喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『次の本へ』

2018-11-29 15:53:00 | 本・雑誌
電話がかかってきた。
「くらくどーの…」と。
てっきり何かの営業だと思った。
だから警戒心丸出しの対応をしたと思う。
だいたいこういう営業の電話には、わたしは年寄りのふりをして撃退する。
実際に年寄りなのだが、さらにわけわからん爺さんに化ける。
ところが今日のくらくどーさんは違った。
「K新聞のHiさんも一緒にお詫びに行きます」とのこと。
それなら間違いない。
で、お二人で来てくださいました。
くらくどーのI井さんとK新聞のHi記者さん。
Hi記者さんにはこれまで何度もお会いしている。

I井さんは、この本を示して、
誤植がありましたと。
わたしの名前の字を間違って印刷してしまったというのだ。
珍しいですね、新聞社さんの仕事なのに。
「間違ったものは仕方ないです」とわたし。
しかし、あの記事が本になるとは知らなかった。
2年前のHo記者さんが取材してくださって載った「次の本へ」。
わたしは足立巻一先生の『夕暮れに苺を植えて』と灰谷健次郎さんの『お星さんが一つでた』を取り上げたのだった。

せっかくお二人でおいで下さったので、色々本の話や足立先生や宮崎翁のことなどをお話しました。
暇にしているわたしにとっては刺激的な時間でしたが、お忙しいHi記者さんにとっては迷惑だったかも。
ごめんなさい、お引止めして。

あ、そうだ。本のそでに描かれているイラストはわたしだということです。


←クリック。
イラストライターは朝野ペコさん。
あれ?わたしいつの間に左利きになったのかな?


この本『次の本へV3しごと編』(苦楽堂)は12月10日より書店への出荷が始まるそうです。
お買い求めいただければ幸いです。さて、わたしの名前はどうなっているでしょうか。

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書き手と編集者

2018-11-29 07:14:05 | 神戸っ子
今朝の神戸新聞「正平調」ですが。
←クリック。
向田邦子さんのことから書き起こして、流石に上手いもんですね。
そして《雑誌連載中でも「書き手と編集者が一度も顔を合わせないこともあるとか」。》が出て来て、わたしは「アッ」と思った。
大きな雑誌ではないけれど、わたしもタウン情報誌「KOBECCO」に連載のページを持たせて頂いていて、20年近くになる。
最初の担当編集者Yさんは二度ばかり「輪」を訪れて下さった。
二人目の担当者Tさんも何度かご来店くださった。
T編集長さんはこの前、見舞いに来てくださった。ところが、
今の編集者のIさんとは顔を合わせたことがないのだ。
全てメールと電話でのやり取りだ。もう何年にもなるのに。
それでたしかに用は足りている。でも…。
コメント (1)
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