長く続いているお食事会がある。
ある会社に勤めておられた人のＯＧ会である。
段々と人数が少なくなって、今日のご予定は6人。
ところが時間になってもお一人が見えない。
わたしが代わりに電話してみる。
「皆さん、待っておられますけど」
「はあ？なに？」
「今日のお食事会ですが」
「男の人がなんで？」と不審がられた。
そこで、メンバーのお一人に代わってもらう。
やっと話が通じて、忘れておられたのだと。
そこで、わたし、
「ぼくにも家内がおりますので、よその女性をお食事にお誘いするのはちょっと…」
ここで、すでに来ておられた5人さん、大爆笑でした。
皆さま、80歳以上の女性です。
次に書くもののため入手した。
『厄除け詩集』（井伏鱒二・筑摩書房）
古い上に安価なのを注文したので傷んだのが来ると思っていたが、美品だった。
箱も本体もほぼ新品同様。
実はこの本、入手しなくても原稿は書けると思っていた。
だが、間際になってやはり一度見ておこうと思って買った。
正解だった。
「あっ、そうだったのか！」ということがあった。
ある程度書けていた原稿を手直しした。
やはり現物に当たらねばならない。
良かった。
