喫茶 輪

コーヒーカップの耳

表敬訪問

2013-11-16 16:08:18 | 宮崎修二朗翁

宮崎先生を表敬訪問してきました。約一ヶ月ぶり。
先生、まあまあお元気。でも食欲がないのだとか。

Cimg7867
2時間近くお話を伺いました。
先に書いたブログhttp://blog.goo.ne.jp/coffeecup0816/d/20131110に訂正があります。
六月社書房のことです。
司馬(福田定一)さんの本が宮崎先生の提案で出たように書いてますが、間違いでした。
先生は関与しておられないとのこと。
また足立巻一先生の詩集『夕刊 流星号』も違うと。
ただ、ご自身の『文章の書き方10日間』は、自分が提案した企画(ハウツーもの10日間)で、もちろんご自身のものを出すつもりはなかったのに「それじゃあ最初はあなたので」と言われて10日間で書いたものですと。今では恥ずかしいものだから回収したい気持ちだとのこと。

六月社書房については他にも興味深い話をお聞きしました。
先日高橋輝次さんが出された『ぼくの創元社覚え書』という本に載っている中で間違いがあることも教えて頂いた。また改めて書きましょう。

コメント (2)
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『柳田國男アルバム 原郷』

2013-11-16 09:40:46 | 宮崎修二朗翁

福崎町の柳田國男記念館から『柳田國男アルバム 原郷』が送られて来た。宮崎翁のご配慮による。

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わたしは以前に入手しているが、それは初版本で昭和63年発行のもの。
今回のは改訂版である。多少編集に変化があるが内容は全く変わらない。
この本、版権を宮崎翁が記念館に寄贈なさったと聞いている。
巻頭に大きく写真が。

Cimg7863

見開き、B4の大きさになる。
文章もさることながら、掲載されている写真が素晴らしい。
みな宮崎翁の手になる写真である。
柳田國男の産土の地、辻川の懐かしき風景である。

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このように多くの写真に人物が配されている。
その時代でしか撮影できない写真である。
単に景色だけではない。人物が配されることによって画面に人肌のぬくもりが漂う。
アングルもいいし、タイミングも素晴らしい。宮崎翁は文筆家というだけではなく、写真家としても立派なものだと思う。
これらの写真を写したカメラは、たしか某詩人に戴かれたものではなかっただろうか?そんな話をお聞きしたことがある。
そうだ、今日、翁を表敬訪問してみよう。そしてお尋ねしてみよう。

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