喫茶 輪

コーヒーカップの耳

震災後遺症

2011-01-30 16:06:22 | 日記

Cimg0928

常連のお客様に、タイル施工業を営んでおられるS水さんという人がある。ユニークな人で、

この人のこと、何度か『kobecco』に書いた。3年前に心臓の大手術を受けておられる。

先日その人に、年末に店を掃除していて見つけた物を見せた。16年前の地震の際に店の入

り口の装飾タイルが少し欠け落ち、その数個の小片である。いつか修理しようと思いながら保

存場所を忘れていたのだった。

「これ、いい接着剤ないでしょうか?」と尋ねました。実は彼、何年も前、この店に出入りする

ようになってから気になっていたのだと。しかし、ここに合う材料が無くて、と。

それを持ち帰ってから数日。かれは毎日来店して下さっている。のに、わたしの全く知らぬ間

に修理がしてあった。翌日ぐらいに黙って修理して下さっていたのだ。素知らぬ顔をして。

施工前→Cimg3601   施工後→Cimg3616

わたし、やっと気づいて、「修理代は?」と聞いても、「要らない、要らない」と。

明日31日(月)の「輪」のおすすめ定食は

「豚肉しょうが焼き」の予定です。

よろしくお願いいたします。

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いいエッセー

2011-01-30 11:05:26 | 日記

今朝の神戸新聞。

「阪神沿線ドラマティックフォト&エッセーコンテスト」の優秀作品賞。

村田隆志さんの「芦屋駅での時間」。

Img701 クリックして75%に縮小して読んで下さい。

神戸新聞さん、拝借お許しを。

これはいいエッセーです。思わず、そばにいた家内に読んでやりました。

読みながら胸つまる思いがしました。この短さで、これだけの感動!

一人でも多くの人に読んでもらいたいです。

コメント (2)
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