りる…と盗むの違いは?」

「一盗二婢三妾という場合の”盗”には所有者がある。当人は納得している」

「”盗む”の語源は八説ある」

こんなこと書いて下さっていたら読みたくなりますねえ。

わたし、新聞の連載小説は読まないのです。ずーっと昔は読んでましたがここ何十年も読ん

でません、というのは誤りで、一昨年五木寛之さんの「親鸞」をふとしたことから読み始め、と

まらなくなり最後までお付き合いしました。さらに単行本を予約して買いました。その本、今は

どなたかの手に渡っています。そして昨年一年、また新聞小説は読んでません。ところが正

月からまた「親鸞」(激動変)が始まったのです。読んでます。また止まらなくなりそうです。

今日、こんな箇所がありました。

「謙遜も度が過ぎると自慢にきこえる」

一瞬、ハッとしました。胸に手を当てました。

わたし、昨日のこのブログに書いてます、「無学なわたしは…」と。

もしかしたら、そう取られる恐れがあるのではないかと。滅相もありません。

わたし、自分のことを学歴がないから「無学」などと言っているのではありません。本当に勉強

が足りないと思っているのです。正直言って、本は多少読んでますが、わたしの周りにいらっ

しゃる方がみなスゴイ教養をもった人なのです。宮崎修二朗先生はじめ、その人たちには教

わることばかりなのです。もっと早くに気がついて勉強をすれば良かったのにと思っているの

です。

明日19日(水)も「輪」は休ませて頂きます。

20日(木)より再開いたしますので、よろしくお願いいたします。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする