喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「六甲」987号

2019-03-14 13:25:52 | 文学
「六甲」987号です。


来年には、1000号になるのですねえ!
これはスゴイことです。
そこに3年前から随想を書かせていただいています。
今号は「牧水の恋」と題して。
←二段階クリック。

これは「つづく」とは書いてませんが、次号に続きます。もう原稿は書けてますが。

と、話はこれでは終わりません。
実は今日、「六甲」短歌会の会員さんのお一人が「喫茶・輪」にご来店くださいました。
「いつも随想を読ませていただいてます」と言って。
これは初めてのことで、うれしかったですね。
いろいろとお話させていただきました。
そのSさんの短歌、3月号から一首ご紹介しましょう。

「入院し予定すべてをあきらめてぽっかり白い時間を漂う」

これはわたしも昨年体験しましたのでよく解ります。
入院の歌、八首並んでます。
そうか、この人も最近入院体験をされたのだ。
ちなみにSさん、拙著『触媒のうた』も購入してくださっていました。
ありがとうございます。
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「母と娘のきり絵とうたの世界」

2019-03-14 07:52:17 | アート・文化
こんな案内状が届いています。


会場の地図です。←クリック。
薬谷母娘でのイベントですが、お母さんの礼子さんの「きり絵画集出版記念」とあります。
礼子さんの切絵展をその昔、「喫茶・輪」で開催したことがあります。
もう20年近く昔になるでしょうか?
子どもの世界を温かく表現したその切絵は、見る人の心も温かくしてくれるものでした。
それがこの度、画集になるということで楽しみなことです。

娘さんの佳苗さんは、メゾソプラノを披露されるとのこと。
兵庫県の歌曲の世界では十分に評価された歌手です。
彼女の歌声は、わたしも兵庫県芸術文化センターの神戸女学院ホールでお聞きしたことがありますが、素晴らしいものでした。

もう一つついでに申し上げますが、薬谷さんと知り合ったのは、わたしが三年間の工場勤務をした時。
ご近所の工場の経営者の奥様でした。
阪神大震災前後のことです。
そのころから彼女は切絵をやっていて、会社の事務所に飾ってあったのをわたしが目に留めたのでした。
その後、わたしが会社を辞めてからもお付き合いがあり、2001年、拙詩集『コーヒーカップの耳』の出版記念会にも出席してくださったのでした。
もっと言えば、わたしの初期の詩集、『工場風景』が生まれたのは、その工場勤務の体験からでした。
わたしの人生の中の、たった三年の節目の時でした。
わたしにとって、思いがいろいろある人のイベントです。

あ、そうだ、もう一点。このお母さん、礼子さんは童話も書かれるのだった。
毎年頂く年賀状に短い童話を載せておられたことがあった。

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