昨夜は久しぶりの川の字。
「たのしい磔刑」
子供の一人と背中あはせで
寝床のなかで寝て思ふのです
ーーこの子は鳩かな
ーーこの子は風琴かな
ーーこの子は鉱脈かな
鳩なら 飛べよ
風琴なら 歌へよ
鉱脈なら 光れよ
せまい寝床も
くるしい夜も
なんでもなく過ごせるのです
この動悸うつ木の柱にくくられて
手足もしびれる たのしい たのしい磔刑
竹中郁
今朝、目覚めると 隣でfumiも目を覚ましていた。
「こっちへおいで」というと、わたしの布団の中に入ってきた。
わたしのふところに入ってきた。
正に、鳩よ。
「たのしい磔刑」
子供の一人と背中あはせで
寝床のなかで寝て思ふのです
ーーこの子は鳩かな
ーーこの子は風琴かな
ーーこの子は鉱脈かな
鳩なら 飛べよ
風琴なら 歌へよ
鉱脈なら 光れよ
せまい寝床も
くるしい夜も
なんでもなく過ごせるのです
この動悸うつ木の柱にくくられて
手足もしびれる たのしい たのしい磔刑
竹中郁
今朝、目覚めると 隣でfumiも目を覚ましていた。
「こっちへおいで」というと、わたしの布団の中に入ってきた。
わたしのふところに入ってきた。
正に、鳩よ。